地球が太陽を一周するのに365日5時48分46秒なのでその端数を積んで4年に1回、2月の日数を29日にした≪うるう年≫です。4年に一度のイベントとしてオリンピック,アメリカの大統領選挙のことしか浮かびませんが・・・今日、1日儲けた気分かな、損した気分かなと思いながら2月も終わりです。
孫が通っているピアノ教室、レッスンの終わりに音楽の鑑賞の時間があって、曲を聴きながらイメージ(なんでもいいのですが)をスケッチブックに描きます。4月にバッハの「G線上のアリア」から始まってハイドン・モーツアルト・ベートーヴェン・シューベルト・シューマン・ブラームス・ショパン・リスト・・・・とピアノ曲をほんのさわりだけですが聴くのは楽しいようです。リスト・ドビッシー・ラフマニノフまでは、私も知っていましたが、先日プロコフィエフの「ピアノ協奏曲 第3番」が終わったところに迎えに行って初めてプロコフィエフを知りました。
27日(土)の朝日新聞の別吊り[be」で・・「みちのものがたり」に奈良公園の鹿と「革命の国から来た作曲家」プロコフィエフの事が掲載されていました。100年前、ロシア革命の混乱を避けアメリカに渡る予定がやむなく2か月日本にとどまり奈良や京都を訪れたそうです。奈良ホテルに滞在し、奈良公園の鹿とたわむれ、興福寺の鐘を聞いたであろうという話に、知らなかったプロコフィエフを身近に感じ、また一つ勉強になりました。ここのところクラシック音楽を聴くゆったりした日々がなかったんですが、孫が聴いた作品を昔そろえた乏しい中から探しているところです。孫がピアノを始めたので、また楽しみが増えそうです。