自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

「言葉」と「和風」をジャズで表現

2006年07月21日 | 自由の森のこんなこと
7月11日に音楽科の協力で自由の森学園にアメリカ、ウイラメット大学から四人の音楽の教授たちがフリージャズのコンサートをしてくれました。

ウィラメット大学は東京国際大学と姉妹校で、今年、自由の森学園は最初の教育提携大学を東京国際大学と結んだというつながりで、この四人の方達は来たわけです。

この大学は音楽、絵画、演劇と芸術教育に熱心な全米でも有名な大学です。  ピアノ、エレキギター、ドラム、バイオリンでその場の雰囲気、その場で思いつくテーマで自由な音楽をかなでる「即興のジャズ」を演奏してしまうのには驚きました。

今まで、聞いた事もない音楽で、楽器の演奏の仕方も、例えばピアノの鍵盤ではなく、中のピアノの弦を直接、つま弾いてハープのような音を出してしまったり、エレキギターはコンピュターにつなげて独特な音を出すのには、びっくりしました。

会場からの生徒のリクエストで、「言葉」と「和風」というテーマで、その場でアドリブ演奏してくれました。この四人は全米・ヨーロッパで活躍し、イギリスのBBC放送で7月7日にも紹
介されていますが、演奏後150人も集まった生徒達の純粋に自分たちの演奏を聞いてくれた事に、大変喜んでいました。

大学でコンサートをすると、あまりにも斬新な音楽なので、演奏の途中で、帰ってしまったり、斜にかまえてしまうこともあったりしている者がいるのに、自由の森の生徒達は最初から終わりまで、真剣に私たちの音楽に聴き入ってくれた事に感謝したいと言っていました。


しおちゃん
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