先日、友人を新型コロナウイルスで亡くしたため、あえて厳しい言い方をしたい。新型コロナウイルスの感染拡大の最大の原因は、国と外出自粛を無視する人々!
今日も出かけた人が大勢いる。ウィルスを感染させるのも、拡散させるのも「人」である。5/6までの一週間。不要不急の外出は控えて欲しい。たった一週間である。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、むかえたゴールデンウィーク。ニュースによると、各地の都心や観光地に人の姿は少なく、朝から閑散としている。高速道路は空いており、新幹線もガラガラ。ただし、JTBの調べによると旅行客が7割減ったとしても700万人以上が日本列島を移動することになるらしい。
身近な場所ではどうだろう?スーパーやDIYは家族ずれの買い物客で大混雑である。東京都内のパチンコ店では、今日29日も営業を続けている店があるという。朝から行列ができ、午前10時の開店とともに大勢の客が店に入っていく様子が映っている。また低山に登山者が集中しているともいう。本格的な登山は都県をまたいだ移動で感染を広める可能性がある上、遭難時の救助者への感染や切迫する医療への負担が多いために低山へ登山者が集中していると言う。
こんなニュースもあった。匿名の張り紙などで休業を求める行為が相次いでいるというのである。これは、インターネット上で「自粛警察」呼ばれている。この私的制裁は、他人の行動を監視する陰湿な行為であり、要請を遵守し法的に問題がないにも関わらず攻撃の対象となっている人々や店舗がある。「自粛警察」には賛同できないが、外出自粛に応じるつもりのない人々の存在が至る所で浮き彫りとなっているのも事実である。知事が来ないで欲しいといい、私の妹が暮らしている沖縄へ行った若者。空港でのインタビューに対して「広がるものは広がるし・・・」この言葉には愕然とした。バカ者!お前が広げる可能性はないのか?
3密ではなくても感染リスクはゼロではない。自身が感染したら、誰が病院を手配し、誰が治療してくれるのか分かっているのか?「暇だからパチンコ・・・」自粛できないならボランティアで病院の除菌清掃をすればいい。
私は、勤め先の指示により4月1日から特別休暇で自宅待機していた。正直なところ4月1日と4日は4時間ほど外出した。罪悪感を感じながら車で里山へ行き写真を撮って帰ってきた。その日以外は、国と東京都からの要請を守った。外出は早朝と夕方に愛犬の散歩で自宅周囲の一周と近くのコンビニへの買い物だけである。しかしながら仕事がインフラそのもので人手不足。4月27日から出勤要請があり、通常勤務である。今日29日は休みだが、勿論外出はしていない。明日は、朝5時半出勤で20時まで勤務。土曜日まで出勤である。連日自宅にいると、ルーティーンができて外出自粛も辛くなくなるが、出勤するとウイルスへの危機感も薄れ、以前と何ら変わらぬ様子で業務をこなす自分が恐い。デスクワークではないから毎日、一日中外に出て仕事をしなければならない。毎日40箇所以上のオフィスビルに入り、大勢と接しなければならない。コロナ患者が入院している病院に出入りすることもある。そうしなければ、仕事が成り立たない。いつ、感染しても不思議ではない状況だ。
帰宅すれば、気が緩む。正直なところ休日になれば出掛けたいと思う自分がいる。だから自粛を無視して出掛けたい気持ちは良く分かる。しかし、感染拡大を止めなければならない。癌の手術経験から私は感染すれば、たぶん死ぬだろう。狭い家だから、家族にも感染させるかもしれない。私は死んでもいいが家族は守りたい。だから休日は、外出自粛を守っている。だから、今を我慢する。GWは我慢する。
いつもなら楽しいゴールデンウィーク。今日も天気が良く、気温も20℃を越えて絶好のお出かけ日和である。私も、GWには多くの予定を立てていたが、すべて取り止めた。外出自粛である。外出自粛とは、家から出ないと言う事である。新型コロナに負けるな!とよく言うが、そうではない。「自分の甘えに負けるな!」である。
新型コロナウイルスの感染拡大は、今こそ全員が我慢しないといつまでも終わらない。
だから、休みの今日もHDに保存している過去に撮影した写真を1つ1つ見ながら未現像のものをピックアップしてみた。本来なら、新緑が美しい季節だ。この光景が、現地で見ることができないのは、
悲しい。ウィルスを感染させるのも、拡散させるのも「人」である。どうか一週間でいいから、我慢して欲しい!
お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、長辺が800もしくは1024 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。
新緑と渓流
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F25 1/5秒 ISO 200 +2/3EV(撮影日:2012.05.27)
コケと流れ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F25 0.4秒 ISO 200(撮影日:2012.05.27)
新緑と渓流
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F29 0.6秒 ISO 200(撮影日:2012.05.27)
新緑と流れ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F25 1/5秒 ISO 200(撮影日:2012.05.06)
新緑と滝
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F32 6秒 ISO 100 +1/3EV(撮影日:2016.05.15)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2020 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.