和ちゃんのgoodな日々

私の毎日の暮らし

9月も終わり

2019-09-30 15:27:22 | Weblog
今月も終わります。台風15号の大きな災害、停電、断水のニュースが続き、千葉の人たちの受けた損害、痛手はいかばかりかと思う事しかできませんが・・・。
この辺はやや激しい風雨ですみましたが自然の怖さ、猛威を思い知らされました。
 今月の本  余り読めませんでした。
   44  ホテルローヤル     桜木 紫乃
   45  あの家に暮らす四人の女   三浦 しをん
   46  捨ててこそ 空也    梓澤 要 
    「荒仏師 運慶」「方丈の弧月」を十分面白く読みましたが さらに勧められたのがこの本、飯能図書館になく上尾図書館?から借りてもらいました。
     私の頭の隅に微かに残っていた「空也」・・・天皇の血筋を捨て、底辺大衆を救済し市井に生きる聖の一生を知りました。
     でも平安時代の歴史、背景を殆ど忘れている私にはなかなか難儀で理解できないことも多く残念でした。
     



急遽仕方なくこんなマンガにSOSしました。せっかく空也・鴨長明・運慶に触れたので、平安、鎌倉時代を少し知ろうと思いました。まあ~小学生に戻って楽しみます

来月から消費税が・・・

2019-09-27 11:55:38 | Weblog
マスコミが毎日のように取り上げている消費税のアップのこと、5年半ぶりに10%になります。前回は5%から8%に変わるだけですみましたが、今回はいろいろ複雑な仕組みがあってよく分からないと思う人が多いと聞いています。私も良~く分からないそんな一人ですが・・・日常の食料品は変わらないし、高額な買い物をしなければ2%の上昇だけかと余り気にしていないのが現状です。ただ「軽減税率」なんて難しい、曖昧な印象を受ける制度によって、今後日常生活でどんなことが起こるか不安な気持ちになります。
また今回は、同時に現金を使わないキャッシュレス決済の時代へ移行する流れがあります。カードの支払いで便利になるしポイント還元もあるしと良いことづくめのようですが、私はカードより現金払いです。私のお金ぐらい自分で管理しておきたい・・・なんて大そうなお金じゃないのでね。時代遅れでもアナログ人間でも困ることはなさそうな丁度良い世代かな~と・・・周りに左右されないように生きたいと思うばかりです。

つがる市のお祭り・・・2

2019-09-25 11:23:23 | 旅行
つがる市は明治時代から「馬っこ市」で賑わいましたが、農業が機械化され新田開発に役立った農耕馬が減少し馬市は衰退したので、馬に因んだ行事・・・亡き馬の霊を昇天させるつがる市馬市まつり・新田まつりが昭和50年に始まったそうです。パレードが終わった後、暗黒の中数か所に火がたかれ、火の精などが次々に登場、立ち並んでいた馬ねぶたに次々火が放たれ夜空に燃え上がっていく炎,厳粛な式典でした。私達が知らない世界、馬を愛し馬と共に生活してきたその地域の独特のお祭り、とても面白く見学しました。

       

          
今回つがる市で開催されたので、このお祭りが見られたのかな~、大鰐温泉のホテルに着いたのは10時半過ぎ、疲れたけれど良い体験となりました。
    つがる市ネブタまつりは青森各地のねぶた祭りの先陣を切って7・26~28に開催されるようです。1シーズンに2つもお祭りがあるなんて楽しいですね。

あおもり10市大祭典・・・1

2019-09-23 11:22:38 | 旅行

東北4大夏祭り、あの祭りを鑑賞するには相当のエネルギーがないと行けそうもないと諦めていました。でも以前、五所川原の立佞武多館で見た巨大な佞武多に圧倒されこれだけは見たいねと日頃話していました。青森の10市が祭り・踊りを披露する祭典(21日・22日)があるのを知り、十和田湖・奥入瀬観光を兼ねるツアーに出かけました。五所川原市(2016年)・十和田市(2017年)・青森市(2018年)に続いて今年はつがる市であり、盛岡駅からバスで八幡平を抜けて会場へ。5時から始まるパレードを観覧席からみられるのと、10市のご当地のグルメ・物産、観光のを楽しめるのが魅力です。
青森市・ 青森ねぶた祭 (8/2~7)   
弘前市・ 弘前ねぷた祭 (8/1~7)    
八戸市・ 八戸三社祭  (7/31~8/4)  
黒石市・ 黒石よされ  (8・15~16)
五所川原市・ 五所川原立佞武多 (8・4~8)
十和田市・ 三本木小唄流しおどり  
三沢市・ アメリカンパレード   (6/23)
むつ市・ おしまこ流れ踊り  (8・18)
つがる市・ つがる市馬ねぶた  (8・23~25)
平川市・ 平川ねぷたまつり   (8/2~3)
             
夕闇迫る会場に先頭は開催地つがるの馬ねぶた、そして青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社の山車、平川ねぶた、五所川原立佞武多と続き、暗くなった夜に浮かび上がり、引手が上手に唸ったり回転したり迫ってくるねぶたに歓声が上がり、太鼓と鐘のお囃子にハネトが楽しそうに「ラッセラー」「ヤッテマレ」と掛け声をかけながら飛びはねて行きました。。
ねぶたの合間に盆踊りの流し踊りが優雅に登場、踊りの輪に一般の人たちも加わり、皆が踊りを楽しんでいました。市長さんも頑張っていましたね。
   ねぶた祭りも各地でそれぞれにあるようですが、短い夏、お祭りを謳歌する東北人の意気込みを感じました。、
期待した立佞武多は中型のねぶた(大型ねぶたの半分14m)だったので残念、大型は運べないんですって!でも目の前に迫る迫力は十分でした。

                  
                









お・ま・け

2019-09-13 16:24:42 | 美術展・展覧会
 

「国際子ども図書館」へ行く途中、手前に立派な洋館があり、恐る恐る階段を数歩上ってドアーをあけると、そこは近代洋画の父といわれる黒田清輝の記念館でした。外装も見事ですが館内も漆喰の壁、木製の赤い階段も、作品を静かに眺められる部屋もあって、贅沢な空間です。美術の教科書にあったあの有名な「湖畔」や「読書」は新年・春・秋などに2週間展示されるそうですが、次回はゆっくり鑑賞したいです。入館料は無料、上野恩賜公園にはまだまだ知らない施設がありそうです。




そしてお待たせ!やっと新型レッドアロー「ラビュー」に乗りました。乗り心地は良いけれど、イエローは落ち着かない気分でした。復路は従来の旧型レッドアロー、乗りなれているせいか(そんなことは無い・・の声も))やはりこちらの方が良いですね。
              

夢見る帝国図書館・世界をつなぐ子どもの本展

2019-09-09 14:27:54 | 美術展・展覧会
 上野公園にある「国際子ども図書館」その内行ってみようと思いながら、一つの美術展を見終わると足を延ばさずそのまま帰宅でした。中島京子さんの「夢見る帝国図書館」を読み「国際子ども図書館」になった歴史がを知り「世界をつなぐ子どもの本」(2018年国際アンデルセン賞IBBYオナーリスト図書展)が開催されているのでこの機会に行ってみようと思いました。
福沢諭吉が明治39年に提唱し東洋一を目指して作られた帝国図書館は西南戦争や第2次世界大戦で資金不足になり計画の3分の1になりましたが、洋風建築の立派なレンガ棟の建物です。貴賓室や特別閲覧室など、寄木細工の床、天井の漆喰彫刻、壁・竹小舞の柱、天井のこて絵、光天井など細かいところにも行き届いた贅沢な作りです。
国立国会図書館の支部「国際子ども図書館」は日本初の児童書を専門に扱い子供と本のふれあいの場です。子どものへや・世界を知るへや・児童書ギャラリー・本のミュージアムー・ホール・調べ物の部屋など自由に手に取って楽しめる、こんな部屋で子供と一緒に一日過ごせたら・・・と思いました。、
   
           
 

国際アンデルセン賞/IBBYオナーリスト図書展

国際アンデルセン賞」
小さなノーベル賞といわれる国際的な児童文学賞は、ムーミンシリーズの作家、トーベ・ヤンソンさんも受賞しています。2018年は角野栄子さんが作家賞、ロシアのイーゴリ・オレイニコフさんが画家賞を受賞。「魔女の宅急便」は大好きなお話ですが、「森のトンネル」も心に残りました。、
今までの日本人の受賞は,作家賞 まど・みちおさん 守り人シリーズの上橋奈緒子さん  画家賞  赤羽末吉さん(スーホの赤い馬) 安野光雅さん(ふしぎな絵)だそうです。  

「IBBYオナーリスト展」
IBBYが推薦する世界各国の子供の本が200冊、知らない世界中の言語・言葉・絵・イラストレーションの本を手に取って見られるチャンスは、なかなかないので十分楽しみました。、



{夢見る帝国図書館」 
図書館を主人公にした面白い小説でした。日本の近代文学を築いた作家たちが登場する帝国図書館の歴史と戦後を生きてきた喜和子さんの女性の人生が交互に語られる「一粒で二度美味しい」感覚で、ちょっと不思議な物語でした。この本が「国際子ども図書館」を教えてくれました


























美しき愚かものたちのタブロー・松方コレクション展

2019-09-06 10:52:56 | 美術展・展覧会
                           

いつも身近にある「国立西洋美術館」は、日本の若者にヨーロッパの本物のアートを見せたい、触れさせたいと実業家松方幸次郎が築いた一大コレクション《松方コレクション》が礎となった美術館です。私も松方コレクションを知っていましたが、多くはここで開催される「特別展」を観に行くばかりで、なかなか常設展示室を覗いてみることは少なかったように記憶しています。
原田マハさんが「国立西洋美術館」開館60周年の餞にと「松方コレクション」の全貌を描いた「美しき愚かものたちのタブロー」。マハさんの作品にはいつも個性的な画家たちや美術に魅せられた男たちの生き様が書かれますが・・・そして今回も実に面白かったです。
ロンドン、パリで収集した足跡、散逸、焼失、接収と時代の荒波に翻弄された《松方コレクション》のストーリーが書かれています。戦時中これを守った日置釘三郎の存在、敗戦国となりフランス政府に接収されたコレクションの返還交渉の労苦も知りました。ロダンの彫刻が中庭に建てられている過程も知りました。こんな物語をバックに、知り得なかったコレクションの歴史を浮かべながら楽しみました。

必死に望んでも返還されなかったゴッホの「アルルの寝室」の美しさと2016年発見されたモネの「睡蓮・柳の反映」縦2メートル横4・25メートルの大作、(上半分が失われていますが)が印象的でした。
   セザンヌ・ルノワール・モネ・マネ・ゴッホ・ゴーギャン・マティス・ロダンなど親しんだ絵画が見られる喜びのルーツをしっかり胸に刻みました。
                       
                       
  


「美しき愚かものたちのタブロー」・・・