自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

松井幹夫さんをしのぶ会

2012年06月17日 | 自由の森のこんなこと
学園の創立者のおひとりでもある松井幹夫さんが亡くなったのが今年の2月。84歳。
昨日、松井幹夫さんをしのぶための会を学校で行いました。

松井さんは80歳になるまでずっと自由の森学園の数学の授業を担当されていましたが、晩年は高3の授業のみでした。いまいる生徒たちで松井さんの授業を受けたことのある人はもういません。
在校生のみんなに、会への参加を呼びかけました。私は高3の学年HRにおじゃまして、「自由の森学園がいったいどんなふうに誕生したのか」を知る場であることと会の終わりに「みんなで一緒にうたをうたってほしい」ということをお願いに行きました。他の学年でも担任からや学年集会などでそうした話があって、結構な人数の在校生たちも集まってくれました。
「松井さん」のしてきた「しごと」を通して、自分たちの学校のルーツを確かめる、いい時間になったのではないかと思っています。

「しのぶ」というしんみりとした雰囲気もある中で、そこで語られる言葉から自由の森学園という学校がどのようにして生まれたかを熱く聞き、私自身も思いを新たにする時間となりました。

遠方からも来られたという話も聞いています。卒業生たちも集まってくれました。自由の森学園の外で松井さんと直接つながっておられる方々にもご来校いただきました。

ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

なかの

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