AKB48の旅

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「フィクションのアイドル」

2016年10月18日 | AKB
秋元康が“デジタルアイドル”グループをプロデュース! キャラデザは田中将賀やこやまひろかずなど
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000011-isd-game

80年代のアイドルがイメージの中の偶像だとすれば、ネットが普及した現代のアイドルは日常の中の実像に近い。SNSで発信されるメッセージは、言葉を選んではいるが本音が見え隠れする。大人たちがプロテクトしようとしても、リアルタイムで発信される情報は実物大の彼女たちそのものである。露出する写真をマネージャーが選んだり修正する時間はない。インスタグラム等で“ありのまま”の姿が拡散されるのだから、もはや、イメージ戦略など通用しない時代なのだ。

ならば、フィクションのアイドルを作ろうと考えたのだが、今回のプロジェクトである。”デジタルアイドル”というと、CGなどの最新技術から発想される場合が多いが、今回のプロジェクトはキャラクターやストーリーや楽曲作りから始まっている。

あくまでも、「もし、こういう女の子がアイドルを目指したら…」というアイデアがベースだ。存在しないアイドルだからこそ、究極の非日常を描くことができる。こんなルックスの女の子がいたら? こんなことを言うアイドルがいたら? こんなスキャンダルを起こすアイドルがいたら? 素晴らしいキャラクターデザインの先生方と一緒にフィクションだからこそできる新しい時代のアイドルをプロデュースしようと思う。


逆張りと言えば聞こえは良いけど、従来の2次元との差別化はどうなってるのか、これだけ読んでみてもいまいちよくわからない感じ。たぶん例によって対立軸の外を模索するんだろうと憶測するけど、さて。