AKB48の旅

AKB48の旅

カラビ・ヤウ多様体

2018年08月07日 | AKB
川上量生×GOROmanが語る「VRとAIがもたらす最適化された世界」とは?――仮想現実がディストピアになるほど人類は幸福になる!

そうそう。それって違いがわからない人にとっては、「全部同じじゃないか」というふうに見えるんですよ。

 だけど実は、ある程度詳しい人間はそれを見分ける能力も同時に発達しているから、むしろ多様性のある世界に見えるんですよね。

──AKB48や『ラブライブ!』のμ’s(ミューズ)みたいなアイドルグループに対して、「全部一緒に見える」みたいな感想を持ってる人は多いですけど、ファンからしたら全然違う個性的なメンバーに見えている、みたいな話ですよね。


引用は上記に留めるけど、非常に興味深い議論が展開されてるんで、リンク先の記事全文に目を通されることをお勧めしたい。

一昨日の「マネタイズできる気配が濃厚」のエントリーで、アイドル文化のコンテクスト処理の困難さなんてことに触れた、その舌の根も乾かぬうちにこういうことを書いてしまうんだけど、敢えなく前言撤回かも知れない。この記事のような視点を、ちょっと失念してた。

超弦理論におけるカラビ・ヤウ多様体への次元の「折りたたみ」の如く、日本型アイドル文化のハイコンテクスト問題は、「VRとAIがもたらす最適化された世界」という、アナロジーとしての「折りたたみ」が必然的に発生することによって、神の見えざる手の如く解消されて行くことになるのかも知れない。