AKB48の旅

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読売新聞日曜版6月30日「まさかの指原 汗の結晶」

2013年07月02日 | AKB
読売新聞日曜版6月30日に、月一連載の秋元康氏のコラム「1分後の昔話」が載るというのは、以前も取り上げたことがあるけど、6月30日版の題名が「まさかの指原 汗の結晶」だった。内容はもちろん、さっしーの総選挙一位の件。

以下引用

要するに、大島優子や渡辺麻友にはなれないけど、指原莉乃にならなれるかもしれない。あんなへたれでスキャンダルまで犯しても、あきらめずに頑張れば、"敗者復活戦"があるんだ。そんな夢を見たみなさんが指原に投票してくれたのではないかと思う。

こんなストーリーが生まれるのがAKBなんだとほっこり感動しながらも、AKB48の総合プロデューサーとしては、指原センターでどんな曲を作ればいいのか?とちょっと悩む。

以上引用

例によって新情報がほとんどない、いつもの如くどこか他人行儀な、これぞ秋元康テイスト。「敗者復活戦」という視点は、どなたかが唱えてたと思うけど、多分そっからの「引用」なんじゃないかと疑いたくなるし、さっしーセンター曲に悩むフリも、どこか白々しく感じられる。そこまでもがいつもの秋元康クオリティ。

「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞は、これまでの選挙曲以上に、じゃんけん曲なみに、さっしーへの当て書きであることは明らか。ということは、6月8日以降に書かれてる。ホークスタウンでのMV撮影が6月22日。この時点で楽曲は完成してるので、わずか2週間の内にやってのけたことになるけど、「NHKBS 密着!秋元康2160時間~エンターテインメントは眠らない~」で描かれていた楽曲関連クルー、言わば「秋元組」ならばこそ、こんなのは苦でも何でもないんだろう。

さっしーによる「びっくり音頭」のリークは6月13日。実際の「恋するフォーチュンクッキー」は、言われてみれば確かに「音頭」という揶揄が成り立つ出来映えだと思うんで、恐らくは、この13日時点で、アレンジまで含めた曲が決まってた可能性が考えられる。

渡辺麻さんがセンターなら王道アイドル曲、大島さんなら元気いっぱいのダンス曲、そう考えたくなるけど、そういう予定調和を取らないのも秋元康流だろうし、もしかしたら曲だけは予め決め打ちしてたかも知れない。けれども、この新聞コラムの記述を信じるなら、「ちょっと悩む」なわけで、選曲も総選挙後に行われたんじゃないかと推測できそう。