AKB48の旅

AKB48の旅

NHKBSプレミアム"AKB48 FES 2016"

2016年10月24日 | AKB
AKB48SHOWの素晴らしいところとして、何より楽曲がフルなこと、(ほぼ)生歌であること、NHKならではのカメラワークと編集、そして地味に効いてる24Mbpsの高ビットレートがあげられると思うけど、それが目一杯に生かされた番組になってたと思う。AKBGの楽曲のレベルの高さ、そして個としてのメンバーの魅力がストレートに伝わってきた。

これ以上何かを望むべきではないんだろうことは重々分かってるけど、それでもいらぬ一言にして、昨日の今日ということもあり、やはりそこにはある意味NHKの限界が見えてしまう、と言い放ってみたい。1 + 1 はしっかりと2になってるけど、それ以上には決して「幻想」は立ち上がらない。

もちろんそれで十分なのであって、 1 + 1 が2に届かないことに比べれば至れり尽くせりとも言える。最近のAKBGのコンサートと比べても、出色のできと言い切れるとも思う。けれどもそれでも、かつての前田AKBが、そして最近ではHKTがコンサートで成し遂げて見せてただけに、この"AKB48 FES 2016"がそういう趣旨ではないにもかかわらず、やはり一抹の寂しさというか、物足りなさを感じてしまう。ハイレベルであるが故に、その先を追い求めてしまう。

なんか文句を言ってるようにとらえられるのは不本意なので、念のため最後に書いとくけど、素晴らしい番組だった。