保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

ニセコ町 ニセコ駅横の9643

2017-10-31 11:24:00 | 石狩・後志(北海道)

場所:ニセコ町中央通 (JRニセコ駅横)
保存車両:日曹天塩炭鉱9643
(2017年10月31日訪問)

かつて北海道札幌市のサッャ鴻rール園で保存されていましたが、2017年6月にこの地へ移転しました。
JRニセコ駅からすぐ長万部方の敷地に置かれています。近くにある給水塔と転車台は、かつてC62-3が動態保存されていた際に使われていたものです。

9643は、1914(大正3)年に製造され関西地区で長く活躍したのちに旭川へ転属し、1948(昭和23)年に国鉄では廃車されました。
その後は北海道豊富町にあった日曹炭鉱天塩鉱業所へ譲渡され活躍しましたが、1972(昭和47)年の路線廃止により廃車されました。

1973(昭和48)年より札幌市のサッャ鴻rール園にて保存されました。そして2017年まで変わらず保存されていましたが、工場内での工事のため移動が必要になり、幸いにも引取先が見つかったためニセコ町に移転しました。
移転に関する話は、モデルスIMONの井門氏のブログで詳しく紹介されていますのでご参照ください(→http://train.ap.teacup.com/yoshihiro/1568.html)。

2017年10月に訪問した際は、機関車の再塗装はほぼ終わった状態ですがまだ一般公開はされていませんでした。
冬季はシートを被せられるでしょうから、一般公開は2018年4月以降と思われます。

(2018年10月17日追記)
2018年10月15日時点で、車両はブルーシートに覆われていて非公開となっています。
2018年10月15日 現存を確認

以下は移転前の様子です。2011年3月3日に撮影しています(撮影場所:札幌市東区北7条東9丁目2-10 サッャ鴻rール園)。







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