AKB48の旅

AKB48の旅

「ないものねだり」沼

2018年08月21日 | AKB
タイトルは、書いてから後悔してるけど、なぜか差し替えない。

例によって昨日の今日で、橋本奈々未さんの「ないものねだり」を久しぶりに視聴してみたら、あっさり填まってしまってヘビロテに。これで何度目だろうか。見事に飽きない。

理屈的な部分についてはあらかた書き尽くしたと思うので、私的な感性で語ってみるとして、それでもやはりこれだと思う。個人の好みを垂れ流すのもどうかとは思うけど、掛け値なしに傑作としか思えない。乃木坂46関連の中から一曲選ぶとすれば、たぶん躊躇することなく、この「ないものねだり」を選んでしまうだろうと思う。それくらいに魅力を感じてしまってる。

グループアイドルのはずなのに、個人の卒業曲にして引退曲を選んでしまうという、その(私的)事実にこそ、乃木坂46の特異というか、非特異な存在様式が現れてると感じる。

相対座標と絶対座標

「乃木坂46に欠けている最後の破片」

2018年08月20日 | AKB
乃木坂46、“国民的ヒットソング”への挑戦 「ジコチューで行こう!」は新たな夏の定番曲となるか

誰もが口ずさめるようなヒットソングがこのグループにないことをメンバーが悩んでいる、という話をよく目にする(参考:乃木坂46 星野みなみ&若月佑美 1期生コンビが語る、7年目突入したグループの勢いと未来)。

彼女たちが昨今の活動で作り上げた独自のアイドルイメージが、“もし”、国民的ヒットへの足かせとなっているのだとすれば、今回の夏をイメージした王道サウンドは、彼女たちが目指しているステージに足を進ませるためのひとつの手段と言えるのではないか。

この曲はたしかに「乃木坂46がAKB48の曲を歌っている」ように聞こえるかもしれない。けれども、同時に誰が聴いても爽やかで、耳に馴染みやすく、違和感なく盛り上がれて、誰もが歌えるように作られているはずだ。それは“誰もが口ずさめるようなヒットソング”には欠かせない要素ではないか。

実際この曲は、夏のあらゆるシチュエーションに違和感なくフィットする。海、ドライブ、リゾート……。「やりたいことをしよう」と聴く者を後押しする今回の新曲は、新しい夏の定番曲となっても何らおかしくはない。

 名実ともにトップアイドルである乃木坂46に欠けている最後の破片。そのラストのピースを掴むために彼女たちは今、挑戦している。(改行位置変更)


妥当なことが語られてるように読めるかも知れないけど、見方を変えるなら、実は奇怪なことが語られてるとも取れるかも知れない。

乃木坂46についての私見は既述の通りだけど、それって能動的にかどうかはともかく、結果的になのかも知れないけど、乃木坂46が選び取った存在様式なわけで、たぶん「誰でも口ずさめるようなヒットソング」とは対極にあるとも考えられる。

荘子の「混沌」になぞらえての比喩がわかりやすいのかなと思うけど、言わばAKB48の行き方が「混沌」であったのに対し、乃木坂46は、そこに「目口を空ける」ようなものだったと。うーむ、なんか逆に分かりづらくなったかも。

なんにせよ、だから「乃木坂46に欠けている最後の破片」という視点こそが、実は乃木坂のアイデンティティの逆照射ということにならないか。

乃木坂46、そして生駒里奈さんの想い出

「純化」と「相転移」

「冷静と情熱の間」

「ないものねだり」の衝撃

NHKBS「乃木坂46 SHOW!」

タモリさんの弟子でもある

2018年08月19日 | AKB
「応援されようとか、面白いことをしようとかは一切考えてない」。指原莉乃が語るたった一つの成功の秘訣とは?

『逆転力』を出した時はすごく若かったんですよね。その当時はそう思っていたし、嘘はないんですが今は少し違和感がありますね。すごく大人になったんだと思います。

そもそも大人になってからあえて目標や夢を持つのをやめたんですよ。そういったことに囚われないように生きてますね。

話を単純化することの危険性を指摘した上で言い放ってしまうけど、「逆転力」が秋元氏の指導によるところが大きいとして、「目標や夢を持つのをやめた」という言わば「悟り」は、タモリさんの背中を仰いでのものと強弁できそう。

言われてみれば当たり前なんだけど、指原さんは秋元氏とタモリさんという、これ以上は望みようのない当代一流の人士に師事し、私淑したことになる。

須田亜香里さんによる指原さん評

2018年08月18日 | AKB
須田亜香里さんツイート

ずっとゆっくり喋りたい!と思っていたお方と念願のご飯^^
凄いと思う部分って分かった気になってても計り知れないね!
頑張ってる!って意識じゃなく、当たり前の基準が人より本当に高いからこその今で、人に対していつも素直だからこその信頼なんだなーって納得出来た夜。
ごちそうさまでした♡


須田亜香里さんツイート

写真集を差し上げて5分で写真と素敵な文章をアップしてくれる指原さんの呟き力と
サヨナラしてから50分かけてツイートする私の呟き力のなさが辛い😂
最近私がバラエティに出演することで第二の…なんて言ってくださる記事も見かけますが、私からすれば文字にするのもおこがましい!センスが違う😂

これはけっこう面白いというか、レトリック的な部分を恣意的に回避しながら深読みすると、須田さんによる指原さん評として読めてしまう。中でも「人に対していつも素直だからこその信頼」という見立てが、なんというか、上から目線で申し訳ないけど秀逸。

「今夜くらべてみました」8月15日

2018年08月17日 | AKB
秋元氏が直接、古市氏に指原さんとの関係について聞いてきたというのは初情報だと思うけど、さもありなん。今くらサイドとしても、その辺りを面白おかしく掘り下げたかった感ありありだったけど、結果的に放送された番組を見た限りでは、イマイチ思い通りには行かなかったのかな。

ただ、無責任な傍目から見ても、とりあえず見渡してみて、指原さんと釣り合いそうな男性と言ったら、古市氏くらいしか思いつかないというのは、たぶんそんなに異論とかは出ないんじゃないか。ご本人にとっては不本意かも知れないけど。

古市氏は「正直な人」