マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

ヴォイド・シェイパ

2011-05-19 12:39:07 | 映画・本・DVD・CD他
[ヴォイド・シェイパ]森博嗣著

師匠であるカシュウの死後、ゼンは言いつけ通り山を下りた。

師匠から譲り受けた一振りの刀を背に。

ゼンは自問する。

強さとは、

生とは、

死とは、

旅路の行く先にその答えはあるのだろうか?


森さんの待望の新シリーズ。

少々説教臭く、詩の箇所が多いが、読みやすい。

本書より
「殺気」がある人間がいい。殺気があるとこちらは不安になる。相すれば自ずと相手をよく見るし話も聞く。そして理解する。そういう殺気がない奴は駄目だ。いてもいなくても同じでは意味が無い、人して価値がない。

殺気がある奴は、それだけ他者に敏感だ。よくよく人を見ている。心の目を充分に開いて見ようとしている。そして殺気があるからそれを押さえつけようとする知恵が働く。殺気を剥き出しにしておくのは得策ではないから。



いいなあ、殺気がある人好きです。

静けさを見せ、穏やかさを含み持った美形ならなおの事、滲み出る殺気はなお際立つだろうし。(誰とは云わないけど・・)


毎度の事の様に、いい人なんてまったく興味ありません。はい。


と云う事で、これもまあまあ当たりの美味しい作品。



デザート:SS501[Dejavu]

http://www.youtube.com/watch?v=mem8-G-HqLM


コメント (3)
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