AKB48の旅

AKB48の旅

「マネタイズできる気配が濃厚」

2018年08月05日 | AKB
海外ファンを取り込むフジテレビのアイドル戦略 TOKYO IDOL FESTIVAL総合Pに聞く

それがここにきて、現地でアイドルがマネタイズできる気配が濃厚になってきている。これはすごくいい傾向なんです。今回のバンコクでも、アイドルの物販が飛ぶように売れていました。日本の価格とほぼ同じ設定をしているところが多かったので、タイと日本の物価の違いを考慮すると、これは驚くべきことだと思います。今回は入場無料だったのですが、次回からは有料で集客できると確信したのは、そういうところからです。アイドルのアジア進出はいよいよ次のステージへ入ったんじゃないかと思っています。

BNK48人気の噂は聞き及んでるけど、現地の現場のリアルがなかなか伝わって来ない中、これは興味深い記事。ポジショントークの可能性や、もうちょっと緩めて、単なる「希望的観測」の可能性もあるにはあるけど、それなりに現地情報に根ざしたものと受け取りたい。

ただ一般論的に敢えて強弁するなら、同じ日本文化と言っても、アニメやゲームはコンテクストをコントロールできる仕様なわけで、ローコンテクストとしてもちゃんと成立してると考えられる。そこから「隠された」ハイコンテクストへと辿り着ける猛者は、一握りの精鋭もしくは変人だった可能性がある。

日本型アイドル文化では、こういった「処理」は本質的に難しいと思われる。日本においてすら高いハードルなわけで、やはりここを超えてくるのは困難なんではないか。

ただ引用先の記事でも(無自覚的に?)触れられてるけど、皮肉にもアイドル文化の場合、もしかして救いとなるのが、しきりに語られてるK-POPの洗礼という露払い、という奇妙な展開になるのかも知れない。

映画「君の名は。」