和ちゃんのgoodな日々

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夢見る帝国図書館・世界をつなぐ子どもの本展

2019-09-09 14:27:54 | 美術展・展覧会
 上野公園にある「国際子ども図書館」その内行ってみようと思いながら、一つの美術展を見終わると足を延ばさずそのまま帰宅でした。中島京子さんの「夢見る帝国図書館」を読み「国際子ども図書館」になった歴史がを知り「世界をつなぐ子どもの本」(2018年国際アンデルセン賞IBBYオナーリスト図書展)が開催されているのでこの機会に行ってみようと思いました。
福沢諭吉が明治39年に提唱し東洋一を目指して作られた帝国図書館は西南戦争や第2次世界大戦で資金不足になり計画の3分の1になりましたが、洋風建築の立派なレンガ棟の建物です。貴賓室や特別閲覧室など、寄木細工の床、天井の漆喰彫刻、壁・竹小舞の柱、天井のこて絵、光天井など細かいところにも行き届いた贅沢な作りです。
国立国会図書館の支部「国際子ども図書館」は日本初の児童書を専門に扱い子供と本のふれあいの場です。子どものへや・世界を知るへや・児童書ギャラリー・本のミュージアムー・ホール・調べ物の部屋など自由に手に取って楽しめる、こんな部屋で子供と一緒に一日過ごせたら・・・と思いました。、
   
           
 

国際アンデルセン賞/IBBYオナーリスト図書展

国際アンデルセン賞」
小さなノーベル賞といわれる国際的な児童文学賞は、ムーミンシリーズの作家、トーベ・ヤンソンさんも受賞しています。2018年は角野栄子さんが作家賞、ロシアのイーゴリ・オレイニコフさんが画家賞を受賞。「魔女の宅急便」は大好きなお話ですが、「森のトンネル」も心に残りました。、
今までの日本人の受賞は,作家賞 まど・みちおさん 守り人シリーズの上橋奈緒子さん  画家賞  赤羽末吉さん(スーホの赤い馬) 安野光雅さん(ふしぎな絵)だそうです。  

「IBBYオナーリスト展」
IBBYが推薦する世界各国の子供の本が200冊、知らない世界中の言語・言葉・絵・イラストレーションの本を手に取って見られるチャンスは、なかなかないので十分楽しみました。、



{夢見る帝国図書館」 
図書館を主人公にした面白い小説でした。日本の近代文学を築いた作家たちが登場する帝国図書館の歴史と戦後を生きてきた喜和子さんの女性の人生が交互に語られる「一粒で二度美味しい」感覚で、ちょっと不思議な物語でした。この本が「国際子ども図書館」を教えてくれました


























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