自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

高校卒業式

2011年03月05日 | 自由の森のこんなこと
学校を卒業するということは、ひとりひとりに新しい時間がはじまるということ。
これまで過ごしてきた学校の時間で、さまざまなものを吸収したり貯えているものが、きっとたくさんあるのだなと思います。まだ形になっていないものも含めて。これから先の長い時間をかけて、みんなの内側にあるものがだんだんと形づくられていったり、表に出てきたりするのだろうなぁと思います。どんなふうな人になっていくのだろう。

卒業証書を授与する際には、ひとりひとりの名前が担任から呼ばれます。卒業生がそれに応えると、舞台に上がっているほかの卒業生たちが、その生徒の名前を発します。証書の授与台に向かうひとりひとりに、必ず声がかかるのです。そうしようと特に決めているわけではないとは思うけれど、ずいぶん前から自然にそういう雰囲気で、呼ばれた卒業生が花道に上がります。

たくさんのことを経験する場となった自由の森での最後の時間をつくっているのだなぁと、卒業していく人たちひとりひとりの顔を見ながら思っていました。
最後の合唱も、ほんとうにすばらしかった。

みんな、卒業、おめでとう!
なかの
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