村上春樹の作品は、ミステリアスなファンタジー作品が多い。
羊男・一角獣・ねじまき鳥・ナカタさん・・・
ファンタジー作品は、常に、物事の意味・価値・存在に疑問を持ち、感情に流されず理性と知恵で論理的に考え判断され、更に、悲観的な涙をそそるものである。
そんな作品を、演劇でこなす事への、難しさ。
現在が躍動しながら、時間の進行に伴い、過去と未来とを同時に明かしていく。この二重性が演劇における時間の法則である。
小説は読者が自ら読み直し・読み返しによって時間を自由に行き来出きる。
しかし、演劇の時間は不可逆的である。
現在だけしか、存在しない。
そして、その軸がだぶつきブレると、時間の流れが切断され、役者達の動きも大事な台詞も一瞬にして喪失する。
春樹的な高等ファンタジー作品を望むのは、無理な話だな。
それに、もう一つ・・・。私の場合、単なるミーハー的感覚でチケットを購入したのであって、「信頼」ではないと思う。
羊男・一角獣・ねじまき鳥・ナカタさん・・・
ファンタジー作品は、常に、物事の意味・価値・存在に疑問を持ち、感情に流されず理性と知恵で論理的に考え判断され、更に、悲観的な涙をそそるものである。
そんな作品を、演劇でこなす事への、難しさ。
現在が躍動しながら、時間の進行に伴い、過去と未来とを同時に明かしていく。この二重性が演劇における時間の法則である。
小説は読者が自ら読み直し・読み返しによって時間を自由に行き来出きる。
しかし、演劇の時間は不可逆的である。
現在だけしか、存在しない。
そして、その軸がだぶつきブレると、時間の流れが切断され、役者達の動きも大事な台詞も一瞬にして喪失する。
春樹的な高等ファンタジー作品を望むのは、無理な話だな。
それに、もう一つ・・・。私の場合、単なるミーハー的感覚でチケットを購入したのであって、「信頼」ではないと思う。
まあ、すこしは、内容も気にはなるざますけどね。。。
初めて賢太郎ちゃんに会ったのがKKPの「篠田」で、最悪の印象だったからなぁ・・
自分でもよくわからにゃい。好きだけど、まだ信頼しきれないっていうか・・。
ハーちゃん なるほど、彼のやることがまだ全面的にいいかどうか、ミステリアス、
つまり謎の部分があるってことね?負の謎もね。
それに、ファンタジーってひとことで言っても、いろいろあるわな。
文学と演劇ではひとくくりにできないところがあるしね。
ミーちゃん そうだよ。幅広いよね。
ハーちゃん >感情に流されず理性と知恵で論理的に考え判断され、っていうファンタジーの作品の定義はちょっとむずかしいなぁ。
ミーちゃん でも、春樹さんのファンタジーの世界は奥が深いでしょう。それ読んじゃうとさ~。
ハーちゃん たしかに。彼の作品は言ってみれば、心の迷宮、ファンタジー+イリュージョン+ラビリンスだな。
あと、「ハリーポッター」や「ナルニヤ物語」もファンタジー、
「西の魔女が死んだ」の作者のファンタジーもなかなかいいんだよね。
JKちゃん あのぅ~、ぼくの出演した演劇も基本的にはファンタジーものが多いんだけど。
「ガマ王子」「からっぽの湖」「ゴッド・ドクター」も一応ファンタジーって言えない?
ハーちゃん うーーん、たしかにジャンル的にはそうなるかもしれないけどさ、
その目に見える部分のファンタジーさと、
心の中で、幻想の世界がどんどん広がるファンタジーとは、
根本的に全然違う気がするんだよなぁ。
ミーちゃん ま、ミーハー的にでもいいから、演劇のファンタジー見にいってみようか。
ハーちゃん うん。シルクハットから、バニーや雀、出してみせたり、
トランプの技とアナグラムの技をごっちゃにやっちゃったりして
彼なりのファンタジー、期待したいけど、心の琴線にふれるほど感動する期待と信頼は・・・
ミーちゃん ないでしょう?!
KKちゃん ・・・あのう、おふたりさん、なんの話をしてるんですかい?
ミーちゃん・ハーちゃん 君が言い出した、ファンタジーの話だよっ!!
KKちゃん そういうそちらさんは、さてはミーハーなおばさん、
ma-ちんと yo-ちんだなっ!?
ma-ちん・yo-ちん バレたかぁーー!!
だって、あたしたちって常に厳しい現実に対峙してるから、そこから逃れるには、
ファンタジーの世界に行くしかないの。
だから、ファンタジーに関しては、ちょっとうるさいわよ~~
KKちゃん あ、あのね・・ボクのやろうとしてくこと、そのファンタジーってキーワード、
実は、存在そのものがファンタジーの相方へのラブコールなんだ
ねぇ、Jちゃん、一緒にファンタジー本公演しようよ~~
JKちゃん