自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

終業の会・合唱交流

2014年07月19日 | 自由の森のこんなこと


自由の森学園も夏休みに入ります。

中高の1年生の人たちにとっては、いろいろの意味で「新しい学校」での4ヶ月目。これまでの4ヶ月間をちょっと振り返る夏休みになるといいな。

中高の3年生の人たちは、それぞれ修学旅行に行って、帰ってきました。行く前と行った後とで、明かな変化をみんなに感じています。

自由の森学園は今年、開校30周年の年。
実行委員会も立ち上がり、これまでもたくさんの準備をしてきています。
ちょっとおもしろいと感じていることは、在校生と卒業生の人たちとの関わり方。卒業生の人から聞いたことを、今日の終業の日に話しました。

  在校生の人たちの本気さ、純粋さに、やられてしまった

大人になって自由の森と関わろうとしてくれている卒業生の人から聞いた話。

何かを実現するとき、それをするためのいろいろの計算をして、「じゃやめよう」とか判断しちゃうことはたくさんあります。だけど、そういう計算を示されても、どうしてもしたいという強い気持ちを、かつて自分たちだってそう感じながらたくさんのことを実現してきた卒業生たちが、目の当たりにするんです。自分たちが「大人」となってしまう上で、忘れようとしたり捨ててきたことを、いまの自由の森の生徒たちに思いっきり触発されている。


人と関わることで、自分の中にまったく新しい何かが生まれるのだと思います。それがお互いの中に。もっともっと身近なところでもお互いに新しいものを生み出す機会もある。「学校」という場は、それを実現しやすいところではないかな。


合唱交流、中1から高3まで、たくさんの歌の声を聴きました。
すごくよかった。いろいろの学年の色も出ていてねぇ。

なかの。
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