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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

狭山市の神社で最も古い『廣瀬神社』(埼玉県狭山市)

2020年12月18日 | 神社仏閣
◇延喜式内社◇


社 号:廣瀬神社(ひろせじんじゃ)
旧 称:-
主祭神:若宇加能売命(わかうかのめのみこと)
相殿神・八衢比古命(やちまたひこのみこと)
   ・八衢比売命(やちまたひめのみこと)
   ・久那斗命(くなとのみこと)
創 建:伝・景行天皇の御代(71~130年)
社 格:延喜式内小社・旧県社
例 祭:大祭 春季(4月第1土・日) 秋季(10月第3土・日) 
指 定:埼玉県指定天然記念物 大欅2本 ほか
鎮座地:埼玉県狭山市広瀬2-23-1

延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳』の「武蔵国44座 入間郡5座』に搭載されて
いる『廣瀬神社』を参拝(散策)してきました。
狭山市の神社の中で最も古い神社のようです。広い境内に立派な社殿。住宅街の中にありながら
もそれを感じさせない静かな空気が流れていました。
色々な石碑や各種説明板も載せたいところですが、枚数がこの倍以上になりそうですので・・・




参道入口




『社号標』 【縣社 廣瀬神社】




『鳥居』




鳥居『扁額』 【延喜式内 廣瀬神社】




参道の先には更に玉垣があります
玉垣の手前は道路




道路を横切り境内に入ります




境内に入ってすぐ左手にある『廣瀬神社略記』

       廣瀬神社略記
創 立  「大和時代の景行天皇(第十二代)の御代、日本武尊命東国平定の折、当地が大和の国河
      合の地に酷似せりと称し親ら幣吊を奉り、(大和の国の)廣瀬の神を斎き祀りて、建武
      長久国家安穏を祈誓せられしより創始せり」との社伝があり、創立は、三世紀頃に遡る。
由 緒   『狭山の社寺誌』(市教育委員会刊行)において、「当社は大和朝廷より勅命により官
      社に列せられた数少ない神社であり、由緒正しく、当時すでに関東において格の高い名
      神としてあがめられていた・・・。狭山市の神社の中で最も古く、格式高い神社である」
      と、記述されている、主たる記録は次のとおり。
      (官 社)   「文徳天皇実録」の嘉承三年(西暦850年)六月三日の条に(武蔵
              の国廣瀬の神を官社に列す」との記述あり。
      (延喜式内社) 延長五年(西暦927年)に編纂された『延喜式神名』」に「武蔵国
              四十四座 入間郡五座の内一つ 廣瀬神社」と登載されている。
      (県 社)   明治六年郷社、同七年県社に列せられた。
御祭神   (主祭神) 若宇迦能売命(わくかのめのみこと)
      (相殿神) 八衛比古命(やちまたひこのみこと)八衛比売命(やちまたひめのみこと)
            久那斗命(くなとのみこと)                  
 
 以下  【御神徳】・【祭事】・【末社】・【宝物】・【文化財】・【末社(境内社)】
          ・【社容整備】は省略

                                  延喜式内 廣瀬神社




『神楽殿』と『御神木』の県指定天然記念物『大欅』2本のうちの2号木




『神輿庫』  額の「徳維新」は江戸末期の書家【中澤雪城』の揮毫による




『旧殿跡』




『社務所』




『太鼓櫓』 拝殿の右側に位置す




末社『八幡神社』 祭神:応仁天皇(おうじんてんのう)




末社『杉森稲荷社』 
祭神:保食命(うけもちのかみ)・猿田彦命(さるたひこのみこと)・大宮廼売命(おおみやのめのみこと)




末社『神明社』




『山車小屋』・『ミニ山車小屋』




末社『霞神社』 
御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)・少彦名之命(すくなひこなのみこと)・神霊百十七柱
招魂社です




『稲実の池』




『御神木』の県指定天然記念物『大欅』2本のうちの1号木




『参道』




『手水舎』




『石灯籠』と『拝殿』




『拝殿』




拝殿左側の向拝柱の脇に立てられている「廣瀬神社 御祭神」の立て札と『御神燈』




拝殿正面 『御神号額』の「廣瀬神社」は明治の三筆「野村素介」の書による




『拝殿内』




『拝殿・右側面』




拝殿屋根の「千木」と「鰹木」 鰹木の先端には【右三つ巴】




『本殿(覆殿)』




『本殿(覆殿)』の屋根部




本殿(覆殿)の主棟の端に乗っているのはシャチでしょうか?




社殿を背後から




上記と反対側 社殿を背後から




社殿を横から

参拝日:令和2年(2020)10月18日(日)

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