自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

収穫祭

2013年12月04日 | 自由の森のこんなこと
今年の春から育ててきて収穫したお米で、餅つきをしました。
毎年毎年、いつもいつもおいしいつきたてのお餅をいただいています。ありがとうー。

米を蒸すための火を起こすチームができたり、餅米をつくために臼や杵を準備するチームができたり、つきたての餅をちぎったりきな粉とまぜたり大根をおろしたり。

蒸された餅米が臼にうつされて、杵を担いだ人たちが米を潰していきます。
蒸した米の炊き具合をとか言いながらつまみ食いしたりして、私も絡ませてもらいました。

あちこちで餅つきをするいい音が聞こえます。かけ声もあるし、つかれた餅と杵の音も。

みんなでたくさん食べました。私も頂戴しました。おいしかったー。ごちそうさま。

「田んぼ」の取り組みは中1・中2の学年の人しかできません。ここは蓄積の段階。中3になると、修学旅行の準備、そして卒業に向けた「自分たちの学びのイメージ」に向かいあう時間をつくっていきます。この日は、かつて自分たちが振る舞った経験をしている中3の人たちと一緒に、つきたて餅を食べました。

ここに集ういろいろの生徒たちと、餅を挟みながらいろいろ話をします。餅のおいしさだけでなく、これまでに溜めてきた愚痴や悩みとかも。

食べ物を一緒に楽しみながら、いろいろと話を聴く時間は、大切な時間となっています。
なかの。

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