中学校で、稲作を体験するようになってから、ずいぶん経ちました。
自分たちの育てたお米の収穫を祝う「収穫祭」や、こんなふうにお米を育てて収穫するのだという「自由の森へようこそ」での餅つきをしている光景を見ていると、新しく入ってきた1年生の人たちがこれからはじまる稲作に、どんなふうに向き合っていくのか、いろいろ楽しみです。
5年程前から、田んぼは2年生と1年生とが一緒になって、稲作の取り組みをしています。体験学習担当の堀内さんの提案で、ちょっと前から「田んぼ実行委員会」ができました。2年生の人たちが1年生の人たちに、これからはじまる「田んぼ」のいろいろを教えます。来年は、いまの1年生の人たちが、新しく入ってくる1年生の人たちに伝えるのです。
彼らに「田んぼ」を委ねて、大人の出番が無くなっていくのは、とてもいいことだと思います。とはいっても、出番は無くなることはありませんから、別のところで大人の支え方を考えます。
来週は田植え。
その前に、明後日の体育祭を、忙しい日程のなか、みんな頑張っています。
なかのー。