2009年6月度いっちょー会(定例被害者交流会)開催報告
運営委員 T.U委員(いちょうの会幹事)
1,開催日時 2009年6月13日(土) 午後12時~3時
2,会 場 国労大阪会館 B1F 会議室
3,参加者数 35名(内 初参加者 8名)
4,進行次第
〇開会挨拶・運営委員代表挨拶 小川主管
〇司法書士挨拶
田中太典先生、高井嘉久先生
〇自由懇談(テーブル毎に委員が入って相談・雑談)
〇参加者自己紹介・近況報告
〇事務局、運営委員からのお知らせ
(第23回近畿クレジット・サラ金被害者交流会のご案内
いちょうの会研修会のご案内
「うつ病の理解と対応」・多重債務者全国実態調査のご協力のお願い)
〇閉会挨拶 世良副主管
5,体験談、感想、ご意見その他(抜粋)
<体験談やあいさつの中から~今回目立った意見(抜粋)>
①50代男性Tさんのお話
5月入会時、事務所に電話したら気軽に「うちに、けえへんか」と言われ
行き救われた。そして胸のつかえが取れた。自営業で自転車操業、支払い
先の金にも手を付け限界を感じた。親からも借金を繰り返し返せなかった。
そして親から「どぶに落とした方がチャリンと音がする」と罵られ、親不幸
している。いちょうの会で立ち直る決心をした。マスコミと違って先生や
ボランティアの方が人道的立場で良くしてくれてるのが解った。
交流をして話を良く聞き借金を返す希望が出てきた。
②50才男性Nさんのお話
6月入会、消費者金融10社に借金。嫁に言えない金が必要になった。
ヤミ金から3万円借り、あっという間に100万になり、嫁から離婚届を突き
付けられた。嫁姉の紹介で弁護士に相談したが、ヤミ金はしてないと
いちょうの会を紹介しKさんと会った。ヤミ金と闘う気持ちで取組、解決した。
が、又ヤミ金からの勧誘電話に誘われて手を出してしまった。再度、いちょう
の会に相談が出来ない状態であったが嫁が恥を承知で相談をし解決した。
二度と借金をしない強い気持ちを持って行きたい。自分で稼いだ金と借金は
値打ちが違う事を教わった。
<その他のお話>
*70歳を過ぎ、人間らしい生活を味わえた。二度と借金はしない。会に参加
し種にしたい。
*ギャンブルで借金辞める為GAに入ってる。借金は家族にも言えずにパンク
した。もうしない。
*この会に何度も来て皆の話を聴き幸せな家庭を創りたい。今日も朝4時
から目が開いていた。
*皆の話を聴き私だけでないと思った。勇気が湧いて来た。又来月参加。
*今回この会に参加でき感謝してます。
*この会で気持ちが追い込まれなくなり気が楽になった。毎月の参加を楽しみ
してます。
*先月入会した。皆落ち込んでなく明るくされているのに驚いた。必ず自分で
立ち直る。この会に入れて良かった。
*先月知人に紹介され入会。先生を紹介され今ほっとしてる。皆親見で
感謝してる。なぜこうなったか反省している。皆の明るさに勇気づけられ
自分もその様になりたいと思う。
*苦しむ覚悟して苦しまない事だ。
6,特記事項 お金の出入りについて(S副主管)
チェックのツールとして、3タイプ説明 新規並びにまだ貰ってない方に配布
家計簿の付けるメリットは、気持ちが引き締まり節約意識が高まる。又いくら
入っていくら使ったかが、把握確認できる。家計の決算書である。
3タイプ ①月間家計簿(スケジュール連動型)初めての方活用
②年間支出チェック表(年間の支出目安として活用)
③月間家計簿(標準形式)慣れた方
7,その他<感想・意見>
*本日も大勢の参加で、自由闊達な雰囲気の中で各自の思いや体験談、
経過報告等を真剣に聞き入れ、人生の勉強の種を持ってお帰りになられた
ように感じました。
*新しく入会された方々の発言の中に、この会は、皆落ち込む事が無く明るく
楽しくされているのを見て驚いた。自分もその様になりたい。その方に勇気
や元気を与えられ良かったと感じました。
*この会い毎月参加される方が多くなってきた。ある方は、楽しみで朝4時に
目が覚めて待ち遠しくされてる方もおられ、魅力ある被害者の会になってきた
ように感じました。
*それぞれ救われて、交流会で交わる中で、家族の大切さ、仕事の大切さが
身にしみてわかるようになって本来の人間らしさを取戻し、人生の建て直しが
図れてるように感じました。
8,今後のスケジュール
7月11日(土) 7月度 定例被害者交流会
8月 8日(土) 8月度 定例被害者交流会
(12時~ 国労会館 B1階会議室)
以上