AKB48の旅

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僕らの音楽10「徳永英明X前田敦子」

2013年07月21日 | AKB
自分の運命を選び取ってきた、勝ち取ってきた人の自信というと、どこか違うかな。ゴーマンな表現だと「選ばれた人」。「神に愛された人」というと、別方向の意味合いがついて回るか。一言で表現するのは無理だし、そんな言葉は存在しない。たぶんこんな人はいない。

見ていて、前田敦子という人の凄さが、淡々と伝わってくる感じ。徳永さんも敬意というとちょっと違うかも知れないけど、女性とかそういう枠組みではなく、人間として対峙していたように思う。徳永さん自身が重ねてきた年齢もそうだろうし、大病も経験されてるし、前田さんを通して、見えたものがあったんじゃないか。

前田さんの「声」の魅力については、私が知らないだけなんだろうけど、他に指摘した人っているんだろうか。別にかこつけるつもりもないけど、徳永さんの意見に賛意を表したいと言いつつ、それ以上のことも既述なんで、まあ何と言うか。

対談自体は、特に新しい情報とかはなかったように思う。強いて言うなら、前田さん自身の話ではなくて、高橋みなみさんが徳永さんと懇意なことが、興味深かったかな。予想通りというのも変だけど、人脈が深く静かに広がってる。とりわけ大人に愛されてる。そんな感じ。

徳永さんが、これまで板野さん、高橋さん、柏木さん、渡辺麻さん、松井Jさんと対談をしてきたというイントロダクションを見ても、AKBインフレーション説が次第に現実味を帯びてきてるように思えてしまうし、決していろいろ手前味噌じゃないよね。