マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

ROOKIES 卒業

2009-06-02 09:03:23 | 映画・本・DVD・CD他
1+1=2

つまり、誰にでも分る、いわゆる1+1=2の「スポコン」物語である。

そして、漫画的描写や、感動を演出する箇所や、臭い台詞だらけで、ある意味、つっこみ処満載の映画でもある。


しかし、

しかしだ。

安仁屋扮する市原隼人のマウンドで号泣する姿に、

若菜扮する高岡蒼甫の天を仰ぎ涙する一滴に、

御子柴扮する小出恵介の無意識に出た涙の跡に、

他の出演者全員の全力で流す涙すべてが、

私のカラカラに乾き損なった心の一部に、

一瞬のうちに沁みわたり聖水の如く治癒してくれる。


優しさを求めている人

努力につまづいている人

勇気の一歩を踏み出せずにいる人

自分の自信に不安の人

信頼関係に疑問を持っている人

希望、目標、夢、そんな単語をとうの昔に封印してしまった人



きっとどこかのシーンで、貴方の暖かい血の通った涙が頬を伝うだろう。

単純なストーリだからこそ、その答えの意味は純粋で明快である。

まだまだ、人間捨てたモンじゃない。



「諦めない奴が、最後に勝つ!!」

ベタベタだが、とっても素敵なセリフだ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ただ今、詰め込み中 (けいぷ)
2009-06-03 00:58:39
アタシもくっさいのが一周して、追い越されちゃった感じだにゃあ。
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平っちに扮する桐谷健太の三段泣き (yo-ちん)
2009-06-03 10:35:55
「世界を変える天才、平塚平、行きます!」

・・・うん、彼らによって私の世界は確実に変わった。

家族が打ち出すどんなビンボールもめげずに打ち返し、
地球を一周して、宇宙の果てまで飛んで行っちゃった感じです。

ボールじゃなくって、私の意識が。

ありがとう。
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