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ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

七草粥

2013-01-07 12:44:28 | 
1月7日は七草粥の日。
旧暦では今年2013(平成25年)1月7日は2月16日にあたるので本来ならひと月後なのだけれど、そうするとお正月も2月10日になってしまうし。
2月は本州は梅の花が綻ぶ頃、新しい年が春とともに始まってた昔・・「新春」「迎春」、暦は変わっても新年を表す言葉は替わらないのは不思議だけれど。
明治時代に改暦されてから新暦と旧暦に折り合いを付けながら季節の行事が続けられている日本、昭和を経て平成を暮らし、これからも残っていく行事はどれくらいあるかしら。

そんなことを思いながら、冷蔵庫の有り合わせの食材で七草粥っぽい物を作ってみました。
前日の残りの冷やご飯を塩味のお粥に、具は三つ葉・ほうれん草・大根・蕪・人参をだし汁で煮て醤油ひとたらしで味付けしたもの。
 ※スーパーではこの時期「七草粥セット」が売られています

本来の春の七草は「せり なずな ごぎょう(ハハコグサ) はこべら ほとけのざ(コオニタビラコ) すずな(蕪) すずしろ(大根) これぞ七草」と歌われたもの。
どれも今の時期極寒の北海道には無いものが殆ど・・調べてみたらこの時期に七草が摘めない北国では違う食材や調理法で1月7日の朝食の行事をするのだそうです。
それぞれの地方にあった行事食。
私は神奈川県出身なので、こどもの頃に母と田んぼのあぜ道に摘みにいったことを覚えています、後年入園前の息子達と一緒に近くの川縁で摘んだことも(彼らは覚えていないだろうけど)懐かしい思い出です。


はらっぱ便り
びっくり

庭のライラックの木にアカゲラ(♀)が来て、凄い音立ててドラミングしていった
家の中でも聴こえた..
こんな見通しの良すぎる所に来るなんて・・木から木へと渡ってきたんだと思うけど、どういうコースでやって来たんだろう

めんこいも饅頭

2012-12-02 20:35:59 | 
中にさつま芋とこし餡がぎっしり!驚きのお饅頭!!
もりもと「めんこいも饅頭」1個120円
千歳の本店だけで販売してる商品です。
「千歳産のさつまいも芋を使っています」という説明につい手が伸びて・・
北海道ではあまり栽培されていないのです、さつま芋って。
確か千歳では根志越の「ファーム・ウメムラ」さんが寒冷地用に品種改良した物を育てているというのを聞いたことがありました。ここのかな?
ジャガイモや各種野菜の収穫販売で道内でも有名な農場です。【FARM UMRMURA ブログ


形はちょっと無骨というか素朴、皮がしっとりして柔らかいのですぐはがれちゃう。
その為か、ラップでぴっちり包まれていました。
材料に「ヤマトイモ」が使われてるので薯蕷饅頭という種類に入リます。
1つでも食べごたえがあるので、ちょっと小腹が空いた時にちょうどいい。(笑)

そういえば和菓子の本を読んでいたんだった・・といっても作る方ではなくて。
「和菓子のアン」坂木 司 光文社

デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトをする梅本杏子=アンちゃんがお店のお客さまたちの謎に一風変わった上司&同僚と共に取り組む話。
『日常の謎ミステリ』のジャンル。
メインのストーリーの脇にある「女の子」な気持ちに共感したり、和菓子のトリビア的面白さも楽しめるポイント。
そしてやっぱり和菓子が食べたくなるんだよね読んでると・・お饅頭買っちゃったのはそのせいもあるのかも?

※本の詳細となか見が出来ます → こちら Amazon

さて 雪もしっかり積もり除雪車も動き始め、冬本番。
雪の中であちこちの枝先の赤い実が綺麗な今日この頃。

ニシキギの濃い朱色の実がとても小さな筆柿みたく揺れていました。

マルセイキャラメル ~ 十勝で候(そうろう) ~

2012-11-27 00:02:38 | 
六花亭の11月の新商品「マルセイキャラメル」(6袋12個入り 420円)
普通のキャラメルのような粘着性のあるものではなく、生キャラメルほど柔らかすぎることも無い、新食感!

中に大豆とマルセイビスケットが入ってます。
指でつかんでるうちにそこから体温で少しぐにゃっとなって行く程度の柔らかさ。
口の中で風味を味わいつつカリカリと噛んで食べると美味しいキャラメル。

原材料:砂糖 生クリーム バター 大豆 牛乳 小麦粉 卵 クリームチーズ 植物油
   餅粉加工品 食塩 アーモンド粉末 トレハロース 香料 植物レシチン 膨張剤

今年は帯広開基130年で、その記念菓子でもあるそうです。
*上の写真の文章を転記します。
帯広の地に鍬をおろした開拓使・依田勉三翁は明治36年、晩成社を組織。
その屋号を○(の中に)成とし、明治30年代に入り、缶入りバター「マルセイバタ」を製造。
真っ赤なラベルの○成は帯広の開拓の象徴です。
マルセイキャラメルの主原料である生クリーム、バター、大豆、チーズはすべて十勝産。
まさに「十勝で候」

少し日保ちもするし、ちょっとしたお土産にいい感じ♪

六花亭公式ホームページ

ポプラ文庫
図書館で借りた本2冊、どちらもポプラ文庫だった。

ポプラ社は元々児童書を専門の出版社なのだけど、近年になって一般書も扱うようになった。
このポプラ文庫もその1つ。
ラインナップを見るとなかなか気になるタイトルが並んでる。
以前レビューを書いた「コンビニたそがれ堂」はポプラ文庫ピュアフルだったっけ。
なんていうか大人向けのファンタジーっぽいのが多い気がする。
今回読んだこの2冊もそんなテイスト。
「空と海のであう場所」小手鞠 るい[詳細
「四十九日のレシピ」伊吹有喜 [詳細

どちらも初めて読んだ作家さん。裏表紙のあらすじを読んで選んだの、「空と海の・・」は表紙の写真にも惹かれた。
面白かったし、筋立てのもとは定番でもあるのにそこから彫り上げられた物語に泣かされた・・。
おとなだからこそ味わえる(一応ハッピーエンドのはずなのに)ほろ苦いおとぎ話。

アスパラガスの実って食べられる?

2012-11-13 16:32:54 | 
今の時期良く見かけるアスパラガスの赤い実。
アスパラガスという名前の通りの美味しい「(ギリシャ語で)若芽」を採らずに茎が繁るままにしてるのは、その様子が綺麗だからかな?
白くて小さい可愛らしい花も咲くしね。
葉のように見えるのは細い茎で、葉っぱは鱗片状に退化してるのだそう。

ところでこの赤い実は食べられるんだろうか?というのが実は長年の疑問・・。
今回3粒ほど頂いてきて調べてみました。


半分に切ると、中から黒っぽい種がごそっと。
アップで見るとちょっとグロテスク~


全部で6粒。(他のには4粒ずつ)
こんなに小さなのにぎっしり詰まってる。
緑の実が赤くなるまでに中でそれだけ成長してるってことかしら。
これじゃ食べられる実の部分は殆ど無いね。
でもせっかくなので(?)皮を食べてみました、すこ~し果肉もついてるし。
意外と美味しい?
皮なんだけど少し甘みがあって、噛むと口の中がさっぱりする感じ。
これも鳥が啄みに来るのかな?

【アスパラガス Asparagus spp.】
原産地:地中海東部 ユリ科の多年草 雌雄異株
和名:「オランダキジカクシ(阿蘭陀雉隠)」由来はキジが隠れられそうなほど茎が細かく繁ることから

カンパーナふらの

2012-09-21 18:31:23 | 
友人に「美味しいよ~」と教えてもらった六花亭の期間限定商品「カンパーナふらの」を駅前のイオンで購入。

蓋を開けると、ころんとしたホワイトチョコレート?

「種が入っている場合がございます。どうかご容赦ください。」とちょっと古めかしい文の注意書きが添えられています。
種?
果物ナイフで半分に割ってみたら・・

あらまぁ!皮付きの生のぶどうがまるまるホワイトチョコに包まれてた!!
どうりで粒の大きさもバラバラで、購入時に「お時間かかりますか?」と聞かれた訳だ。
冷蔵庫から取り出したばかりのを口にポンと放り込んででクシャっと砕くとブドウの冷たい果肉と果汁が口の中に広がり、その後にホワイトチョコの風味が残る。
ちょっと食べだしたら止まらない感じのチョコ、美味しい~♪
種にはまだ当たらなーい。(笑)

※この「カンパーナふらの」は六花亭が富良野に作ったカンパーナ六花亭という、ギャラリー・店舗・喫茶室・レストランなどがある施設の敷地内で栽培されたブドウを使っているのだそうです。

カンパーナふらの
販売期間:8月22日~9月23日
1箱(95g入)300円
店舗販売のみ

ジューンベリージャム

2012-07-11 11:51:23 | 
庭のジューンベリーが熟してきたので摘んでジャムを作ることにしました。

ジューンベリー(和名:アメリカザイフリボク/バラ科)

実をつまんでちょっとひねると軸からポロッと外れる・・それが食べごろらしい。
苦味はあまり無くほの甘い。
形はちょっとブルーベリー(ツツジ科)に似てるかな?

◎ジューンベリージャムの作り方
《材料》
 ジューンベリーの実 100グラム
 砂糖        40グラム
 レモン汁      大匙1

ジューンベリーを洗って水気を切り、鍋に砂糖と一緒にいれ火にかけ混ぜながら煮る。
沸騰して色が出てきたら火からおろす。


種が多いので裏ごしする。


再び鍋に入れ、レモン汁を加え煮詰める(固さは好みで)。
煮沸した瓶に入れて保存。

鍋にこびりついてたのを掻きとってヨーグルトに入れて食べてみました。

美味

山菜

2012-05-25 23:48:53 | 
知り合いからたらの芽と姫たけのこを頂きました。山菜採りに行かれたそうな。

皮のついた姫たけのこは初めて!普通は水煮で売ってるから。
たらの芽は自分で調理したことは無いなぁ。
まず天ぷらかな、一緒に行者ニンニクも。

塩をつけて・・たらの芽はさっくりとした食感、行者ニンニクはパリっと。
どちらも独特の味で香ばしい春の味覚。

姫タケノコは『皮ごと焼いて剥いて、マヨネーズで食べると美味しいよ』と教えてもらったのでその通りに。

柔らかくて甘みがあって、ホント美味しい!

自然の恵みをこうして少しずつ頂くのもいいな。
次は(はらっぱの)フキの調理?

【追記/5.26】
たらの芽のごま味噌和え

ごま:味噌:みりん 各大さじで3:1:1

姫竹の味噌汁

小さい姫竹・油揚げ・わかめ・長ネギ


「歌う石」O.R.メリング(著) 井辻 朱美(訳) 講談社

アイルランドのダブリンに生まれカナダで育った著者が描く古代アイルランドと現在のカナダを繋ぐファンタジー。
現在訳されているのはいずれも井辻朱美翻訳・講談社発刊で以下の6冊。
・「歌う石」「ドルイドの歌」
・妖精の国物語~「妖精王の月」「夏の王」「光をはこぶ娘」「夢の書」

以前から気になっていたのをやっと図書館でまとめて借りて読書中、現在「妖精王の月」「歌う石」「ドルイドの歌」を読了。

「歌う石」は、自分のルーツを探しにアメリカからアイルランドへ行ったケイがケルト神話の本から導きだした巨石のアーチをくぐり紀元前のアイルランドの世界へ迷い込む。そしてそこで自分がなすべきことを知り数々の冒険を経て、最後には自分が何者であるかもわかるという話。
4つの宝と自分自身を探し求める「探求(クエスト)の道」がケルト神話をベースに現代人としてのケイの思考を基準に語られているのが面白く、またそれを含めて彼女のルーツそのものが物語の環であるところが斬新。

蕗の薹

2012-04-14 08:54:31 | 
うちの庭というか、家屋のすぐ脇に毎年ふきのとうが顔を出す。
育てば勿論立派なフキ(蕗)になるんだけど、今まで摘んで食べたことが無かった。
※「薹」とは『アブラナ・フキなどの花をつける軸の部分、花茎』のこと。
(top写真はふきのとうの雌花)

今年は食べてみようと思って・・

いくつか摘んできた。
ネットでレシピを探して調理。

まずは少し開いているのを良く洗って切り、ごま油で炒め塩こしょうし、最後に醤油をさっとかけて、ジュッ!

すぐに晩ご飯の一品に。
蕗の香りと淡い苦味がごま油で柔らぎ、食欲をそそる味になっていました。

殆ど包まれている方は『ふきのとう味噌』にしてみた。

[材料]ふきのとう7個(約60g)での分量
 味噌      120g
 砂糖      大匙6
 酒       大匙3
 みりん     大匙2
 重曹(無くてもよい) 極少々
[作り方]
(1) ふきのとうを洗って半分に切る
(2) 熱湯に入れ2分ほど茹でる
(3) 水にさらす
(4) 水気を絞って刻み、油で炒める
(5) 砂糖・味噌・酒を加えて練り、とろっとしてきたらみりんを加える。
(6) 味と固さを整えたら出来上がり!
  レシピ詳細:Cpicon ふきのとう味噌♪ by けゆあ

美味!どっちも白いご飯にぴったり、しかも簡単!
これからこの季節の定番レシピになりそう。

カフェ ゆとりの空間

2012-04-09 15:06:20 | 
札幌でひとりごはんの時に時々利用するお店「カフェ ゆとりの空間」
大丸札幌店5階にあり料理研究家の栗原はるみさんのプロデュース、そのオリジナルレシピの料理が楽しめます。

店内は採光のバランスが良く落ち着ける雰囲気です、テーブル脇には荷物用の帆布製の小さなワゴンがあって便利。
少人数での利用客が多いせいか煩くなく、混んでいても程よいざわめきで居心地がいいところ。
値段は少し高めだけど落ち着ける時間と空間も貰ってる、私にはちょっとした「ごちそうランチ」って感じかな。

この日は「たっぷり野菜カレー 温泉卵のせ」を。

あまり辛くないまろやかなカレー、味も量も(たぶん)ランチにちょうどいいぐらい。
カレー自体をしっかり堪能したい時は専門店に行きます、札幌はラーメンのみならずカレー屋さんもたくさんあるから。

メニューが少ないので気に入ったものをまた食べてしまうのだけど、私は『揚げ鶏のねぎソース(副菜・ご飯・味噌汁付)』がお気に入りです。(笑)

  ↓クリックで店舗詳細へ
 


【地域ニュース】
去年の3月に閉店した近くの洋菓子店「アルポルト」の店舗の現在。

外装はあまり変わらず、左側に数ヶ月前にスープカレーのお店が入り、右側の喫茶部分はつい最近ラーメン店になっていました。
真ん中の売店だった所はまだテナント募集中・・う~む、カレーとラーメンの間には何が?

うぐいす餅

2012-03-17 15:47:07 | 
六花亭の「うぐいす餅」ひとつ85円。

程よい甘みで美味しかったです♪

だけどこれを見て「えっ、これがうぐいす餅?」って驚いた人いませんか?
青大豆きな粉をまぶした淡緑色の餅菓子=うぐいす餅というのが一般的ですよね。
「うぐいす餅とは鳥の鶯を模して作られた和菓子」というのが定説で、その鶯も緑色の鳥として「梅に鶯」の図柄で描かれることが多い。
けど実は・・ウグイスって本当はオリーブ系の茶褐色なんでした。
wikipedia

花の蜜が好きな緑色のメジロと間違われていたそうな。

そうすると普通の色のきな粉と抹茶を混ぜたような色が妥当なのかな。
「うぐいすきな粉を使ったお菓子」とすれば別にいいのかもしれないけど。
六花亭のうぐいす餅は発祥の由来に基づいて作っているようです。
まとめると『うぐいす餅は求肥で餡を包み端をつまみ鶯型にし、きな粉またはうぐいすきな粉をまぶしたもの』ということになるのかな。
そういわれて見ると翼を畳んだ小さな小鳥に見えなくもない形。
桜餅と並んで春を告げる和菓子です。


「日本人の知らない日本語3」蛇蔵&海野凪子 著 メディアファクトリー

今回もためになる話がてんこもりのコミックエッセイ第3弾!
またしても知らないことや間違えて覚えてることが多々あって、日本人としての自信が揺らぎます。
たとえば「やおら立ち上がる」の「やおら」や「すべからく・・」の意味とか。
でもこの本のいい所は新しく流通している言葉を何でも「間違っている」と切り捨てるのでなく、古くからの言葉も実はその時代には新しい言葉であったこと、これからも日本語は変わって行くだろうということをふまえながらきちんと説明をしてくれている所です。
そして母語が違う外国人が日本語を学ぶ際に行き当たる疑問を笑って楽しみながら、それぞれの国のことを知ったり自分もまたあらためて日本語を学べるんです。

ところでこの3巻では今まで登場してきた生徒さん達が殆ど卒業してしまう・・ちょっと寂しい別れの季節を味わいました。

コミックエッセイ劇場「日本人の知らない日本語」