AKB48の旅

AKB48の旅

それでも「新しいファンを獲得し続けている」

2018年07月18日 | AKB
【深ヨミ】トリプルミリオン認定のAKB48『Teacher Teacher』 市場での売上数を検証する

そしてもう一つ興味深いのは、投票券が付いていないシングルの推移だ。作品によって若干上下するので『翼はいらない』から『願い事の持ち腐れ』の間に発売された3作(『LOVE TRIP/しあわせを分けなさい』、『ハイテンション』、『シュートサイン』)と、『願い事の持ち腐れ』から『Teacher Teacher』の間に発売された3作(『#好きなんだ』、『11月のアンクレット』、『ジャーバージャ』)の売上数の平均を比較した。どちらも発売から6週目の累計売上数の平均である。

 すると前者が140.5万枚、後者が142.1万枚と、増加していることがわかった。握手会などの施策によるところも大きいだろうが、新しいファンを獲得し続けていなければこんなに伸びはしないだろう。活動歴の長いグループだが、メンバーが変わり続けていて常に新しいことや、メンバーがアイドルとして成長する過程がファンを惹きつけ、新たなファンを生み続けるのかもしれない。次作以降のシングルの売上数がどのように変わっていくのか、注目したい。


データの信憑性はそれなりに高いと考えられるので、この記事は「深読み」というよりは、データの解釈問題という括りになると思われる。というわけで、「新しいファンを獲得し続けている」は1つの仮説として十分に有力と考えられる。