日本山岳ガイド協会資格検定試験ファーストエイド1義務講習会で国立岩手青少年交流の家へ。
このFA講習は東北では2回目、検定試験としては初めてとなる。
今回もFA委員として岩手の大友さんと2人で各担当を受け持った。
今回参加いただいた皆さんは東北の方がほとんどだが、遠く東京と北海道からも参加して頂いた。
人数が10人とちょうど良いメンバーで、今までになく内容の充実した講習会になった。
画像:短時間で判断しなくてはいけない初期評価はとても重要。
短い距離はツェルトを利用して。
ザックを利用しての担架はカラビナを使用することでよりスピーディーに作ることが出来るようになった。
山の技術もFAも日々進化しているんです。
FAキットに装備されている水で固まるシーネは優れものである。
但し使用方法や固定する際の骨の位置などをマスターする必要がある。
下肢は副木を利用して固定することで、搬送の際の痛みを軽減することが出来る。
2日目はシュミレーションに重点を置き、最後はより実践的な設問を出してそれを時間内に見事クリア。
それぞれが知恵を出し合い、あるものは何でも利用して最善を尽くす。
それらは必ず結果に繋がります。
今回参加いただいた皆さんと。
皆さん2日間お疲れ様でした。
覚える内容が多くて大変だったと思いますが、FAを1回でも受けているのといないのとでは雲泥の違いがあります。
もちろん使わないのが一番ですが、いざという時の気持ちに余裕ができガイドもより安全に行えます。
しかし今回のメンバーは最高でした!!
特に若く優秀なメンバーが多く、今後のガイド界を担っていくナイスガイばかり。
教える方も熱くなって、時間になってもまだまだ教え足りないほど。
私が30代前半に戻れるなら、こんなメンバーと切磋琢磨して技術を磨きたいくらいだ。
今回皆さんに出会えたことに感謝ですね。
今度は立派なガイドとして活動している皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
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