私は別に戦車好きというわけじゃないし、特に好きなキャラがいるわけでもないのに、どうしてこんなにこの作品に惹かれたんだろうとちょっと考えてみました。
大洗に行ったから思い入れがあるというのは確かにそうですし、基本的に最終回が素晴らしいアニメが好きなので、それにばっちり該当しているというのはあります。
でも、最終回が素晴らしいアニメなんていくらでもあるはずで、それだけではないはずです。
そこで出た答えは、私にとってデジタル制作アニメの金字塔その二だったということです。
ちなみにその一は『化物語』です。
アニメの制作環境がアナログからデジタルに移行しても、また解像度が上がってもアニメの演出にはさしたる違いはなかったように思います。
しかし、デジタルならではの、デジタルだからこそできるアニメが『化物語』でした。それでBD環境を一式揃えることにしたのです。もう4年前ですね。
その後通常のアニメと3D CGの融合がテーマになっていき、『IS』はかなりエポックメイキングでした。これもBD買いました。サンテレビの放送ではビットレートが足りなさすぎです。
『IS』はそれはそれで価値がありますが、まぁあれはエポックメイキングとまでは言えなかったと思います。そもそもアニメ自体(以下略)。
そこでこのガルパンです。通常のアニメと3D CGの見事すぎる融合、臨場感、面白さ。まさにデジタルでしか到達できない頂点です。制作が間に合わなかったのも、現在このクオリティを出そうとしたらそうせざるを得なかったということなのでしょう。少女たちの成長物語としても極上でした。特にみほ。11話12話は何度見ても目頭が熱くなります。
あーでも、こう並べてみるとどうして私が『ラブライブ!』にハマったのか、の説明もだいたいつくな……。結構共通点多いですよね、この二作。