今日はバックカントリーレッスン・ゲレンデ編の日です。
遠くから3名の方にお越しいただきました。
このバックカントリーレッスンは、ゲレンデテレマークのためではなく山を楽しむ山滑りのレッスンです。
ふだんレッスンの合間に楽しむ非圧雪が、このレッスンでは真剣なレッスン場になるわけです。
整地では、山滑りで必要な基本の動きを確認＆修正。
そして繰り返し非圧雪コースで講習します。
なんとくなく滑ってはいけません。最初の1ターンめから厳しいチェックが入ります。
こうして練習し、山でのカッコいい滑りが出来上がっていくのです。
みなさん、この度はお越しいただき有り難うございました！
我が家の積雪は170㎝。急きょ休みが出来たので、スキー履いて猟に出向くことにした。
隣の集落から沢沿いの林道を辿る。今日はウサギを狙いたい。
林道沿いのかつての上水道施設。コンクリート製の三つの小さな小屋は、仲よく揃って大きな分厚い帽子をかぶっていた。
沢を渡る橋。この雪深い時は橋の下が隠れ家になっていることがある。よーく見ると…
シカ？カモシカ？らしいたくさんの足跡が見える。しかも新しいぞ…。
その上流を見ると、確かに新しい大型獣の足跡。腹を引きずった跡がないのでおそらくシカか？
イノシシなら足が短いので丸太を引きずったような跡になる。
上流に向かっている。息を殺し、スキー板を静かに進ませる。
途中、一度橋の下に入ったようだが、また林道に上がりさらに奥へ向かっている。
この辺りは雪もやわらかく腹を引きずっている。こうなると、さすがのシカも動きが遅いはずだ。
明らかにラッセルのシカよりも、スキーの方が潜らず進みが早いはずだ。
さらに進むと…。
いた！オスのシカだ。
スキーを足早に進ませる。２頭確認できた。杉木立の間から狙った。
シカもこちらに気づいて、跳ねて逃げた。パーン！パーン！
2発撃ったが当たらず。やはり遠いようだ。もう2発撃っても当たらない。
まさかシカが居るとは思わなかったので、大型獣用のスラッグ弾は5発しか持ってこなかった。あと1発しかない…。
シカは逃げるが深雪で進みが遅い。これは追いつけるかも…。小走りにウロコ板を進ませ、50ｍほどまで間を詰めた。
2頭のうち１頭を狙いすまして、パーン！
ばたっと倒れ込んだ。やったー！ 伸び切った足が痙攣しているのが見えた。もう弾が無いので、止め刺しが出来ない。不用意に近づくと反撃を食らいそうなので離れて少し待つ。と、むっくと起きて走って逃げてしまった。
追いかけるにももう弾がない…。チーン…泣
逃げて行ったシカの頭には片方の角がなかった。倒れ込んだところへ行ってみると、シカの角が落ちていた。
なんと、渾身の最後の一発は頭の角の根元近くに命中したのだった。角をぶち抜かれたシカは脳震とうを起こして倒れ込んだのだろう。
以前、春の山で熊を狙ったがブナの樹をぶち抜いて、親方に笑われたことがあった。
今回はぼく一人だったが、もし親方たちがいたとすれば「おめえ、あんな細い角によく当てたな。角撃ち名人だ…」と笑われたに違いない。
あーあ、こんなことだったらもっと弾を持ってくるんだったな～。
手負いにさせて申し訳ない。また来て、あの片角のシカに引導を渡したいと思うのでした。
帰り道、この山の神様の前を通る。
杉の大木の根元にある小さな山の神の祠は、分厚い雪に覆われていた。
今回、獲物は得られなかったがいつもの猟の安全と、今後の和泉屋AK.Tの家内安全・商売繁盛を祈願しながら、祠の雪を取り除いた。
祠の中には、明治三十年云々と思しき文字が書かれた山祇の神の御札があった。
逃した口惜しさと、なぜだか少し清々しい気持ちが入り混じり、元来た道をスキーを走らせ帰るのでした。
今日は雪降りの中、Tさんのバックカントリーレッスン・ゲレンデ編。
昨日まですっかり新雪が無かったのに、Tさんが来るとなると前回同様また新たな新雪が…。
整地の基本動作は大袈裟でも、整地ではとても必要な動きでもあったりします。
南郷スキー場にはバックカントリーレッスンにちょうどよいコースが多いのがうれしいですね！
パウダー滑りをコントロールするには何が必要か…
また次のステップへ。
この度もお越しいただき有り難うございました！
夕方、帰宅すると我が家の積雪は175㎝になっていました。
今日は嬬恋からテレマークインストラクターの仲間がご夫婦で南郷に来てくれました。うれしかったです！
ありがとうございました！
1月21日 急きょ、テレマークレッスン募集中です！
内容は最初にご予約いただいた方の内容に合わせます。
15日の朝は、積雪は165㎝。またまた増えてきています。
我が家の路地は、壁になりつつあります。
さて今日と明日は南郷スキー場の駐車場の空き地をお借りしまして、雪崩サーチ＆レスキュー（AvaSAR）のベーシック講習会でした！
もともと昨年3月に那須で行われたAvaSARアドバンス講習に参加した有志で、忘れぬうちに思い出し勉強会のつもりで集まる予定でしたが、どうせやるならとベーシック講習の講師養成のつもりで近隣・知人のBC愛好家に声をかけ、小さなベーシック講習会in南郷を開催することに至ったのでした。
それでも講師10名、15日参加者9名、16日参加者7名のみなさんが北は山形県から南は静岡県から南郷に集まったのです。
雪崩トランシーバーのグループチェックの他、エアポートアプローチによる捜索、
スポットプロービングや組織的なコースプロービング、
複数人によるスノーコンベアベルトシャベリングで、埋没者の掘り出しトレーニング。
そして最後に、雪崩事故を想定したシナリオトレーニング。
一連の講習の終わりに、ひとりひとり振り返りのコメントを頂きました。
参加された皆さんからは、雪崩事故の大変さ、迅速で的確なレスキューの大切さなど学べてよかったと感想を頂きました。ぜひ今後もこのエリアで講習会を開催してほしいと要望もあり、今後も続けていきたいと感じました。
このようなサーチ＆レスキューも大切ですが、やはりこのような事故に遭わないためのリスクマネジメントの知識と技術も大切です。
今年はいい雪が降り過ぎています。みなさん、どうぞ安全に山を楽しんでくださいませ～！
みなさんこんにちは！
今シーズンも南会津はいい雪がたくさん降っていますよ。たくさんの雪は時には災害をももたらしますが、ぼくたち南会津に暮らす人たちにとっては恵みをもたらす雪でもあるのです。
雪山は楽しい…、雪解け水はおいしいクラフトビール、おいしいトマトを育みます。
そこで好評につき今シーズンも南会津マウンテンブルーイングでは、冬のイベントとして”大人の遊び・南会津マウンテンツアー”を開催いたします！
＊＊＊イベント内容＊＊＊＊
会津駒のブナ森で遊んだら、檜枝岐の温泉で汗を流し、田島のブルワリーMMｔBのクラフトビールでのどを潤す！
トマト農家でもある南会津のスキーガイド・ライダー阿久津研二 & 岩崎大、MMｔBブルワー関根健裕がご案内いたします。
和泉屋トマト農園、岩崎農園が作ったトマトを使ってMMtB関根が醸造したオリジナルの発泡酒【トマトセゾン】で乾杯しましょう！
日時 2022年2月19日（土） 会津駒ヶ岳「ブナの森」（標高差700m、約3時間の登行があります。）
定員 先着10名
参加料金 8,000円（ガイド料・保険代、税込み。温泉代・クラフトビール代は含みません。）
集合時間ガイド料等の詳細は参加者にメールにてお知らせします。
（参加希望者は tele_k0321@ezweb.ne.jp までお問い合わせください）
スキー・スノーボードどちらでも参加いただけます。バックカントリー装備が必要になります。
※各自、コロナウィルス感染拡散防止対策をお願いいたします。なお、万全な体調でご参加ください。当日、熱っぽい・だるいなどの体調不良の場合は参加をお控えください。その場合はキャンセル料はいただきません。
※当日、悪天候の場合は近隣スキー場にてライドセッションになります。
※宿泊される方は、各自手配をお願いいたします。田島駅周辺のダイワリンク、和泉屋旅館など。
※参加料金には交通費、宿泊費、温泉代、リフト代、飲食代などは含まれません。
⇒ 定員に達しましたので、締め切りとさせていただきます！
