(写真:入山は駅から200m進むと、階段がある)
真駒内桜山。以前から気になっていた地下鉄真駒内駅の裏山だ。
南北に細長い丘陵で、桜山というその名に魅かれて歩いてみた。
一歩踏み入れると、ミズナラやカエデ等がつくる、しっかりとした雑木林が広がっていた。
ふかふかした落ち葉が森の豊かさを示していて、心地よい空間だ。
(写真:心地よい雑木林)
遊歩道は4キロほどあるそうで、森の中を網の目のように広がっている。
正式名称は「真駒内保健保安林」で、オリエンテーリングや歩くスキーにも利用されているという。
尾根を歩く「上の道」と、地下鉄シェルター横を歩く「下の道」が基軸で、その間をいくつもの踏み跡が絡まっていた。
気ままに一時間半ほど歩く。
(写真:多くはないがエゾヤマザクラが咲く)
円山や藻岩山と比べると、芽吹きが遅い。
林床に春一番に咲くナニワズも、咲いたばかり。オオタチツボスミレはつぼみだった。
日当たりの差なのだろうが、同じ市内でも春のテンポが違うことを知る。
(写真:オオタチツボスミレ)
(写真:地下鉄シェルターと桜山)
人の生活のすぐ近くに、小さいが守るべきものが残されていることに、人間の叡智を感じた。
住宅街を歩いて、次の目的地「エドウィン・ダン記念館」に向かう。
明治6年に来日したエドウィン・ダンは日本の牧畜、酪農の祖で、真駒内は広大な種畜牧場だった。
ダンの功績を顕彰する記念館前に樹齢120年というオンコがある。そのオンコの老木にエゾヤマザクラが咲いていた。さくら色が映える五月晴れに感謝。
実生(みしょう)という現象ということで、サクラの種子がオンコの幹に根付いたわけ。
サクラも見事だが、記念館内の展示物も造詣が深く、あっというまの1時間。
館内にあった昭和初期の地図にも「櫻山」とあり、小さな雑木林が昔から地域のランドマークだったとことがわかる。
(写真:オンコから生えたエゾヤマザクラ)
真駒内桜山。以前から気になっていた地下鉄真駒内駅の裏山だ。
南北に細長い丘陵で、桜山というその名に魅かれて歩いてみた。
一歩踏み入れると、ミズナラやカエデ等がつくる、しっかりとした雑木林が広がっていた。
ふかふかした落ち葉が森の豊かさを示していて、心地よい空間だ。
(写真:心地よい雑木林)
遊歩道は4キロほどあるそうで、森の中を網の目のように広がっている。
正式名称は「真駒内保健保安林」で、オリエンテーリングや歩くスキーにも利用されているという。
尾根を歩く「上の道」と、地下鉄シェルター横を歩く「下の道」が基軸で、その間をいくつもの踏み跡が絡まっていた。
気ままに一時間半ほど歩く。
(写真:多くはないがエゾヤマザクラが咲く)
円山や藻岩山と比べると、芽吹きが遅い。
林床に春一番に咲くナニワズも、咲いたばかり。オオタチツボスミレはつぼみだった。
日当たりの差なのだろうが、同じ市内でも春のテンポが違うことを知る。
(写真:オオタチツボスミレ)
(写真:地下鉄シェルターと桜山)
人の生活のすぐ近くに、小さいが守るべきものが残されていることに、人間の叡智を感じた。
住宅街を歩いて、次の目的地「エドウィン・ダン記念館」に向かう。
明治6年に来日したエドウィン・ダンは日本の牧畜、酪農の祖で、真駒内は広大な種畜牧場だった。
ダンの功績を顕彰する記念館前に樹齢120年というオンコがある。そのオンコの老木にエゾヤマザクラが咲いていた。さくら色が映える五月晴れに感謝。
実生(みしょう)という現象ということで、サクラの種子がオンコの幹に根付いたわけ。
サクラも見事だが、記念館内の展示物も造詣が深く、あっというまの1時間。
館内にあった昭和初期の地図にも「櫻山」とあり、小さな雑木林が昔から地域のランドマークだったとことがわかる。
(写真:オンコから生えたエゾヤマザクラ)
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