さて、トマト作業はこのほどホルモン処理、誘引、芽かき、を繰り返しながら進んでいます。
誘引作業や芽かき作業については、また後ほど説明することにして、この前紹介した花のホルモン処理作業について、さらに。
トマトの受粉・受精を植物ホルモンを使って人工的に促すこの作業は、やはり人手がかかることと、中身がすかすかな空洞果が出来やすくなってしまう欠点がある。
そこで活躍してくれるのが、在来種のクロマルハナバチ。
この蜂が 開花した花に次々と訪花し、受粉を手伝ってくれる。働いている蜂を見掛けると、思わず「ご苦労様です!」と声を掛けたくなる。やはり受粉は昆虫にはかなわない。蜂が訪れた花には、ほとんど正常なトマトが成るのだ。
ハウスの中に、段ボール箱で出来た簡単な人工巣箱を設置する。
蜂も暑いのは嫌うので暗幕を掛けてやる。
ハウス周りはマルハナバチが逃げないように、すっかり目の細かいネットで覆う。一匹たりとも逃げられては困ります。なんせこの受粉助ッターのマルハナバチくんは1匹数百円!実は購入蜂なのです。
マルハナバチくん、いい仕事してくれよ。
びっくりです!
・・・ということは、その蜂を育てる養蜂家がいるってことですよね!!
ところで、その蜂の密は蜂蜜として食することができるのでしょうか???
第二のブランド商品。
「南郷トマトはちみつ」なんちゃって。
ちなみに、私の家庭菜園の師匠は、カボチャの受粉は蜂に任せちゃだめ!蜂より早く起きて自分で受粉しなさい、と。
ただ、この蜂の生産は国内のある会社のようですが、トマトの蜂蜜としてはちょっと…?
それならば、自分で山に蜂飼って、トニーの蜂蜜、なんてやっちゃおうかなあ。
滋養強壮・精力増強に赤トニーの蜂蜜!
とか。
赤べこ とかけてます?
雪深い地域で養蜂って、どうなんでしょうね?蜂って、寒いと飛ばないでしょう?
私の観察では(笑)、
ハエは14度以下だと飛びません。
蜂はもうちょっと暖かくないと飛ばないような気がしますが。
一斉に花が咲く雪国の春から短い夏の間に、がんばって密を集めてもらうことになるのかしら。
結構この付近は、趣味の養蜂が盛んなんですよ。ニホンミツバチをやっているみたいです。雪があるうち、少しでも晴れた暖かい日があると働いていました。
でもトマトにはマルハナバチがいいみたい。