和ちゃんのgoodな日々

私の毎日の暮らし

生きる

2011-05-31 14:46:15 | Weblog
生きる    谷川 俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまびしいということ
ふっと或るメロディーを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ


40年前に作られた谷川俊太郎さんの詩《生きる》が震災を機に再読されているという。俳優渡辺謙さんが立ち上げた被災地応援メッセージサイトkizuna311で佐藤浩市さんが朗読している。

詩の朗読を聴く機会もなく日々過ごしていたが、朗読を傾聴するとイメージが広がり自然と心が豊かな気分になれる。私も声を出して読んでみた。他にも素晴らしい《詩》が朗読されている。です。

買えないもの

2011-05-27 14:51:14 | Weblog
新聞から・・・
大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の人達、県外避難の人達の「いま伝えたい被災者の声」が社会面の1ページにある。被災された人達のメッセージ、心境が写真と共に掲載されている。お年寄りの人達、働き盛りの人達、若者、高校生、中学生、小学生、子供達・・・それぞれの人達のメッセージは厳しいが、みんなみんな明るい表情の顔(写真)にいつも感心させられている。
そんな中で南三陸町歌津の及川道男さんの言葉は忘れられない。「3人家族だったけど、女房(60)と母(84)をながされて1人になってしまった。これで仮設住宅に1人で入ったら孤立してしまう。・・・・・・・うちだの車だのは、また買えばいい。でも家族は売ってねえからね。牛歩どころか、なめくじの歩みで、地域で連絡を取りながらがんばっていきたい」
及川さんは今、どうしているかしらといつも思ってしまう。

ウオーキング再開!

2011-05-25 15:31:22 | ウオーキング
五月(皐月)・・・光溢れる新緑の季節、風薫る季節ですが、今年は余り良い日はなかったかな~と。一日中《五月晴れ》のような素晴らしい日は少なかったしの心配も多かった。でも今日は、素晴らしいお天気。また明日から下り坂で今日は洗濯日和とか・・・もうすぐ《衣替え》あわてて冬物の片付け、セーターなどを洗い、ウオーキングに出掛ける。

やっと先週の金曜日(20日)から、少しを始めた。約一か月ぶりなり。
月曜日(23日)には新宿の伊勢丹と紀伊国屋書店まで・・・震災後やっと都内へ出掛けた。実に行動範囲が狭くなった事に愕然

これからの第一歩となるように、今日は美杉台方面へ向かう。途中マップを片手に歩く多数のウオーカーに出会う。西武鉄道が開催する「ウオーキング&ハイキング」の日で、仏子から飯能のコースのようだった。ゴールの飯能駅で《飲み物のプレゼント》を貰っている・・・横目でチラっと眺めて通る。
21/22日の「飯能ツーディマーチ」も1万2千人のウオーカーが新緑の飯能を訪れ、楽しんだようだ。皆元気です。

私も負けずに歩こうと早速飯能駅で貰ったパンフレットとにらめっこしている。
気分が落ち込まない様にぞ~。ブログの投稿もね?。

八日目の蝉

2011-05-18 16:54:57 | 映画
今話題の映画≪八日目の蝉≫を観ました。以前NHKでドラマになったが、なかなか観る時間がなく、確か最終回に少し観て最後のシーンが印象的であっな~と。その後映画化された事を知り、原作を読んでみようかと珍しく文庫本も買い求めた。

七日間しか生きられない蝉が八日目を迎えられたら・・・
本当の親と信じていた優しかった人が≪誘拐犯≫であったという衝撃的なストーリー、本当の母子のような≪愛情≫がいっぱいに注がれた生活、ゆがんだ形の愛だけど≪大好きだよ、薫≫に全てが込められている。偽りの母と子の逃避行であるが本当の≪愛≫とは何かと考えさせられた。

東京から、名古屋へ、女性だけのカルト集団での生活から≪小豆島≫への逃避生活。穏やかで美しい海を二人で眺めるシーン、写真館での最後の家族写真を撮るシーン、薫との別れのシーン、憎み切れなかった少女に残っていた愛された記憶が甦るシーンが印象的。そして大人の勝手さに翻弄され、心を固く閉ざし大人になった薫(恵里菜)が最後に叫ぶ≪誰も憎みたくなかったのに≫の台詞が恵里菜の未来を示唆しているようだった。

「薫ちゃん」役の赤ちゃんと子役がとても可愛く、いじらしく、実に上手でした。ゆったりした≪小豆島≫の美しい景色、そして中山千枚田の虫送りのシーンが素晴らしかったです。久し振りに映画を楽しみました。
≪映画っていいですね≫・・・誰かのセリフでしたね。

今頃は・・・

2011-05-09 11:02:01 | Weblog
今日今頃は新緑のシャワーを浴びながら、心地よい汗をかき久し振りのハイキングを楽しんでいる筈・・・筈であった。
5感の森≪八重山ハイキング≫と秋山温泉のツアーを申し込んでいたが、体調不良でキャンセル・・・残念・残念。

なんといっても≪元気・健康≫でなければと再確認する。



東日本大震災支援のため世界のトップ・アーティスト達が≪音楽の力≫のもと集結したチャリティアルバムが発売された。ソングス・フォー・ジャパン 全37曲。すでに店頭に日本版はなく、輸入盤しかなかった。

世界のスーパースター達だが、時代遅れの私が知っているアーティストはほんの数人(ジョンレノン・ボブディラン・マドンナ・ボンジョヴィ・エンヤ・エルトンジョンぐらい)・・・でも世界の共通語になる≪音楽≫は皆の心を癒し、大いな励ましになりますね。

何よりも大切な・・・・

2011-05-08 10:14:23 | Weblog
≪元気≫印を掲げて生活していたが、ダウンしてしまった。先月25日の朝起きたら、胃のあたりと背中にいつもと違う痛みがあり、食べられなかった。お医者に行く気力もなく寝ていたが、翌日クリニックへ、触診で胃潰瘍か、十二指腸潰瘍かなと。薬を1週間飲んで良くならないようだったら≪カメラ≫だねと。バナナ・カステラ・うどん・おかゆなどで過ごし、ゴロゴロと寝たり起きたりの生活、あまり良くならず2日に再度診察、腹部のCTを撮ったら、「胆のう」がパンパンに張れて大きくなっている、先生もウーンをうなって、昨日(7日)≪胃カメラとエコー≫を撮ることになった。

平成11年、12年に≪胃と大腸の検査≫をしたが、それ以来、検診を受けなければと思いつつ怠けてきた結果と思い覚悟した
「胆のう」に石でなく、泥のようなものがありそれが痛みを、それ以外は特別な症状はなかったようで一安心。でもポリープとピロル菌を病理検査で詳しく見てもらうことに。≪胃カメラ≫は、個人差があるようだがやはりきつかった。終わった後暫し茫然と?という感じだった。

日頃≪痛いのは生きている証拠≫だなんて、言葉遊びをいていたがやはり痛みは辛いし、誰も代われないし・・・年齢とともに身体は衰えて、いろいろトラブルが発生するのは仕方がないが・・・自分の身体はじぶんでまもるもの、そして≪健康≫が何よりも大切なことを確認した2週間でした。やっと痛みも和らいで少し楽になりました。