♬ 歌・唄・詩の日々

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山口かおる “最後の恋人”

2018年11月13日 | 演歌・歌謡曲

山口かおるさんは独特のハスキーボイスで存在感を示してこられました。そんな彼女もデビュー25周年ということで、その節目の年にリリースされる新曲です。

歌詞の内容はたいへん情熱的で、「どんな運命もこわくない」「あなたしか見えない」といった狂おしいまでの恋心が歌われています。これが彼女のハスキーな声でほとばしっているので、余計にドラマチックな印象があります。

恋愛をテーマにした歌でも、曲によって二人の関係は千差万別ですが、この曲では相手の様子や感情は全然出てきません。とにかく自分の熱い想い、それだけなんです。

またこの曲は空間的にもスケールが大きく、「砂漠の果てまで」「空飛ぶゴンドラ」「世界が回る」といったフレーズが次々出てきます。

作詞者の「かず翼」という方についてはあまり情報がないのですが、同じ作詞者の山口かおるさんの他の楽曲を見ると、エキゾチックな歌詞が得意なようですね。

なかなかインパクトのある歌謡曲で、これが彼女の節目の年の大きな飛躍のきっかけになればいいと思います。

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