遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

東洋経済その2

2011-02-10 | Weblog
普段は、まず買わないこの雑誌。でも、特集記事に興味があると、つい手が出てしまう。今回は、ブラジルがそれだ。ブラジルといえば、サッカーとしか思い浮かばない人も多いだろうが、実はかなりの経済発展を遂げている国のひとつ。BRICs(ブリックス)といえば、聞いたことがある人もいるはずだが、そのBがブラジルなのである。国の大きさは、ご存知の通り南米で一番大きく、世界的に見てもかなりの大きさ。人口は2億人ほどなので、アメリカやインドネシアよりも少々少ない程度か。しかし、その人口の中で、かなりの数が所得が急に伸びた層で、購買意欲が物凄いらしい。それが、国の経済を動かしているようだ。この国の経済といえば、かなり前だが「放漫経営」で破綻してしまったのを覚えている。しかし、それからが、物凄い頑張りで経済を立て直し、現在の景気を生んだとか。まあ、穀物や鉱物資源など大きなくにならではの良い条件はあるが。市場サイズは、人口の多い中国やインドと比べられないが、記事によればこれらの国々の次に「ブレーク」するらしい。個人的な興味からいえば、航空機メーカーのエンブラエル社かな。それほど一般には知られていないが、今まで、小中型機を中心とした民間航空機で販売を伸ばし、ちょっと前に事故で新聞を賑わせた某カナダメーカーを抜いて、ボーイング、エアバスに次ぐ世界第3位の販売額を誇っているメーカーである。最近は、軍需の方面にもビジネスを拡げ、C-130輸送機クラスの軍用輸送機を開発しているらしい。マックス・ペイロードで19トンほどだから、空自で就役が待たれているC-2輸送機のおおよそ半分くらいのサイズ。それでも、自国のメーカーで、そのサイズの輸送機を開発してしまうのは凄いと思う。話は脱線してしまったが、とにかく国内での需要が大きくて、近い将来の有望なマーケットは確実。個人的には、中国で頑張るよりもインドとブラジルでやって欲しいな~と。ブラジルは、日本からの移民も多いし、日本に対する国民感情も悪くないはず。参入しやすい環境があるのに、もったいないと思う。クルマだって、フィアットやVW、それにGMがかなりのシェアを持っていて、トヨタでさえもシェアが少ない。相当早い時期にマーケットが大きく変わったのに、エタノール対応のモデルでの参入が出来なかったのが大きいだろうな。韓国勢は、クルマも電化製品も、うま~く参入を果たしているようだ。さすがに、国際的なマーケティングに優れた国だと感心する。取り止めが無くなってきたが、とにかく経済の記事は面白い。政治の方面は、まったく興味が無いのだが、、、

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