♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

若手の新曲

2006年05月06日 | 演歌・歌謡曲
★4月24日と25日に放送された「歌謡スクランブル」の新曲特集を、改めてゆっくり聴き直してみた。
その中で若手歌手中心に、気になった曲をコメントしてみたい。

◎『北ターミナル』 岩出和也

前作『北フェリー』に続く北シリーズで、二番煎じのようにも思えるが、なかなかどうしてうまく作られたいい曲だと思う。岩出和也はくせのない、いい声をしているし、唄い方も中庸を得ていて好感が持てる。
6月にはキング移籍後初のベストアルバムが出るとのことで期待している。


◎『東京ロスト・ラブ』 青山ひかる

「第二の美川憲一」とのふれ込みで、中性的なルックスが話題になっているようだ。
曲はムード歌謡、それもムードコーラス風で、彼の声、唄い方を聴いた感じはロス・プリモスを思い起こさせる。話題性はあるかも知れないが、キワ物的なのでどうかなというのが正直なところ。


◎『歌姫』 沢田美紀

デビューシングル『タイムマシンの恋人』もなかなか味のある歌謡曲でよかったが、この新曲もそれ以上にいい曲だ。荒木とよひさ氏の歌詞が、揺れる女心をうまく表現し、それを沢田美紀が優雅に歌い上げている。


◎『花吹雪・恋吹雪』 鹿島ひろ美

TVアニメ「落語天女おゆい」のエンディングテーマとのこと。アニメのほうは見たことがないが、そのことは別にして、大変聴きごたえのある曲であり、鹿島ひろ美の熱唱がさえている。彼女は本当に歌がうまいと実感する。もっと評価されるべき歌手だと思う。

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