マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

独立器官・村上春樹短編集4

2014-02-10 13:51:17 | 映画・本・DVD・CD他
[独立器官]

「自分とはいったい なにものなのか」

ちょっと賢い潔癖症の文学青年が考えそうな、或いは、ミスターチルドレンの歌詞に出てきそうな、兎に角、成長過程の人間が欝っぽくなる為の要素。

50過ぎて初めて恋煩いにかかり、「自分とは いったい 何者なのか」なんて考え出して、終いに餓死していった男の話。

彼のメビウスの輪の様な難題は活字となって解答されていない。

そして春樹さんお得意の「彼(死んでいった人間)の事を忘れないでいて欲しい」名文句付き。

さらに「女性には、嘘をつくための特別な独立器官のようなものが生まれつき具わっている」なんて断言する見解が載せてある。


今頃分ってどーーーするんだよ。

遅っせえよっ!!





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やれやれ・・ (yo-ちん)
2014-02-13 01:55:15
私、甘いものを食べる為の独立器官も、あるよ。

嘘も方便と心得て、ma-ちんと出奔するとき、嘘をつくための独立器官使ってるよ。

閑話休題。


人生100歳まであるとしたら、50の恋煩いもまだまだ青いのかもしれないけど、

やっぱり年取ってからの純愛はイタいなぁ。

「妻の資格」って韓国ドラマもイタかった。古いけど「マディソン郡の橋」も。

ひねくれ者の私は、純愛に心ふるえるどころか、「けっ!」「ふんっ」と鼻で笑ってしまう。

どうやら私は、恋をするような独立した器官は持ち合わせていないようである。

・・・もういまさら、遅せえよっ!!
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