映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『エージェント・ウルトラ』

2016年01月29日 | Weblog
よい

ニマ・ヌリザデ 監督
ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、トファー・グレイス、コニー・ブリットン、ウォルトン・ゴギンズ、ジョン・レグイザモ、ビル・プルマン 出演

片田舎のコンビニでバイトする若者マイク・ハウエル。フィービーという恋人がいながら、ボンクラな毎日を送る典型的なダメ男だった。ところがある日、店に現われた謎の女性が彼に向かって意味不明な暗号のような言葉を発して立ち去る。その瞬間、彼の中で何かが覚醒する。直後、彼に襲いかかってきた2人の暴漢をスプーン1本で難なく退治してしまう。マイク自身すら知らない彼の正体は、CIAが極秘のマインド・コントロール実験で生み出したスーパー・エージェントだったのだ。やがてプロジェクトの封印を目論むCIAによって命を狙われるマイクだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354455





映画館で観た。

ウォルトン・ゴギンズが不死身すぎて笑える。なんかそういう特殊能力も付与されたのかもと思っていたがどうなんだろう? 

前半のコメディ要素が多い部分が楽しい。後半になるとだいたい展開が読めてくるのと殺戮が多すぎるのとできつく感じる人もいるかもしれない。

以下ネタバレ






内部協力者の苦悩(ドローンを飛ばしたあの人)がおもしろい。

完全体を自由にさせておいて、似たような不完全体を管理していたというのが変。しかも戦いがハデすぎる(笑)。

『ブリッジ・オブ・スパイ』

2016年01月19日 | Weblog
よい

スティーヴン・スピルバーグ 監督
トム・ハンクス、マーク・ライランス、エイミー・ライアン、アラン・アルダ、スコット・シェパード、セバスチャン・コッホ、オースティン・ストウェル、ウィル・ロジャース、ミハイル・ゴアヴォイ 出演

米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるドノヴァンだったが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353946





映画館で観た。

この監督の作品はあまり好きではなくて、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』くらいまでが好きな時代といってもいいかもしれない。『最後の聖戦』も『太陽の帝国』もおおげさすぎたりわざとらしくて好きになれなかった。



本作でも、東ベルリンとアメリカの壁超えの対比やふたりまえの食事のオーダーシーンが〈やりすぎ〉に感じた。列車内の新聞の掲載写真を見る女性の対比まででよかったのに……。



しかし、主人公のキャラクター(仕事に忠実な部分や相手への理解やわからせる能力)の描き方、ソ連や東ドイツの態度とそれに対する反応などとてもおもしろかった。

「わたしの次くらいに嫌われている」シーン、うまいなぁ。