AKB48の旅

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「大組閣」ブルーレイ

2014年07月25日 | AKB
まだ全部見通したわけじゃないけど、メインの組閣部分を一回見通しただけだけど、なんか書かざるを得なくなった感じ。正直、ここまでオモシロいと感じることになるとは思わなかった。

結果は分かってるんだし、気軽に見れると思ってたら甘かった。もの凄い感情のうねりと、恐ろしいスピードで進行する物語の破壊と創造。いや、破壊の印象が強くて、創造が追いつかないとすら感じられてしまう。司会の戸田恵子さんの表情と声が、誤解を恐れずに言うなら「冷たい」んで、誇張表現だけど肺腑を抉るとでも表現してみようか。

ブルーレイの内容については、まずは予想通りと言いたいけど、たぶんこれってリアルタイムになってるよね。当然のようにカメラのスイッチングはあるけど、当時のリアルタイムを守って編集されてると思われる。だからメンバーの表情が、相互の関係性が、間というかタイミングを崩すことなく、とてもリアルに再現されることになる。既述の通り、これは重要なことだと思うんで、北川謙二氏、ようやくにして良い仕事をしたと言って良いんじゃないか。

個別のメンバーには触れないけど、上位メンバー以外で本人がショックを受ける、会場のファンが大きくどよめく人事こそが期待されてるというか、ある種「推され」ということなんであり、波風の立たなかった人事こそが、ある種「干され」なんだよという逆説に気づけるかどうか、そこが分かれ目になるんだろうなあ。

メイキングに収録されていた、メンバー全員を前にしての高橋さんの事前の「薫陶」で、正に「ここにいたこと」な内容が語られていたのが、流石というか、ホント何度も何度も見せつけられるばかりなんだけど、この人すごいわ。