きょうは実に3ケ月ぶりの山歩き。長靴を履いてホームグランドの藻岩山へ。
萎えた気力と体力だが、登山口から30分ほど歩くと、テンポがよくなる。
やってみれば意外と歩けるものだ。
晴れていた空から日差しが消えたと思ったら、少し大きめの雪片が、さわさわと降ってきた。
静かな空気に安らぐ。
下山中、キョーン、キョーンとクマゲラの声。その姿を見つけることはできなかったが、得した気分に。
すると別の方角から、木を打つ音が小さくコツ、コツと響く。
目を凝らしたらクマゲラ。つがいで行動しているようだ。
この個体は頭の赤い部分が狭いので雌。
採餌に夢中なので、少しづづ距離を縮めてアップの写真を撮る。こんなに近づけたのは初めて。
思い切り頭を振って、反動をつけては樹を削る。
思い出したかのように時々、木くずを樹下に捨てる。バサッ、バサッと音がする。
アイヌ語では「木の船を彫るカムイ」だったかな?
近づくことで打音は、コツコツから大きく迫力を増す。
ガツ、ガツと聞こえた。
雪の上に座ってパチ。近づいてパチ。座ってパチ。120枚も撮りました。接写で花も撮れて、
光学18倍でアップも撮れるオートなデジカメの性能の良さです。
頭を素早く振るので、工夫としてはスポーツモードにしました。
腕前ではなく、カメラの性能と市民の山・藻岩山の奥深さなんです。
雪の上に座ってクマゲラを観察する愉しさは最高でした。
迫力の一枚ですね
クチバシ1つでこんなに大きな穴を開けるんですか凄いです。
原生の森がないとクマゲラは暮らすことができません。数mの距離で撮ったので、ピンも合いました。藻岩山って、本当にスゴイところなんです。
見上げた藻岩山にikuniさんがいたかもしれません。
クマゲラ、きれいですね。そして近い!
樹の穴が大きいのにも驚きました。
これだけズームしてピントばっちりというのにも驚きです。
素敵な写真、ありがとうございます。