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ポンピドゥ―・センター傑作展

2016-07-28 17:38:19 | 美術展・展覧会
                                    
   ポンピドゥーセンター傑作展
20世紀の現代美術展、ピカソにあまり興味はなかったんですが、ついこの間「暗幕のゲルニカ」(原田マハ著)を読みパリ万国博覧会のスペイン館の壁に巨大なキャンパスに描かれた「ゲルニカ」を巡るストーリー、ピカソのモデルの若き愛人ドラ・マールが製作過程を写真に撮ったり彼女の目から傑作「ゲルニカ」の誕生のドラマと9・11で夫を失った現在のNYのMoMAのキュレーターが国連本部のロビーに飾られていた「ゲルニカ」のタペストリーが消えた事件「過去と現在」を交錯しながら反戦、平和を追及したスケールの大きい小説でした。
少しピカソの人間像が浮かび上がり、「ミューズ」が見られるというので急に思い立って出かけてみました。
20世紀現代美術が集められた殿堂、1906年から1977年までのタイムラインに沿って1年ごとに1作家の1作品が見られるし、絵画だけでなく彫刻、写真、映像、デザインなどの作品が並んでいます。これも芸術かと思う作品もありますが、私はやはり、シャガールやマリー・ローランサン優しく、繊細な作品が良かったです。シャガールの「ワイングラスを掲げる二人の肖像」色彩も構図も良くて、愛に乾杯している幸せな絵でした。 レオナール・フジタの自画像や、ル・コルビュジエの静物画もあったり、20世紀の重要な意味を持つ1945年は作品の陳列はなく、ピアフの「バラ色の人生」の歌が流れていたり、私の生まれた1947年の作品を見たり面白い美術展でした。

上野に行くたびに良く立ち寄っていた美術館、先日近代建築の父と言われるル・コルビュジェの建築作品の(7か国17作品)が世界遺産に認定され、その一つの西洋美術館庭を覘いてみました。さぞ混んでいるかと思いましたがそれ程でもなく美術館と庭園の彫刻像、有名な作品を眺めました。

   ロダン(考える人)                  ロダン(地獄門)                  ロダン(カレーの市民)                      プーデル(弓を引くヘラクレス)

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