開館10周年を迎えた国立新美術館では 草間弥生「永遠の魂」展とチェコの「ミッシャ展」が開催されています。そして東京都美術館でブリューゲルの「バブルの塔」展とスケールの大きな美術展が目白押しです。美術ファンでなくても話題の美術展、のぞいてみたい気持ちがいっぱいですがこれらの美術展ではどの作品も対峙するぐらいの気持ちがないと申し訳ないような気がしますし、巨大なエネルギーがないと満足できないかな~と・・・パスしています。
そして桜の季節 久しぶりに東京都庭園美術館へ、庭園を楽しもうという気持ちで七宝・・並河晴之」展へ出かけました。
「明治七宝の誘惑―透明な黒の感性」・・・明治時代輸出用美術工芸として人気を博した七宝、繊細な有線七宝の頂点を極めた並河晴之の回顧展です。七宝は身近なアクセサリーの感覚で、何の知識もなく出かけましたが・・・花瓶・壺・香合・香炉・水注・水盤・・・美しい色彩と四季折々の花鳥風月の緻密、細密、精巧、巧緻(どんな形容詞が相応しいか)にうっとり、特に蝶や藤の花の繊細さ、色の美しさに魅了されました。圧巻でした。
庭園内も桜が美しく、日本の良さを十分体験した一日でした。
七宝とは
ガラス質の釉薬に酸化鉄や酸化銅ん度を混ぜたものを金属の上に乗せて焼くことで、様々な色合いの彩飾を施す金属工芸の一つです。
(展覧会のパンフレットより)
有線七宝の作り方の映像を見ましたが、「植線・・・リボン状の金属線で模様や絵柄の形を作り、素地に張り付ける」の作業が実に緻密でした。知らないことがまだまだいっぱいです。
そして桜の季節 久しぶりに東京都庭園美術館へ、庭園を楽しもうという気持ちで七宝・・並河晴之」展へ出かけました。
「明治七宝の誘惑―透明な黒の感性」・・・明治時代輸出用美術工芸として人気を博した七宝、繊細な有線七宝の頂点を極めた並河晴之の回顧展です。七宝は身近なアクセサリーの感覚で、何の知識もなく出かけましたが・・・花瓶・壺・香合・香炉・水注・水盤・・・美しい色彩と四季折々の花鳥風月の緻密、細密、精巧、巧緻(どんな形容詞が相応しいか)にうっとり、特に蝶や藤の花の繊細さ、色の美しさに魅了されました。圧巻でした。
庭園内も桜が美しく、日本の良さを十分体験した一日でした。
七宝とは
ガラス質の釉薬に酸化鉄や酸化銅ん度を混ぜたものを金属の上に乗せて焼くことで、様々な色合いの彩飾を施す金属工芸の一つです。
(展覧会のパンフレットより)
有線七宝の作り方の映像を見ましたが、「植線・・・リボン状の金属線で模様や絵柄の形を作り、素地に張り付ける」の作業が実に緻密でした。知らないことがまだまだいっぱいです。