ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

キンダーブック

2013-01-23 16:00:35 | 
古い本が詰まったダンボール箱を整理していたら1番下にこれが入っていました。
「キンダーブック」
持ってきていたことをすっかり忘れていました・・良く残っていたものです。
あと「ジャングルブック」の巻のもあったはずで、これも好きで何度も読んだ記憶があるので無くて残念。

トップ写真の左上から時計回りに「むかしのおはなし」「うりこひめ」「おやゆびひめ」「なんきょくかんさつ」
(「うりこひめ」は同じ棟のお姉さんに譲って頂いた本です)

この「キンダーブック」は横浜戸塚区(現 栄区)の幼稚園に通っていた時に毎月園で貰っていました。
今は「保育絵本」というのかな?表紙の左上に《観察絵本》とあります。
発行は「フレーベル館」、」なんと現在まで続く保育絵本の老舗だそうです。
「キンダーブック」の創刊は昭和2(1927)年、それから現在まで中途休刊はあれど、今年で86年目になるんですね。すごい!

《観察絵本》とつけられた理由はこちら↓のサイトに詳しく書かれていました。
http://www.s-kids.net/s-kids/01/02.htm
そこから抜粋すると『観察は幼児の基本的な生活の行為であり、すべての保育はこの観察を基本になりたっている』という理由だそうです。なるほど。

裏に組と名前を書く欄があります。

私はきく組、もう1つゆり組もあったっけ。

「おやゆびひめ」はアンデルセンのお話し、それをリライトしているのは児童文学者と童画家として有名なお二人。
文・与田準一 え・武井武雄

魔法の麦の花から生まれたおやゆびひめ。


ネズミさんの家はちょっと日本的?丸い卓袱台が昭和だな~。

最後に王子さまがおやゆびひめに「マーヤ」という名前をつけて呼んでいました。

「むかしのおはなし」と「なんきょくかんさつ」は、表紙絵と中に入っているいくつかの話しの絵はそれぞれ違う人でした。

ほんの十数ページの中におさめられたお話し達だけど、どれも丁寧に描かれた挿絵と一緒に楽しく読んでいたのだろうなと思います、ずっととってあったんだものね。
今読み返しても面白く懐かしいです。


※サムネイル画像:クリックすると拡大します

☆フレーベル館の月刊保育絵本『 キンダーブック 』の情報サイト→ キンダーネット
コメント (14)
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