保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

札幌市南区 国道沿いのキハ182

2012-09-28 16:16:00 | 石狩・後志(北海道)

場所:札幌市南区定山渓
保存車両:キハ182-38
(2012年9月27日訪問)

南区定山渓の国道230号沿いに保存されている車両です。敷地外から見られるのは画像のアングルしかありません。
個人の別荘のような場所に置かれ、車両の手前には池があります。状態はネットが被せられ草が絡まるなどあまり良くないようです。

このキハ182-38は、宗谷本線の急行列車に連結出来るように改造された車両です。当時キハ400系で運用されていた列車へ併結するために各部が改造されています。
1997年に改造され宗谷本線の急行列車で使用されましたが、2000年に急行が廃止されてからは主に快速ミッドナイトの繁忙期増結車として活躍しました。しかし用途が限られていたためか2003年3月に廃車されました。
前述のキハ400系との併結改造により、従来の特急用キハ183系とは連結出来なくなっていました。このことからキハ182としては早めの廃車となりました。

この車両がある場所は、国道230号線のすぐ横です。定山渓の錦隧道(錦トンネル)より200m程札幌方にあります。
周囲の草木が繁らない春先か晩秋の方が車両を良く観察できるでしょう(個人の敷地内にありますので国道から見学しましょう)。

2018年10月14日 現存を確認

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