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ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を52年研究し保全活動してます。ホタルだけでなく、様々な昆虫の生態写真や自然風景の写真も掲載しています

冬へのいざない

2016-12-11 18:52:36 | 風景写真/霧氷

 12月。先週までは比較的暖かい日もあったが、昨日あたりから強い寒気が流れ込んでおり、西高東低の気圧配置とともに本格的な冬へと 移り変わろうとしている。色づいた木々の葉は落ち、中部山岳地帯から日本海側は白の世界に、そして太平洋側は乾いた世界へと変貌する。
 とかくマイナスイメージが強い季節であるが、冬には冬の魅力と美しさがある。私は、それを「霧氷」に感じることが多い。霧氷は小さな氷の結晶1つ1つが枝の隅々にまで付いたもので、 純白で繊細、いくつもの条件が合致した時だけに造られる自然のジオメトリック・アートだ。そして、それは木々の連続と光によって時空間芸術になる。写真は、あるものをそのまま写し、 本物になるべく近い画像を再現する「記録」が基本だが、撮影者の「表現」が加わることによって「作品」となる。
 冬は寒い。暖かい部屋でのんびり過ごすのも良いが、冷たい風は、新たな感動との出会いに夢を膨らませる私を冬の世界へと誘う。11月6日以降、週末は一ヵ月以上も出掛けていなかったが、次週末からは、自然の中へ出掛けようと思う。掲載した写真は、いづれも過去に撮影した「霧氷」で作品とは呼べないものばかりであるが、気持に弾みをつける意味で、未掲載の写真2点を加え現像し直して掲載した。この冬は、一体どんな新しい感動が待っているだろうか・・・

参照

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

霧氷の写真

霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/5秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県塩尻市 2012.12.02)

霧氷の写真

霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/6秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:長野県塩尻市 2012.12.02)

霧氷の写真

霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/8秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:長野県塩尻市 2012.12.02)

霧氷の写真

霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/4秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県塩尻市 2012.12.02)

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

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霧氷(rime)

2016-02-06 19:02:13 | 風景写真/霧氷

 霧氷の光景に取り憑かれ、ここ数年は冬になると霧氷ばかり追いかけている。その理由は、ブログ記事「霧氷の魅力」を読んでいただきたいが、霧氷は、勿論、冬の時期にしか見られないが、ある限られた気象条件でしか現れないし、東京在住で週末しか出かけられない私には、より一層出会いのチャンスが少ない。片道200kmの道のりを1枚も撮ることなく、何度、往復したことだろう。
 それでも何度かは撮影することができた。しかしながら、その魅力と感動を十分に伝えることができる写真は、未だに撮れていない。絶景には違いないが、構図、光、色彩、オンリーワンに私らしさ・・・多くの課題がある。また、見ていただける方々からの評価が低ければ「作品」とも言えない。
 今シーズンは、まだ3月末頃までチャンスがあると思う。そこで「私自身の反省と向上」のために、これまでに撮影した霧氷をスライドショーにしてみた。(今回は、BGM付き)

霧氷(軽井沢)
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 0.3秒 ISO 100(撮影地:長野県軽井沢町 2012.01.15)

注意:動画は、高画質でご覧いただけます。YouTube画面右下のマーク右から3番目の「設定」を HD1080P にしてご覧ください。

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御射鹿池 冬景と霧氷

2016-02-03 22:02:25 | 風景写真/霧氷

 御射鹿池。私の親類の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルになった池である。
 御射鹿池には四季を通じて何度も訪れており、冬にも3回訪れて撮影しているが、その時は、池は凍っていないものの、早朝という時間と着雪した木々で、「人を寄せ付けない冷たさ」だけで美しさは感じなかった。今回は、予想通り木々には綺麗な霧氷が付いていたが、池は凍って雪原状態。もし、この霧氷を映す水鏡ならば、新緑の御射鹿池に勝るとも劣らない美しさであろう。タイミングが難しいが、いつか撮ってみたい。
 参考までに、雪景色の御射鹿池の写真も以下に掲載しておきたい。

以下の掲載写真は、1920×1280ピクセルで投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

初冬の御射鹿池の写真
初冬の御射鹿池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F18 1.6秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:長野県茅野市 2010.12.05 7:58)
御射鹿池(冬景色)の写真
御射鹿池(冬景色)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 30秒 ISO 100(撮影地:長野県茅野市奥蓼科 2014.12.06 6:10)
御射鹿池(雪景色)の写真
御射鹿池(雪景色)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.2 30秒 ISO 100(撮影地:長野県茅野市 2014.12.07 6:07)
御射鹿池の霧氷の写真
御射鹿池の霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/250秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県茅野市 2016.1.31 10:19)
御射鹿池の霧氷の写真
御射鹿池の霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/100秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:長野県茅野市 2016.1.31 10:17)
御射鹿池の霧氷の写真
御射鹿池の霧氷
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/160秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県茅野市 2016.1.31 10:20)

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白樺高原の霧氷

2016-02-01 21:03:48 | 風景写真/霧氷

 今シーズン、初めての霧氷撮影。

 霧氷の撮影は、週末と天気の組み合わせが良くなければ不可能なのだが、ようやくチャンスが巡ってきた。
 今回の目的は、白樺高原“夕陽の丘”展望台からの光景である。5時半に到着し駐車できるスペースに車を止めて夜明けを待つ。6時をまわり、空が明るくなってきたので準備開始。気温はマイナス8度。風がないので、それほど寒くは感じない。展望台から見下ろすと、広大なカラマツ林に薄っすらと霧氷が付いている。霧氷は白いから、日の出前はグレーの単一色だが、朝日が当たり始めると白く輝き始める。
 この場所には、これまで3年間で十数回通っているが、いつもは茶色一色。今回やっと霧氷らしい光景に出会えたが、残念ながら、広大なカラマツ林全体には霧氷が付いておらず、また霧氷も不完全な場所が多かった。この場所ならではの光景は、またお預けである。

 白樺高原の霧氷を撮った後、白樺湖の雨氷、御射鹿池の霧氷を撮影したので、次記事で紹介したいと思う。ちなみに居合わせた方の情報では、この日、霧ヶ峰では霧氷はなかったそうである。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

白樺高原の霧氷

白樺高原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1.6秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県北佐久郡立科町 2016.1.31 6:37)

白樺高原の霧氷

白樺高原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1秒 ISO 100 +1 2/3EV(撮影地:長野県北佐久郡立科町 2016.1.31 6:48)

白樺高原の霧氷

白樺高原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/15秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県北佐久郡立科町 2016.1.31 7:35)

白樺高原の霧氷

白樺高原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/50秒 ISO 100(撮影地:長野県北佐久郡立科町 2016.1.31 8:10)

白樺高原の霧氷

白樺高原
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/25秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:長野県北佐久郡立科町 2016.1.31 7:54)

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ダイヤモンドダストとサンピラー(動画)

2016-01-04 22:41:21 | 風景写真/霧氷

 ダイヤモンドダストサンピラーは、写真の世界では1/250~1/1250秒という瞬間を 切り取って「作品」にしたもので、肉眼で見えているものとは違う。
 この記事では、ダイヤモンドダストサンピラーが、実際にはどのように見えているのかを 自然芸術の "記録 "として「デジタル・ハイビジョン」で撮影した動画をご覧いただきたい。過去にも動画を公開しているが、今回は別編集し、BGMを付けた。

注意:動画は、高画質でご覧いただけます。YouTube画面右下のマーク右から3番目の「設定」を HD720P もしくはHD1080P にして下さい。また、右下の一番右の全画面モードでもご覧いただけます。
280MBもありますので、綺麗に再生できない場合は、2~3回再生し直してください。

ダイヤモンドダストとサンピラー
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO(撮影地:長野県諏訪市 2014.3.15)

サンピラーの写真

サンピラー
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/1600秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27)

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ダイヤモンドダストとサンピラー

2016-01-03 16:08:48 | 風景写真/霧氷

 ダイヤモンドダスト(細氷)は、寒冷地において晴天で無風、気温が氷点下15度以下で湿度の高い時に、空気中の水蒸気が細氷となって降る現象である。
 サンピラー(太陽柱)は、雲の中にある氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見える大気光学現象の一種であり、日出または日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が見られる現象を言うが、氷点下で発生するダイアモンドダストに反射する細氷現象でも同様に、サンピラー(太陽柱)が見られる。

 ダイヤモンドダストは北海道が有名だが、掲載写真は、2013年と2014年に長野県の霧ヶ峰で撮影した。
 気温マイナス16℃の中、夜明け前からポイントでスタンバイしていると、夜明けとともに目の前の空間を降るダイヤモンドダストが薄らと見え始めるが、まだ多くはなく、輝きもない。
 しかしながら、向かいの尾根から朝日が見えそうになった瞬間、ほんの数十秒だけダイヤモンドダストは黄金色に輝き始める。まるで「金粉」が舞っているようだ。太陽の光が谷を照らし始めると、ダイヤモンドダストは一斉にキラキラと輝き始める。そして、しばらくするとそこに一筋の光の柱サンピラーが現れるのだ。
 サンピラーは、写真に撮ると、虹色や黄金色に輝いて見える。この神秘の瞬間、奇跡の絶景は、僅か数十分ほどしか見ることができない。

2016年、最初の写真は「ダイヤモンドダストサンピラー」を選んだ。過去に撮影した画像を再現像し、未公開写真も含めて編集したものだが、この神秘の瞬間、奇跡の絶景を「希望の光」として、更なるチャレンジの年としてスタートしたい。

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謹賀新年

本年もまた、絶滅が危惧される昆虫と美しい自然風景を求めて参りますので
何卒、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。 また動画においては、Youtubeで表示いただき、HD設定でフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。

ダイヤモンドダストの写真
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/640秒 ISO 400(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27 7:12)
ダイヤモンドダストの写真
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 400 -1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27 7:12)
ダイヤモンドダストの写真
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 400 -1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27 7:12)
ダイヤモンドダストの写真
ダイヤモンドダスト
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 100(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2014.3.15 6:50)
サンピラーの写真
サンピラー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/320秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27 7:31)
サンピラーの写真
サンピラー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/320秒 ISO 100(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27 7:35)
サンピラーの写真
サンピラー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/1250秒 ISO 100V(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2014.3.15 6:55)
ダイヤモンドダスト in 霧ケ峰/Diamond Dust in Kirigamine, Nagano
(BGM付です。設定をHDにしてフルスクリーンにすると高画質でご覧いただけます。)

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霧氷の魅力

2015-12-23 14:47:44 | 風景写真/霧氷

 霧氷とは、着氷現象の一種で、氷点下の環境で樹木に付着して発達する、白色や半透明で結晶構造が顕著な氷層の総称である。蔵王や北八ヶ岳等で見られる、樹木が完全に樹氷や雪によって覆われた樹氷(アイスモンスター、または、海老の尻尾)とは違って、過冷却にある霧や雲、空気中の水蒸気の昇華によって樹木に付着するものを言う。(Wikipedia より)

 夏に「昆虫」を撮っている方々の中には、冬になると「野鳥」に移行する方も多いが、私は自然風景、中でも凍てつく冬にしか 見ることができない「霧氷」を撮り続けている。
 私にとっての霧氷の魅力は、白く輝く繊細な美しさにあるが、特にカラマツ霧氷の整列しているようでも微妙な自然の揺らぎを感じる幾何学的光景に魅かれる。霧氷の定義は冒頭に述べたが、簡単に見られるものではない。気象条件もさることながら、休日にしか動けない私には、シーズン中に一度、出会えるかどうかという光景である。それも魅力の一つかもしれない。
 霧氷の撮影においては、以下の項目を1枚に写し込むことを目標にしている。

  • 清楚で繊細
  • 冷たさと柔らかさ
  • 光と影の演出によるドラマチックな展開
 これに、今シーズンは

  • 果てしのない広大さ
を付け加えたいと思っており、ポイントになる場所に通ってはいるが、なかなか霧氷が付いてくれない。しかし、諦めずに気長に待とうと思う。

 本記事の「霧氷」写真は、過去に撮影したものだが、未公開画像の中から「クリスマスの時期」を考えて選んでみた。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

霧氷

霧氷
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F16 5秒 ISO 400 +1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27)

霧氷

霧氷
Canon EOS 5D MarkⅡ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F16 2.5秒 ISO 400 +1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27)

霧氷

霧氷
Canon EOS 5D MarkⅡ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F13 1/60秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2014.12.07)

霧氷

霧氷
Canon EOS 5D MarkⅡ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F16 10秒 ISO 400 +2EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰 2013.1.27)

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美ヶ原の霧氷風景

2015-11-23 15:40:46 | 風景写真/霧氷

 美ヶ原の霧氷風景を撮りたい!

 もう、紅葉の季節が終わろうとしている。それにも関わらず、この秋は10月18日の乗鞍高原「まいめの池 ~紅葉~」以来、写真撮影の遠征はなく全くシャッターを切っていない。理由は3つある。
 1つは、目的とする昆虫と風景だけを撮るスケジュールにしたこと。
 2つ目は、天候によってスケジュール通りにいかなかったことである。
 別に目標を定めず車で流しながら美しいと思う被写体を探すのも良いだろう。あるいは、里山を散策しながら出会った昆虫のマクロ撮影を楽しむのも良いだろう。しかし、今はそうして撮影した結果に満足できないでいる。写すこと。そのものが楽しかった初心は、どこへ行ってしまったのか?
 1番の理由は、月~金の本業があまりにハードで、平日で精魂使い果たしてしまっていることである。退職者がでたために二人分の仕事を強いられ、昼食も取れない状況が続いている。更には、朝6時過ぎには出勤しなければならず、片道40kmを車通勤に変えたため、睡眠時間も短縮となってしまった。何とかして欲しい・・・

 さて、11月21日~23日の三連休。目標は、美ヶ原の霧氷であった。毎年、この時期に美ヶ原へ行っているが、未だに思うような風景に出会えていない。そして、今年も目標は達成できなかった。
 11月としては気温が高く、また天候の巡り合わせも悪く、霧氷が付く条件ではないのである。しかも、美ヶ原へ行くビーナスラインは、明日24日から冬期通行止めになり、マイカーでは行くことができなくなってしまうのである。一体、いつになったら、目標を達成することができるのであろうか?
 そんなわけで、今回も過去に撮影した未公開画像を含めた不満足の駄作ばかりを集めてみた。いつかは、美ヶ原ならではのスケールの大きな、そして美ヶ原でしか撮ることのできない霧氷の風景を撮りたい。

 今週末は、日本ホタルの会シンポジウムで基調講演をしなければならないので、三連休は原稿をつくることで終了である。

関連投稿記事:美ヶ原の霧氷

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F22 5秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2011.11.23)

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F14 0.4秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2012.11.18)

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F14 0.4秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2012.11.18)

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/5秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2012.11.25)

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 0.8秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2012.11.25)

美ヶ原の霧氷

美ヶ原の霧氷
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1/13秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県松本市/美ヶ原 2012.11.25)

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