ＴＡＫＥ ＯＦＦ 東京公演感想・その７

「あみねこ・考える」



いつから、観劇にアンケート用紙が配られるようになったのだろう？

「さあ書け、やれ書け、すぐ書け」の押しかけ強盗的なやり方は、早朝みたレム睡眠の一番印象的な夢を短絡的に集計しようとしているとしか思えない。

願わくば、優しい属の言葉希望（だって、次もあるし・・）

良くも悪くも興奮状態アドレナリン噴出の中、所要時間数分で一気に書かなきゃいけないアンケートは、低学年的な形容動詞止まりだ。

そして、例え細かく記述したとしても、賢太郎の前頭葉の円グラフの「よい」「ふつう」「わるい」の三つに振り分けられ配分されるだろう。


今回初戦のときは、悪い方の作用が体内で噴火した為、とてもアンケートを記入する事が出来なかった。

まあ、強いて書くなら「答えたくない」という、文章だろう。

一週間かけて、体内浄化作業に徹し色々と調整し、「演劇」という枠からきっぱりと決別させた。

そして、どの方向から書くかを考える。

にわか評論家ぶって書くか、単位ギリギリ教科レポート風に仕上げるか、役者の活力の素になる様に書くか、・・・。


そして、あえて、懐疑的な「脚本演出家のいい気を助長させる感想」を書き提出たし私を、美仁クラブ代表けい-ちんは、「最低な奴！」と、軽蔑していた。

大嘘を書いたつもりもないんだけど。だってドリフの全員集合のノリで見てたもん。

２６日に比べて席が前だったので、表情がとてもよく見えたし、初めからカミカミでせりふ間違えたし、疲れを飛ばす為、テンションを自ら上げ壊れていたし、アドリブも結構言ってたし、色々な事を含めて、今回の方が笑えた。



まあ、宮廷専属の骨接ぎ師の様な久ヶ沢さんを見習い老体ムチ打ち、つりズボンが似合うウィーン少年合唱団員のオレンヂ君の成長を楽しみに、賢太郎の作り出す頭の中が活性化する洒落たセンスある笑いを求めて、「ＫＫＰ公演のダメさを愛でる会」会長として、また、行きたいと思います。


「ＴＡＫＥ　ＯＦＦ」を見て、「やっぱり好きな道に進む決意をした」「もやもやが取れた」「前向きになった」等々感想書いた方々、今までどんな悲惨な人生を送ってきたのだろう。

可哀相に・・。


ホモサピエンスちょっと先輩のｍａ-ちんから一言
「人間は、飛べないよ」