京都マック
依存症回復の道探る
下京でフォーラム
依存症回復の道探る 京都マック、下京でフォーラム
http://eonet.jp/news/kansai/kyoto/article.cgi?id=22408
(01月29日 10:18)
アルコールやギャンブルの依存症回復の生活訓練施設を運営するNPO法人
「京都マック」が28日、「21周年感謝の集い」フォーラムを京都市下京区の
ひと・まち交流館京都で開いた。依存症当事者や支援関係者らが、回復への希望
をどう見いだすのかについて意見を交わした。
約230人が参加した。依存症回復を支える団体代表ら4人がパネル討論を
行った。
薬物依存症者の自助グループ「京都ダルク」の加藤武士施設長は、自らの体験
を交えて「やめ続けている仲間の姿に励まされる」と自助の利点を強調。「(再
発を)10年繰り返してから回復する人もいる」と、粘り強い取り組みを訴えた。
ギャンブル依存症者との接し方を家族に教える大谷大の滝口直子教授は、身体
的な影響がないため回復が必要と本人が自覚することが難しいとして、「家族が
自分を気に掛けていると気付き、回復しようと思うところから始まる」と述べた。
[京都新聞社]