ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を50年研究し保全活動してます。ホタルしか知らない人にホタルは語れないとの信念から他の昆虫や風景も掲載

春よ来い

2024-02-19 17:32:00 | その他

 2月中旬だというのに、18日は全国的に気温が上がり、3月から4月並みの暖かさとなった。北海道と東北では2月としては観測史上最も高い記録的な暖かさだという。気象庁によれば、日本付近では、偏西風が平年よりも北側へ蛇行したために南の高気圧の勢力が強まったことに加え、日本の北にある低気圧に向かって暖かい空気が流れ込んだことで九州から北海道にかけて広く気温が平年を大きく上回ったことが原因だという。
 日差しの下ではシャツの袖をまくり、春の暖かさを心身ともに感じたが、数日後には再び寒気が南下し、季節は逆戻りするようである。こうした気温の周期的な変化は、春の訪れが近いということだ。能登の復興のためにも早く本格的な「春」が訪れて欲しいと思う一方、今季は、各地で雪不足となっており、オープンできなかったスキー場もあると聞く。掲載した1枚目の写真は、2014年に信州霧ヶ峰で撮影したダイヤモンドダストとサンピラーであるが、もう見ることができないかもしれない。また、雪だけでなく雨も少なく、ダムの貯水率が低下している地域もあり、今後の水不足が懸念される。期待と不安が混じった「春」がそこまで来ている。

 さて、気が付けば今年は数えで61歳「本厄」。先日、東京都田無にある「田無神社」で厄除けのお祓いをしてもらったのだが、私にも、期待と不安が混じった「春」が待っている。春といえば、卒業や旅立ちの季節でもあるが、私においては、誕生日の前日である4月9日に28年間務めた会社を定年退職することにしたのである。
 2月16日から退職日までは、年次有給休暇の消化で、毎朝4時半に自宅を出て出勤してきた日々とも別れを告げた。まだ実感がなく、しばらくはのんびりと過ごしたいが、その後は、これまでできなかったことをやり抜く期間にしたいと思っている。
 ホタルの観察や昆虫、自然風景の写真撮影など、天候と休日の組合せによって貴重なチャンスを無駄にしてきたものが多い。これらを1つ1つ達成したい。また、ホタルの保全に関する講演会や勉強会の講師についても、これまでは日程的にお断りしたことも多かったが、今後は、ご要望にお応えできると思う。詳細はこちら「ホタルの講師派遣

 悔いのない人生と感じた時こそが「冬」から抜け出し「春」を迎えた時。そんな春を呼びたい。これも心構えと行い次第。日の出とともに新たな出発である。

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

ダイヤモンドダストとサンピラーの写真
ダイヤモンドダストとサンピラー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F2.8 1/640秒 ISO 100 +1EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ケ峰高原 2014.3.15 6:54)
大山千枚田の日の出の写真
大山千枚田の日の出
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/80秒 ISO 100(撮影地:千葉県鴨川市/大山千枚田 2018.3.25 5:50)
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