
名 称:志賀観音堂の石仏群
指 定:嵐山町指定有形文化財 (平成16年(2004)6月20日指定)
所在地:埼玉県比企郡嵐山町大字志賀 志賀観音堂

志賀観音堂前のこの道路は県道296号(菅谷寄居線)で、かつての『鎌倉街道上道』であり、この
少し南方から旧花園町にかけてが鎌倉街道上道の跡。また、江戸時代の『川越児玉往還』でもあり
ますが、この三道の道筋は同じではなく、たまたまこの辺りで三道が重なったものです。

現地に設置されている『志賀観音堂の石仏群』説明板
川越児玉往還「志賀宿」(志賀村⇒菅谷村・現嵐山町)のひとつ前は「菅谷宿」(菅谷村・現嵐山
町)、ひとつ後は「奈良梨宿」(奈良梨村⇒八和田村⇒小川町) ※合併前⇒合併後

『太子像』 『志賀観音堂』

地蔵脇の石仏群
右から2番目 慶応2年(1866)建立の『名号搭』


「志賀驛」と彫られている安政7年(1860)建立の『庚申塔』


「左鬼神道」と彫られている元治元年(1864)建立の『飽海地蔵菩薩』


寛保元年(1741)建立の『宝塔』 『聖徳皇太子』


享保20年(1735)造立の『庚申塔』 元治元年(1864)建立の『大黒天』

元禄6年(1693)建立の『地蔵菩薩』と六地蔵尊(昭和年代以降)

4基の石仏
一番右 貞享5年(1688)造立の『庚申塔』(青面金剛像)
右から2番目 安永7年(1778)建立の『三面馬頭観世音菩薩』
散策日:令和2年(2020)7月4日(土)