ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を48年研究し保全活動をしていますが、趣味で撮影した昆虫や
美しい自然風景写真も掲載しています。

ルリボシヤンマの静止飛翔

2020-09-13 12:17:07 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマの静止飛翔の写真を撮影したので掲載したいと思う。
 このブログは、基本的に「今日はこんな所に行ってきました」と過去に掲載した同じような写真を連ねる日誌のような記事は避けるようにしているが、ルリボシヤンマのオスにおいては複眼や体色に個体差があり、当地でのオスの撮影は初めてなので、記録として掲載することととした。

 ルリボシヤンマの青色型メスを引き続き探索するために前回と同じ湿地を訪れた。最盛期であれば多くの個体数が観察でき、また成熟・老熟によって体色に変化が あるかもしれないとの思いで2週間ぶりで3回目の訪問である。今回は、自宅を午前3時半に出発し、現地に6時半到着。気温は16℃で快晴。7時より湿地脇で待機した。
 早速オスが1頭探雌に現れた。前回同様に早い時間に現れるのは1頭だけで、しばらくすると飛び去ってしまったが、ルリボシヤンマにしては小型で黒っぽく見えた。8時を過ぎると湿地全体に朝陽が当たり始め、様々なトンボが姿を現す。今回はルリボシヤンマのオスが多く、予想通り最盛期である。5~6頭のオスがそれぞれの場所で探雌飛翔をし、時折、静止飛翔(ホバリング)するといった行動を繰り返していた。テリトリーに侵入してくるものは、どんなトンボであれ、すべて追い払っていた。
 この湿地でのルリボシヤンマの産卵場所は限られているため、各個体の体色も分かるような産卵の様子を撮影することはそれほど難しくはないが、まずはメスが飛来するのを ただひたすら待つしかない。メスは、多くのオスが飛び交う中、きわめて巧妙に飛んでくる。この日、メスが産卵のために初めて飛んできたのは8時半。複眼は少し青いものの、残念ながら目的の青色型メス(パーフェクト・ブルー)ではなかった。また隣接する湿地でも1頭が産卵していたが、こちらは複眼も茶色。その後はメスの飛来がなく、今回は2頭だけの観察で終わってしまった。

 ルリボシヤンマのメスの飛来を待つ間、目の前では私にとっては邪魔な存在のオスたちが、高速で相手を追従したかと思えば、これ見よがしに静止飛翔(ホバリング)を行っている。様々な地域でオスの静止飛翔を撮っているが、その様子を写すのは、じっと動かない昆虫や自然風景等の静止物の撮影と違って自身の撮影テクニックが試される。それについては次の記事で取り上げるとして、今回もルリボシヤンマの静止飛翔にカメラを向けてしまった。

 ルリボシヤンマの青色型メス探索に関しては、昨年は10月5日に同地域にて観察をしているので、まだチャンスがあるだろう。天候等に恵まれればもう一回訪れてみたいと思う。
 この日は午後から曇りのち雨という予報であったため、帰りの渋滞も考慮して正午には引き上げた。パーフェクト・ブルーに出会えなかった代わりに、私の顔と腕は日に焼けて真っ赤になった。

参照:ルリボシヤンマ 青色型メス探索

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ルリボシヤンマ(静止飛翔)の写真

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F8.0 1/1000秒 ISO 1250 -2/3EV(撮影地:長野県 2020.9.12 9:29)

ルリボシヤンマ(静止飛翔)の写真

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/640秒 ISO 1250(撮影地:長野県 2020.9.12 9:30)

ルリボシヤンマ(静止飛翔)の写真

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 1250(撮影地:長野県 2020.9.12 9:30)

ルリボシヤンマ(静止飛翔)の写真

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F8.0 1/1000秒 ISO 1250 -2/3EV(撮影地:長野県 2020.9.12 9:42)

ルリボシヤンマ(静止飛翔)の写真

ルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/800秒 ISO 1250(撮影地:長野県 2020.9.12 9:42)

ルリボシヤンマ(産卵)の写真

ルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F8.0 1/1250秒 ISO 1250 -2/3EV(撮影地:長野県 2020.9.12 8:31)

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カトリヤンマの交尾態

2020-09-06 15:57:22 | トンボ/ヤンマ科

 カトリヤンマの交尾態を撮影したので、9年間で撮りためた静止(枝止まり)、飛翔、産卵の写真の中から複眼の美しさに拘ったものをセレクトして、交尾態と併せて全12点を掲載した。

 カトリヤンマ Gynacantha japonica (Bartenef, 1909)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae) カトリヤンマ属(Genus Gynacantha)で、北海道南部から九州まで広く分布し、平地や丘陵地の細い流れや池沼、林縁の水田などに生息するヤンマで、初夏に羽化し、その後は雑木林の中で過ごす。夕暮れや早朝に飛びまわり、文字通り蚊や小さな昆虫を捕食。昼間は、薄暗い藪の中で木の枝にぶら下がって休んでいる。秋になり成熟すると産卵時期を迎え、メスは午後になると稲刈りが終わった水田の畔などの泥の中に産卵、オスは水田の上でホバリングする今が旬のヤンマである。
 カトリヤンマは、かつて普通に見られた種だが、圃場整備による水田の乾燥化や山裾の水田の放棄荒廃により、近年減少傾向が著しい。環境省RDBカテゴリにはないが、22の都府県でRDBに掲載しており、関東では東京都と千葉県で絶滅危惧Ⅰ類に、栃木県では絶滅危惧Ⅱ類に、神奈川県や静岡県では準絶滅危惧種に選定している。
 水田は元来、生物多様性に富み、周囲の環境とともに「里山」という豊かな生態系を維持する重要なもので、そこに生息するカトリヤンマは、ヘイケボタル同様に水田環境に適応した昆虫だ。彼らが絶えることなく生き続けているということは、今後の里山のあり方や稲作の農法を考える上での指針にもなる。

 カトリヤンマとの出会いは、今から44年前になる。その頃は一時期千葉県松戸市に住んでおり、近くには水田と雑木林があった。夕方、林縁を歩くと細いトンボがピョンピョンと跳ねるように飛んで枝に止まる姿が多く見られた。昆虫少年であったから、それがカトリヤンマであることはすぐに分かった。ヤゴを飼育し、自宅で羽化させたこともあった。その当時に写したポジフィルムも大切に保管している。
 30数年の時を経て、デジタル一眼レフで様々な昆虫の写真を撮り始めるようになると、カトリヤンマの美しい姿もデジタルで残したいと思い探索が始まった。インターネットの情報や写友からご教示いただいたこともあり、日本各地の多産地にて様々なシーンを撮ることができた。今回訪れた場所は、雑木林に足を踏み入れた途端に数十頭のオスが足元から飛び立つという場所。飛んでも、すぐに近くの枝に止まる。何だか可愛く思えてくる。オスの枝止まり写真は、これまで何度も撮っているが、完璧な美しさを撮れていないのでカメラを向けてしまう。将に撮り放題なのだが今回も50点。(本記事に掲載はしていない。)
 カトリヤンマは、薄暗い藪の中にいる場合は、ストロボを発光させて撮影することほとんどだが、ストロボ1灯では光の当て方が難しく、平面的で不自然な反射も目立ってしまう。かと言って自然光では複眼の美しさが際立たない。ストロボ光と自然光のどちらが良いかは撮影者自身の好みの問題でもあると思うが、図鑑写真でも生態写真においても、単なる記録(証拠写真)の範疇を越えて最高に美しい姿を写真に残すために色々と試行錯誤を繰り返していきたい。

 カトリヤンマの交尾態の撮影が今回の大きな目的。静止(枝止まり)、飛翔、産卵というシーンは撮影済だが、交尾態は未撮影。これまでに訪れた多産地においては目撃すらできていなかった。湿地や水田に隣接する雑木林や藪に容易に踏み込めないという環境が要因である。
 今回は、撮影には恵まれた環境であり、藪の中には午前7時頃から時間をおいて出入りしてみた。3回目では明らかに確認できるオスの数が減っていた。これは、高い位置でメスと交尾しているに違いない。そう思いながら枝をかき分けて進むと、2組の雌雄が交尾態のまま飛翔し枝に止まった。1組は見えない位置に止まり、もう1組は少々高い場所ではあるが、何とか撮影できる枝に止まった。これを撮るために来たので、冷静にカメラを向けてシャッターを切った。

 本記事では、カトリヤンマの様々な写真を羅列したが、生態における「羽化」というシーンがまだ写真として残せていない。トンボに限らず羽化の瞬間は、変態という奇跡の瞬間であり「旅立ち」というドラマチックなシーンでもあるが、ホタル以外の昆虫では、なかなか生態の各ステージを細かく捉える時間的余裕がないのが現状である。

 季節はもう9月。昆虫の季節は終盤である。今年は、ホタル以外の昆虫はトンボがメインでチョウ類はほとんど撮っていない。高知県にて「イシガケチョウ」を撮ったくらいである。ギフチョウやゼフィルス等、予定は色々とあったが、新型コロナウイルスと長梅雨の影響で断念せざるを得なかった。
 今後、9月は前々回の記事に掲載した「ルリボシヤンマ 青色型メス探索」を信州の同じ生息地にて引き続き行い、10月は、静岡県にて大陸からの飛来種であるスナアカネの産卵を確認し撮影すること、天候と気分・体力によって和歌山県にて「サツマシジミ」の開翅写真を撮ること、これら3つを目標にして本年の昆虫撮影を締めくくりたいと思う。昆虫撮影の後は、星空、紅葉、霧氷・・・自然風景の撮影に切り替えて行きたい。

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カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 内蔵ストロボ使用 / 絞り優先AE F5.6 1/5秒 ISO 400 +1/3EV(撮影地:千葉県 2016.8.06 10:11)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 内蔵ストロボ使用 / 絞り優先AE F5.6 1/30秒 ISO 400 -2/3EV(撮影地:千葉県 2016.8.06 10:14)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 内蔵ストロボ使用 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 400(撮影地:静岡県 2011.10.29 12:49)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F5.6 1/50秒 ISO 1250(撮影地:埼玉県 2019.9.07 12:44)

カトリヤンマ(静止飛翔)の写真

カトリヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/500秒 ISO 800 +1EV(撮影地:神奈川県 2016.10.23 13:06)

カトリヤンマ(静止飛翔)の写真

カトリヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.0 1/500秒 ISO 640(撮影地:神奈川県 2013.10.14 15:02)

カトリヤンマ(静止飛翔)の写真

カトリヤンマ(オスのホバリング)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.0 1/500秒 ISO 640(撮影地:神奈川県 2013.10.14 15:04)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(メスの静止)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/160秒 ISO 1250(撮影地:埼玉県 2019.9.07 11:47)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ(メスの静止)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 内蔵ストロボ使用 / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400(撮影地:愛媛県 2018.10.07 16:27)

カトリヤンマ(交尾態)の写真

カトリヤンマ(交尾態)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F8.0 1/50秒 ISO 400 -2/3EV(撮影地:埼玉県 2020.8.30 8:50)

カトリヤンマ(産卵)の写真

カトリヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 内蔵ストロボ使用 / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400 +1 2/3EV(撮影地:愛媛県 2018.10.07 15:47)

カトリヤンマ(産卵)の写真

カトリヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 3200 +1/3EV(撮影地:愛媛県 2018.10.07 16:22)

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ルリボシヤンマ 青色型メス探索

2020-09-01 22:08:48 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマの青色型メスの探索に今年も出かけた。

 ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea (Linnaeus, 1758)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ルリボシヤンマ属(Genus Aeshna)で、氷河期に繁栄し、その遺存種的に生息していると言われており、日本では寒冷な気候である北海道の他、本州、四国に分布する。主として高層湿原や林に囲まれた抽水植物が繁茂する泥炭質の小さな池沼などに多く生息している。丘陵地から低山帯の池沼など温暖な平地にも生息するが、数は少なくなる。
 オスは、成熟すると複眼は青色に、胸部の模様と腹部斑紋は黄色に変化し、腹部の第1節後半と第2節前半及び6(または7)~8節の斑紋が青色になる。メスは、複眼が緑色で胸部模様と腹部斑紋は黄色または淡緑色である。いずれも、地色の茶色味が強い。
 本種を含むルリボシヤンマ属では、メスの複眼と腹部斑紋の色がオスと同じ青色になる個体、いわゆる青色型(オス型)メスが出現するが、これらは地理的変異と言われており、オオルリボシヤンマでは兵庫県と新潟県で撮影し、マダラヤンマは長野県で撮影している。ルリボシヤンマの青色型メスは北海道で稀に見られ、本州においては中部山岳地帯において極稀に確認されると言われているが、ここ数年、様々な地域で探索していても、完全に青色型と言えるメスを見つけることが出来ていない。
 昨年は、岐阜県にある高原(標高1,400m)の湿地で「ルリボシヤンマ 青眼型メス」を撮影し、その後、長野県の池(標高1,600m)で青色型メスの手がかりを得て今年に期待したのだが、先週末に行って見ると、災害によって林道がかなり手前から当面の間通行止めということで、その池での今年の探索は断念せざるを得ない状況。仕方なく、これまでに立ち寄ったことがない湿地(標高1,450m)に変更し、2週続けて探索を行った。

 朝5時過ぎから湿地で待機していると、6時になって1頭のルリボシヤンマのオスが探雌に現れた。気温18度。湿地にはまだ朝陽が当たっていない。オスは、メスが産卵を行っていそうな場所を執拗に見回り、20分ほどすると林の中へ飛んでいった。その後オスが現れたのは、午前10時頃になってからである。
 メスが最初に現れたのは7時50分。次に10時近くに産卵のために飛んできたメスも複眼が青く腹部横の斑紋が薄い水色のタイプであった。腹部の第1節後半と第2節前半の斑紋が青色であれば、完全な青色型(オス型)メスであろうが、これらは岐阜県で撮影した個体よりも美しいという印象をもった。複眼と腹部の横の斑紋の色から、一応青色型メス(オス型メス)と言ってよいだろう。トンボ本来の色彩を写すためにストロボは使用せず、自然光のみで撮影した。最後に撮影したメスの複眼は緑色のタイプであった。比較のために、2014年に東京都内で撮影したノーマルタイプのメスの写真も掲載した。
 9月下旬頃までルリボシヤンマの産卵は続くので、老熟した個体の体色変化の観察及び完全な青色型(オス型)メスの探索のために、もう一度この地を訪れたいと思う。

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ルリボシヤンマ(青色型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青色型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/2000秒 ISO 1250(撮影地:長野県 2020.8.29 8:07)

ルリボシヤンマ(青色型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青色型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 2000(撮影地:長野県 2020.8.29 9:50)

ルリボシヤンマ(青色型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青色型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 2500(撮影地:長野県 2020.8.29 9:51)

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)の写真

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 640 +1EV(撮影地:長野県 2020.8.29 10:06)

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)の写真

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 200 -1/3EV Speedlite 550EX使用(撮影地:長野県 2020.8.29 10:34)

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)の写真

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 200 Speedlite 550EX使用(撮影地:長野県 2020.8.29 10:35)

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)の写真

ルリボシヤンマ(緑眼タイプのメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 400(撮影地:長野県 2020.8.29 10:51)

ルリボシヤンマ(ノーマルタイプのメス)の写真

ルリボシヤンマ(ノーマルタイプのメス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.0 1/400秒 ISO 2500(撮影地:東京都 2014.9.23 10:40)

ルリボシヤンマの生息地の写真

ルリボシヤンマの生息環境

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ネアカヨシヤンマの産卵(2020)

2020-08-02 21:03:12 | トンボ/ヤンマ科

 ネアカヨシヤンマの産卵は、今年は3年ぶりに7月19日に撮影を行ったが、かなり不満足な結果で終わっていたため、今回はリベンジである。観察の知見は見ていれば得られるが、「写真」は、ただ単に産卵している様子を収めれば良いというものではなく、対象となるもの(今回は、ネアカヨシヤンマ)の形態の特徴や色彩の美しさを確実に撮影することが私の目的である。
 ちなみにネアカヨシヤンマは、環境省カテゴリでは準絶滅危惧(NT)にランクされ、37の都府県RDBに絶滅危惧種として選定されており、東京都、神奈川県、千葉県、富山県、長崎県では絶滅危惧Ⅰ類、多くの県で絶滅危惧Ⅱ類としているヤンマである。

 8月1日。気象庁により関東甲信が梅雨明けしたと見られると発表された。去年より8日、平年対比11日遅い梅雨明けである。ようやく夏空が広がったが、この夏はいつもの夏と違う。新型コロナウイルスが再び猛威を振るっているからである。
 4月からの外出自粛、緊急事態宣言解除後は長梅雨。やっと梅雨が明けたと思ったら再び感染拡大。東京では1日の感染者が500人に近づく勢いで増えている。私個人の予定は、外出自粛と長梅雨で8割が消えてなくなった。これからと言う時に、またコロナである。にも関わらず経済優先の Go To トラベル・キャンペーン も行われている。観光地やアウトレットパーク等では3密そのものの光景が報道されており「新しい生活様式」は忘れさられている。
 今後、どのような状況になるのかは分からない。私のように東京に在住する者の外出自粛は各個人のモラルと言う事なのだろうが、月~金の仕事は勿論、休日においても「うつされない」事を確実に保証できるような行動をしなければならないのは言うまでもない。
 私はプロのカメラマンではないから写真撮影は趣味であり「遊び」と言われても仕方がない。ただ、私の写真撮影やホタルをはじめとする昆虫観察は、現地への行き帰りは「車」であり、現場においては一般的なレジャーと違って「人」と接することはない。月~金の仕事に比べれば危険度は「ゼロ」である。これが、せめてもの言い訳である。

 自宅から小一時間の距離にあるネアカヨシヤンマの生息地に9時半到着。濃い青空と浮かぶ白い雲が夏を思わせるが、池と湿地の近くは不快指数が極めて高く、すぐに汗が噴き出す。上空を飛んでいるオスの姿はなく、産卵に入るメスの姿もない。今年は、すでに終盤の予感もあるが、通常、メスが産卵をする時間帯は正午頃が多いので、汗を拭きながら池のほとりで待機である。撮影だけならば正午頃に来ればよいと思うが、早い時間帯から待機することには「観察」という意味がある。時間ごとにどんな行動を示すのかを見ることが重要なのである。
 10時過ぎから、雌雄ともに様々な行動を観察できた。そして、撮影目的である産卵は11時を過ぎたころから始まった。しかし、前回同様に木の枯れた梢で池の水面から2Mも高い場所での産卵。カメラからも5M離れているため、撮っても前回と同じ画像しか得られない。
 気温は33℃まで上昇。より一層耐えがたい空気の中でじっと待っていると、入れ代わり立ち代わりに飛来する数頭のメスの個体毎の性格も分かるようになった。うち1頭は、お気に入りの場所で1時間近くも産卵しており、別の個体は敏感ながらも撮影しやすい至近距離の朽ち木に止まって産卵をしてくれ、目的を達成することができた。どのメスの個体も老熟ではなかったが、1頭だけ現れたオスの個体は、翅が茶色になった個体であった。

 先に述べたように今年は新型コロナと長梅雨の影響で計画した予定がことごとく流れ、チョウ類に関しては全て未達成になっている。今後のコロナと天候状況を踏まえて、4年越しになるチョウの撮影を念頭に入れながら、やはり目的である美麗種であるトンボ、そして「8月のゲンジボタル」を紹介できるよう、感染拡大防止に留意しながら進めていきたいと思う。

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ネアカヨシヤンマの写真

ネアカヨシヤンマ(メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 2500 / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 11:18)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 2500 +1EV / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 11:43)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/200秒 ISO 2500 +1 1/3EV / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 11:45)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 2500 / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 12:17)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 2500 / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 12:17)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 2500 / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 18:18)

ネアカヨシヤンマの写真

ネアカヨシヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 2500 -2/3EV / Speedlite 550EX(撮影地:2020.8.02 11:11)

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ヤブヤンマの産卵(青眼メス)

2020-07-27 21:47:19 | トンボ/ヤンマ科

 このブログは、自然風景も昆虫でも「今年も会ってきました!」的な毎年同じような写真を「日誌」のように掲載することはしていない。ただし、昆虫においては、その生態に関する新たな知見が得られた場合や過去に掲載した写真に満足できていなければ、良い結果が紹介できるまで撮り直しを行い掲載している。自然風景でも昆虫でも「美しいものを 一番美しい時に 美しく写す。」をモットーにしている。この記事ヤブヤンマの産卵(青眼メス)も、撮り直した例である。
 ヤブヤンマのオスの複眼はマリンブルーに輝き、たいへん美しい。一方、メスの複眼は緑色のものが多いが、個体によっては青色を呈するものがおり、美しさの点で上であるから、美しいものを美しく残したい。産卵の様子は昨年の7月~8月に十分撮影し、本ブログ記事「ヤブヤンマの青眼メス」と「ヤブヤンマの産卵映像」に掲載し、複眼の色が青いメス(青眼メス)も撮ってはいるものの、手振れ補正がないレンズにも関わらず、三脚ではなく一脚での撮影で、多くがピンボケで証拠程度の数枚という結果であった。そこで、一年待ってのリベンジである。

 ヤブヤンマは6月中頃には羽化が始まり、産卵は6月下旬には始まるが、今年は長梅雨でなかなか天候に恵まれず、また他との予定の兼ね合いもあり、24日にようやく訪問となった。場所は、今年も自宅から車で20分の距離にある公園の小さく浅い池である。
 午前10時半に到着し撮影の準備をしていると、早速、ヤブヤンマのメスが現れ、ホバリングを交えながら産卵場所を探して飛翔。池の周囲には、産卵場所としては格好のコケが生えた岩がいくつもあり、案の定、それらに止まって産卵を開始した。産卵の時は神経質であり、不用意に近づくと産卵を止めて飛び去ってしまう。大切な産卵行動を邪魔しないためにも、300mmレンズで離れた所から撮影した。
 この日はヒメボタルの予定もあり、12時半頃には引き上げたが、2頭のメスの産卵をそれぞれ撮影できた。その内1頭は、複眼の色が「半分、青い」メスであり、昨年よりは美しく撮ることができたように思う。2頭ともに翅が痛んだ老熟に近い個体であった。子孫を残すために懸命に産卵をするメスたち。ファインダー越しに「頑張れ!」と「エール」を送った。長梅雨でなかなか「なつぞら」が見えず、このヤブヤンマの撮影後にヒメボタルの生息地に行ったが、発光飛翔が始まった途端に土砂降り。雨が止んだ時には発光飛翔時間が終了。一度もシャッターを切ることなく下山した。本来ならば心折れるところであるが、昼にヤブヤンマの青眼メスが撮影できたので、心は「まんぷく」である。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 2500 -2/3EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.24 11:13)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 2500 -1EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.2 11:34)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 2500 -1EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.24 11:46)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 2500 -1EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.24 12:05)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 2500 -2/3EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.24 12:06)

ヤブヤンマの写真

枝で休むヤブヤンマのメス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/800秒 ISO 2500 -2/3EV(撮影地:東京都 2020.7.24 11:54)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵(緑眼タイプ)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 2500 -1EV / Speedlite 550EX(撮影地:東京都 2020.7.24 11:08)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵(緑眼タイプ)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/30秒 ISO 2500(撮影地:東京都 2020.7.24 11:09)

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ネアカヨシヤンマ(産卵)

2020-07-19 20:36:33 | トンボ/ヤンマ科

 ネアカヨシヤンマ Aeschnophlebia anisoptera Selys, 1883は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)アオヤンマ属(Genus Aeschnophlebia)で、全体がずん胴型の大型のヤンマである。和名は、翅の付け根がオレンジ色であることと、ヨシ原に住むことに由来する。
 本州南西部(新潟・埼玉・千葉・茨城県より南西)、四国、九州に分布し、近くに林がある平地や丘陵地のヨシやマコモなどの生えた浅い池沼や湿地に生息するが、環境悪化や生息環境の減少により全国的に激減しており、環境省カテゴリでは、準絶滅危惧(NT)にランクされ、37の都府県RDBに絶滅危惧種として選定されており、東京都、神奈川県、千葉県、富山県、長崎県では絶滅危惧Ⅰ類、多くの県で絶滅危惧Ⅱ類としている。東京都内にも生息し、飛翔する姿は見られるが、間近で見られるのは1年に1度、あるかないかというほどである。

 ネアカヨシヤンマのオスは、2012年の8月に初めて撮影し、産卵の様子は2017年の7月9日に撮影しているが、産卵においては1頭の個体を写したのみで、しかも干上がった池の地面に止まり泥に産みつけるカットが5枚だけであった。その他の様子も撮りたいと思っていたが、その後なかなか予定が合わず、今年こそはと計画にいれてはいたものの、生憎の長梅雨で連日の雨。今年もダメかと諦めていたが、19日(日)は、朝から久しぶりの青空と太陽。迷わず撮影に向かった。5月末に高知県にてコフキヒメイトトンボとイシガケチョウを撮って以来のフィールドでの虫撮りである。
 これまでは自宅からおよそ110km離れた多産地で撮影していたが、今回は半分の距離にある多産地を訪れた。午前10時40分に到着すると、上空をオスのネアカヨシヤンマ5頭が飛び回り食事中であった。早速、カメラをセットし、過去にロケハン済である池に向かうと、既に1頭のメスが産卵場所を探して池上を飛んでいた。
 気温31℃、池の周囲は湿度が高く噴き出る汗をぬぐいながら待機していると、12時を過ぎた頃から2頭がメスが入れ代わり立ち代わり産卵に訪れるようになった。ただし、いずれの個体も水面から1m、時には2mも高い木の幹に止まっての産卵。岸辺の土手でもなく、すべて高い木の幹での産卵であった。連日の雨で池の水位が上がり、池に横たわる朽ち木が、ほとんど水没していたためかもしれない。ネアカヨシヤンマにとっては、その位置が産卵には最良だったのであろう。しかしながら、こちらとしては、ひじょうに撮影のしずらい位置であり、距離も遠い。また暗いこともあって、写真としては、2017年の写真と比べてストロボ臭い不満足な結果で終わってしまった。帰宅後のRAW現像時に気が付いたのだが、一本の木の幹に2頭が止まって産卵している様子が写っていた。(写真5)多産地ならではの、光景であろう。
 現地でお会いした方によれば、今年の羽化時期は早く、既に7月上旬に産卵のピークを迎えていたらしい。それでも、絶滅危惧種のネアカヨシヤンマに出会えたこと、更には過去とは違う産卵の光景を収めることができたので、無駄な一日ではなかった。チャンスがあれば、もう一度訪問してみたい。

 今週木曜日からの4連休は、ヒメボタルの観察と撮影を計画している。最低二か所、天候によっては初訪問の山地一か所を加えて、今年は映像を主として残したいと思っている。乞うご期待いただきたい。

参照:ネアカヨシヤンマの産卵 / http://www.tokyo-hotaru.com/blog/2012/08/post-819/

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ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / シャッタースピード優先AE F4.0 1/160秒 ISO 400 -1EV ストロボ使用(撮影日:2020.7.19 14:45)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / シャッタースピード優先AE F4.0 1/160秒 ISO 400 -1EV ストロボ使用(撮影日:2020.7.19 14:45)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.0 1/30秒 ISO 400 -2 1/3EV ストロボ使用(撮影日:2020.7.19 13:12)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.0 1/60秒 ISO 3200(撮影日:2020.7.1913:13)

ネアカヨシヤンマの産卵写真

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 3200(撮影日:2020.7.19 13:45)

ネアカヨシヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 ISO 3200(撮影日:2020.7.19 13:45)

ハグロトンボの写真

ハグロトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 400 -1EV(撮影日:2020.7.19 12:03)

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サラサヤンマの産卵

2020-06-03 14:51:01 | トンボ/ヤンマ科

 サラサヤンマ Sarasaeschna pryeri(Martin, 1901)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)サラサヤンマ属(Genus Sarasaeschna)のヤンマである。サラサヤンマは北海道から屋久島にまで分布し、丘陵地や低山地のほとんど水のない小さな湿地や休耕田などに生息しており、体長が6cm程で、ヤンマの仲間ではかなり小さい。関東では5月初め頃に羽化して、雑木林の中で過ごした後、成熟する5月下旬頃に湿地に戻ってくる。幼虫は、草に覆われた湿地内の、僅かに水の溜まった場所で、泥の上に落ち葉が堆積したような所で生活しているようであるが、まだ、生態の詳細は解明されてはいない。
 本種は、環境省RDBに記載はないが、東京都、神奈川県、群馬県、長野県のRDBで絶滅危惧Ⅰ類に、青森県、兵庫県、徳島県のRDBで絶滅危惧Ⅱ類に、千葉県、埼玉県、栃木県のRDBでは、準絶滅危惧種に選定している。里山の谷戸における湿地や休耕田が主な生息環境だが、里山そのものの消失、里山においても、放棄放置によって湿地や休耕田が乾燥状態になる等が減少の原因と考えられる。

 サラサヤンマは、ホバリング飛翔や静止写真においては、これまで何度も撮影し掲載しているが、産卵の様子は撮影できていなかった。産卵撮影が難しいという訳ではなく、産卵時期にスケジュールが合わなかったことが理由である。今回、ホタルの観察と撮影の前に時間ができたので、東京都内の生息地へと向かった。
 現地には11時半から待機。ヤナギと下草が茂る湿地で、ほとんど水はないが、起伏ある泥の表面は広範囲に見える。オスは探雌のために数頭が飛翔しており、ホバリングしたかと思うと、下草や低い位置の木の枝に止まって休んでいいる。
 12時を過ぎると1頭のメスがやってきた。地表近くを飛びながら地面に降りて、すぐさま朽ち木、少し移動して泥上で産卵を開始した。ヤンマの仲間では、オスがいない時間帯に産卵に訪れる種もいるが、本種においてはそうではない。ただし、晴れて気温が25℃以上と高くないと産卵に現れないようである。一か所で長い時間、産卵に集中することもあるが、落ち着きなくあちこちで短時間に産卵することもある。今回は、後者であった。14時まで待機したが時間切れ。メスは1頭しか現れず不満足な写真しか撮ることができなかった。チャンスがあればもう一度訪れたいと思う。
 以下には、オスのホバリングと静止、産卵、羽化後の写真を掲載したが、一枚目以外は、すべて東京都内の生息地での撮影である。尚、過去に撮影した写真も含んでいる。

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サラサヤンマの写真

サラサヤンマ(ホバリング)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F9.0 1/320秒 ISO 1600 +1 1/3EV(撮影地:高知県 2020.5.23 10:53)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマ(ホバリング)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 3200 +1EV(撮影地:東京県 2013.5.25 14:06)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマ(ホバリング)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F4.5 1/125秒 ISO 640 +1EV(撮影地:東京県 2013.5.25 14:01)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:東京県 2020.5.30 12:08)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/105秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:東京県 2020.5.30 12:34)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:東京県 2020.5.30 12:10)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/80秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:東京県 2020.5.30 12:11)

サラサヤンマの写真

サラサヤンマの羽化後
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/400秒 ISO 200(撮影地:東京県 2020.4.30 9:51)

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オオルリボシヤンマ(10月)

2019-10-07 20:34:00 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマの青メス探索後、標高1,400mの池に立ち寄ってみた。周囲の木々は色づき始めており、あと2週間もすれば紅葉の見頃になるだろう時期にも関わらず、オオルリボシヤンマが何頭も産卵中。他にキトンボ、ムツアカネも多数が産卵していた。
 キトンボ(この池での生息は初確認)は、今が最盛期と思われるが、過去にこの池でオオルリボシヤンマとムツアカネの産卵を撮影したのは、2016年8月20日。今回は一か月半も遅い。2017年の10月8日に新潟県の池でオオルリボシヤンマの産卵を撮影してはいるが、そちらの標高はおよそ300mしかない。標高の高い高原で10月になっても盛んに活動していることに驚きである。今年9月の平均気温は、平年と比較するとここ10年で一番高い。訪れた日も日本各地で30℃を越える真夏日となり、当地は正午で22℃。気候の変動が、昆虫の活動に与える影響は大きい。
 これまで何度も撮影してきた被写体及びシーンではあるが、記録として以下に掲載した。

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オオルリボシヤンマ産卵の写真

オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 500 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:24)

オオルリボシヤンマ産卵の写真

オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 1000 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:23)

オオルリボシヤンマ産卵の写真

オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 250 +1EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:32)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ(メスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 320 +1EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:33)

オオルリボシヤンマ(産卵)

キトンボの写真

キトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.10.05 12:07)

キトンボの写真

キトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 200(撮影地:長野県 2019.10.05 12:10)

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ルリボシヤンマ 青メス探索

2019-10-06 13:05:38 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマ 青メス探索で信州へ。

 ルリボシヤンマ 青眼型メスは、先月に岐阜県で撮影したが、胸部と腹部斑紋も水色になる完全な青色型のメスを撮りたい。ただし、すでに10月に入り中部山岳地帯におけるルリボシヤンマの発生は終わっているかもしれない。他の昆虫も含めて一枚も撮れない覚悟が必要。
 5日。午前2時に起床し自宅を2時半に出発。いつもなら前日の夜に出発して、現地または現地近くで車中泊するのだが、今回は行くことに迷いがあり、2時に起きることができたら向かうことにしたが、執念ともいうべきか、目覚まし時計の音ですぐに起き、無心のまま車を走らせた。
 目的である池(標高1,600m)に6時半到着。5年前の8月に2回訪れたことがあり、ルリボシヤンマの生息は確認済みだが、当時は青色型のメスの確認をしていなかった。おそらくここにいるに違いないと言う虫屋の勘での訪問である。気温10℃。寒い。紅葉も始まっている。池は日当たりが良く、8時過ぎには朝陽が当たり始めたが、トンボもチョウもいない。手がかじかんできたので、諦めムードで車内待機。
 9時。これでいなかったら帰ろうと池を覗くと、1頭のヤンマが池上に出た草の間から飛び出し、また降りて行った。産卵していたようだ。サイズはかなり小さく、複眼をはじめ全体的に黒っぽい。 車に戻ってカメラをセットし、再び池を覗くと、そのメスは林の中へと飛び去ってしまった。季節が進み、これだけ寒くても、まだいてくれたことが何より嬉しい。
 その後、3頭のメスを確認。1頭だけ撮影できたがノーマルタイプであった。最初に目撃したメスは、老熟のために黒っぽく見えたのだろうが、若い時期であれば、複眼と胸部、腹部斑紋も水色である可能性が高いように思う。来年は、この池に的を絞って個体数の多い発生最盛期に訪れたい。

 この日東京では30℃以上の真夏日。10月としては異例の暑さだが、標高1,600mの当地の気温は、10時で15℃。それでもアキアカネのペアがあちこちで産卵を始め、ルリボシヤンマのオスも5頭出てきた。ホバリングを交えながら、メスが産卵していそうな場所を丹念に飛び回り、時折、池畔の白樺に太い幹に止まって休む様子も見られた。オオルリボシヤンマのオスもそうだが、休憩時は小枝にぶら下がることはほとんどない。太い幹にべたっと止まることが多い。日中、ルリボシヤンマのオスたちは、かなり念入りにメスを探すが、オスが多く出てくると、メスは産卵にはやってこない。産卵は、オスがいない朝と夕方限定なのである。
 夕方まで待ってみようかとも思ったが、来年の再訪に期待し、お決まりのオスのホバリングを撮影して当地を11時過ぎに引き上げた。

 帰りがけに標高を200m下げた池に立ち寄ってみた。ここでは、オオルリボシヤンマが何頭も産卵中。他にキトンボ、ムツアカネ、オオアオイトトンボが多数、そしてキベリタテハも見られた。

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ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 160(撮影地:長野県 2019.10.05 10:40)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 160(撮影地:長野県 2019.10.05 10:40)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 1000 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.10.05 11:22)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 125(撮影地:長野県 2019.10.05 11:05)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 250(撮影地:長野県 2019.10.05 10:01)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 200(撮影地:長野県 2019.10.05 10:02)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.10.05 10:08)

紅葉の写真

紅葉
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F7.1 1/500秒 ISO 320(撮影地:長野県 2019.10.05 13:05)

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マダラヤンマの産卵

2019-09-22 20:44:16 | トンボ/ヤンマ科

 マダラヤンマの産卵を撮影することができたので、他のシーンと併せて紹介したい。

 マダラヤンマは、日本特産亜種であり、北海道西南部、東北地方全域と関東地方の一部、石川県、長野県に分布しており、ヒメガマ、ヨシなどの抽水植物が繁茂する池沼に生息するが、生息地は極めて局地的である。体長は約65~70㎜と小型だが、成熟したオスは腹部斑紋と複眼が瑠璃色となり、極めて美しいヤンマである。メスは、地色は淡い褐色で胸部と腹部には黄緑の紋があるが、複眼と腹部斑紋がオスと同じ瑠璃色になる個体もいる。  これまで、栃木県と長野県において、オスの静止、ホバリング、オス型メスとの交尾態は撮影しており、ブログ記事「マダラヤンマ」に写真を掲載しているが、マダラヤンマの産卵シーンは未撮影であり、今年の年頭に掲げた撮影目標の1つであった。

 二週連続の三連休。先週末は「ルリボシヤンマ 青色型メス」の撮影。マダラヤンマの産卵は、時期的に、この三連休(21~23日)に賭けるしかないが、何と先週中頃に台風17号が発生し三日ともに雨マークが・・・半ば諦めて迎えた週末土曜日。東京は曇りで、時々晴れ間。長野県は雨が降っていたようだが、最新の予報では翌日曜日は一日曇りで、降水確率は30%。GPV気象予報では、午前中は雲があまりなく、晴れ間が多い。どうやら、台風の進み具合が予報より遅いようである。これは、行くしかない。3年ぶりに長野県にあるマダラヤンマ生息地を目指した。  21日17時に自宅を出発。距離は200kmしかないが、午前3時に出発するのは辛く、お決まりの前日入り車中泊である。現地に一番近いSAに19時着。夕食を済ませた後、一本空けて熟睡。翌22日の5時半に再出発。マダラヤンマの生息地では6時から待機した。

 気温17℃。薄雲越しに差す朝日が弱く、なかなかマダラヤンマは姿を現さない。8時を過ぎるとようやく強い日差しが照り付け始め、それとともにマダラヤンマのオスたちが飛び始めた。長いホバリングを交えながら、ガマの茂みの中を飛び回る探雌飛翔を繰り返す。こちらは、メスが飛んでくるまでの間、オスのホバリング撮影を楽しむ。  何枚が撮っていると、ガマの茂みの中から交尾態が飛び出してきた。気づかないうちにメスは産卵にやってきていたのである。さすが、オスは目ざとい。運良く、近くの木の2mほどの高さに止まったので、交尾態も撮影。5分くらいすると連結がほどけ(その後もオスが仕掛けるが、メスが拒否)メスは池の方へ飛んでいき、枯れたガマの茎に止まって産卵を始めた。この大チャンスを逃さぬように慎重に近づいて撮影。  この日は、オス7~8頭。交尾態は3組を確認。オスの静止、ホバリング、オス型メスとの交尾態、そして目的であったマダラヤンマの産卵の写真を撮ることができ、今回は、産卵シーン以外は動画も撮影した。

 今回訪れた長野県の生息地(市の天然記念物に指定)は、トンボ屋にはよく知られた場所であり、毎年この時期には多くのカメラマンが集まるが、この日は知人I氏と二人だけ。(途中、一人来られたがすぐに帰られた)十二分に撮影を楽しんだが、生息地のほとんどは私有地であり、所有者のご厚意によって立ち入っての撮影が許されている。しかしながら、昨今、隣接するリンゴ畑で用を足すなど撮影者のマナーが悪く、来年からは一切立ち入ることができなくなるようである。ここのマダラヤンマは、この写真が最後になるかもしれない。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。また動画においては、Youtubeで表示いただき、HD設定でフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オスのホバリング) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 400 +1EV(撮影地:長野県 2019.9.22 8:39)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オスのホバリング) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 160(撮影地:長野県 2019.9.22 8:58)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オスのホバリング) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 1400 +1EV(撮影地:長野県 2019.9.22 8:40)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オスのホバリング) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 1250 +1EV(撮影地:長野県 2019.9.22 8:41)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オス) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 400 +1EV(撮影地:長野県 2019.9.22 8:42)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オス) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/1000秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 8:42)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オス) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/1600秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 8:44)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オス) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/800秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 8:47)

マダラヤンマの写真

マダラヤンマ(オス) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 400 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.9.22 10:03)

マダラヤンマ(交尾態)の写真

マダラヤンマ(交尾態) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 9:08)

マダラヤンマ(交尾態)の写真

マダラヤンマ(交尾態) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 9:20)

マダラヤンマ(交尾態)の写真

マダラヤンマ(交尾態) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 9:20)

マダラヤンマ(産卵)の写真

マダラヤンマ(産卵) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 9:26)

マダラヤンマ(産卵)の写真

マダラヤンマ(産卵) Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.9.22 9:26)

マダラヤンマ

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オオルリボシヤンマ/オスの飛翔行動

2019-09-16 09:53:15 | トンボ/ヤンマ科

 オオルリボシヤンマ Aeshna crenata Hagen, 1856 は、これまで日本各地で観察と撮影を行ってきたので、ここでオスの飛翔行動について少し触れておきたい。

 オオルリボシヤンマのオスは広い縄張りを持ち、その範囲をパトロール飛翔する。縄張り内に別のオスが侵入してくれば、追いかけまわし、追い出す様子はよく見かける光景である。また縄張り内にメスが飛来すれば、メスの近くを飛翔し、メスが産卵を始めると、近くでホバリングしながら待機している。この光景は、一見すると警護飛翔(自分と交尾したメスの産卵を警護する)にも見えるが、警護飛翔ではない。
 縄張りを形成するトンボでは、自分の縄張りに入ってきたメスと交尾し、縄張り内で警護しながら産卵させることが多く見られる。その場合、アカネ属に多いタンデム(直列連結)状態での連結産卵やオオシオカラトンボのように、オスが交尾メスのそばで飛翔または静止して産卵メスを見まもり、他のオスが来たらそれを追い払うといった警護である。これらの種は何故警護飛翔するのか?トンボは、最後に交尾したオスの精子と受精するため、オスは、交尾したメスを別のオスに取られないように守る必要があるからだと考えられている。
 トンボ類の中には、オスの警護なしに産卵する種も多い。オスがいない間にそっと訪れ、単独で産卵を行う。ギンヤンマを除くヤンマ科のメスに多く見受けられる。オオルリボシヤンマのメスもそうである。オオルリボシヤンマのオスは警護飛翔しているのではなく、隙があれば交尾をしようと待ち構えているのであるが、まずタンデムに至らない。メスは産卵を中断してオスから逃げる行動も見せる。同属のルリボシヤンマでは、産卵中のメスと連結し、強引に高い梢へと連れ去る様子がしばしば見るが、本種の場合は見たことがない。

 オオルリボシヤンマのオスは、人間でいえば、恋愛に対して慎重すぎる成熟の遅い奥手男子なのか、あるいはつきまとい・・・?では、効果的なアプローチを実践し交尾に至るのは、いつなのだろうか?また、圧倒的にメスの個体数の方が多いと思うのは私だけだろうか。今後も、じっくりと観察を行ってきたい。

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オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 800(撮影地:長野県 2013.8.10 9:51)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 640(撮影地:長野県 2013.8.10 9:51)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 640 +1 1/3EV(撮影地:長野県 2016.8.20 11:32)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/100秒 ISO 640 +1 1/3EV(撮影地:長野県 2016.8.20 11:32)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO 1000 +1/3EV(撮影地:新潟県 2017.10.08 12:03)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/320秒 ISO 3200 +2/3EV(撮影地:新潟県 2018.9.22 13:35)

オオルリボシヤンマの写真

オオルリボシヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F5.6 1/60秒 ISO 400 -2/3EV ストロボ使用(撮影地:東京都 2011.9.19 16:04)

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ルリボシヤンマ 青眼型メス

2019-09-15 10:32:21 | トンボ/ヤンマ科

 ルリボシヤンマ 青眼型メスを撮影したので掲載したい。

 ルリボシヤンマ Aeshna juncea juncea (Linnaeus, 1758)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ルリボシヤンマ属(Genus Aeshna)で、氷河期に繁栄し、その遺存種的に生息していると言われており、日本では寒冷な気候である北海道の他、本州、四国に分布する。主として高層湿原や林に囲まれた抽水植物が繁茂する泥炭質の小さな池沼などに多く生息している。丘陵地から低山帯の池沼など温暖な平地にも生息するが、数は少なくなる。
 オスは、成熟すると複眼は青色に、胸部の模様と腹部斑紋は黄色に変化し、腹部の第1節後半と第2節前半及び6(または7)~8節の斑紋が青色になる。メスは、複眼が緑色で胸部模様と腹部斑紋は黄色または淡緑色である。いずれも、地色の茶色味が強い。
 本種を含むルリボシヤンマ属では、メスの複眼と斑紋の色がオスと同じ青色になる個体がいる。青色型メスの出現は地理的変異と言われており、オオルリボシヤンマでは兵庫県と新潟県で撮影し、マダラヤンマは長野県で撮影しているが、(下記リンク参照)本種においては、ここ数年、極稀に確認されると言われている本州中部山岳地帯を中心に様々な地域で探索しても青色型メスを見つけることが出来ていなかった。

 今回訪れたのは、岐阜県にある高原(標高1,400m)の湿地で初めての場所である。木道が設置されているような高層湿原では、個体数が多くても池塘まで距離があるなどして、ほとんど撮影はできないので、今回は、寒冷地であり、尚且つ撮影のし易さで選定した。前日の21時過ぎに自宅を出発し、途中で車中泊。現地には6時半到着。朝の気温は14℃。快晴の澄んだ青空とススキの穂が秋を感じさせる。早速、高原の至る所を見て回る。ルリボシヤンマが一番好むであろう場所に狙いを定めて待機した。
 湿地も湿地脇の小さな池にも、まだ朝陽が当たっていない。オスの縄張り飛翔もなし。しかしながら、湿地脇の小さな池を見ると、すでに1頭が草の陰に隠れるように産卵中であった。時間は7時半である。ただし、この個体は、ノーマルタイプのメスであった。(写真6)
 8時半を過ぎると、湿地に朝陽が当たり始め、オスも次々に現れた。湿地上でホバリングを交えた縄張り飛翔や草陰を丹念に見て回る探雌飛翔を始めた。メスが飛んでくるのを待ちながらオスの飛翔撮影。ホバリングと言っても、飛翔移動中に1~2秒間静止するだけ。マニュアルフォーカスで素早くピントを合わせてシャッターを切った。
 まだ陽の当たっていない池を覗くと、こちらの気配で1頭のメスが飛び出した。そして、そのまま林の中へ飛んで行ってしまった。しかし、もう1頭が産卵中。よく見ると複眼が水色に見える。腹部第1節と第2節の斑紋も水色である。青色型ではないが、ルリボシヤンマ 青眼型メスの個体に出会うことができた。ストロボを焚いたものとノンストロボのカットを撮影。もっと別の角度から撮ろうとしていると、何とオスが現れ、交尾態となって林の高い場所へ連れ去ってしまった。
 その後、午前11時頃まで観察したが、10時を過ぎてオスが多数飛翔している時間帯になるとメスは全く来なくなった。オスが少ない朝方や夕方に、こっそりと産卵に来るようである。この日に確認したメスは、全部5頭。青眼型は1頭だけであった。

参照

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ルリボシヤンマ(青眼型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青眼型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:28)

ルリボシヤンマ(青眼型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青眼型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:29)

ルリボシヤンマ(青眼型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青眼型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:30)

ルリボシヤンマ(青眼型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青眼型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:31)

ルリボシヤンマ(青眼型メス)の写真

ルリボシヤンマ(青眼型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 3200(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:31)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(ノーマル型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 3200 -1/3EV(撮影地:岐阜県 2019.9.14 7:34)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(ノーマル型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/2000秒 ISO 400 -1EV(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:50)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(ノーマル型メス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/2000秒 ISO 400 -1EV(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:52)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 500(撮影地:岐阜県 2019.9.14 8:44)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/800秒 ISO 400(撮影地:岐阜県 2019.9.14 8:55)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/800秒 ISO 400(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:07)

ルリボシヤンマの写真

ルリボシヤンマ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/500秒 ISO 250(撮影地:岐阜県 2019.9.14 9:07)

ルリボシヤンマ(青眼型メス)

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カトリヤンマ(9月上旬)

2019-09-07 21:57:01 | トンボ/ヤンマ科

 カトリヤンマ Gynacantha japonica Bartenef, 1909 は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)カトリヤンマ属(Genus Gynacantha)で、北海道南部から九州まで広く分布し、平地や丘陵地の樹林にかこまれた汚染のない池、竹林、松杉がまばらに生育する河川敷の林、水田など里山的な環境の豊かな地域に生息するヤンマである。環境省カテゴリーに記載はないものの、東北5県、東京都、千葉県、富山県、石川県のRDBには絶滅危惧Ⅰ類、栃木県、新潟県、長野県、福井県のRDBには絶滅危惧Ⅱ類として記載されている。
 これまでオスのホバリングや日中のぶら下がり、青い複眼のメスや産卵の様子等、神奈川県、千葉県、愛媛県にて多く撮影してきたが、今回始めて訪れた場所にカトリヤンマが多く生息していることが確認でき、撮影したので紹介したい。

 9月7日(土)晴れ。翌日は、午後から台風15号が関東に接近する予報であるから、出かけるチャンス。今月一番の目標であるトンボを探索すべく、金曜の夜から信州に遠征とも考えたが、今週は仕事が超激務であったため、疲労困憊。信州遠征は今後の三連休に予定することにし、この日は、ゆっくり起きて一般道で隣県へ。現地には10時半に到着。目的はリスアカネの連結打空産卵の撮影であり、何十枚と撮影したが、昨今、こまめに動き回る被写体を撮っていなかったので勘が取り戻せず、ほとんどがピンボケと被写体ブレ。時間とともにペアがいなくなり撮影終了。
 台風13号のフェーン現象もあって気温36℃。池と湿地の周囲は湿度も高い。熱中症の危険を感じながら他の池や湿地を探索するため歩き始めると、小さな細いヤンマが目の前を横切って枝に止まった。カトリヤンマの羽化後間もないメスである。その後薄暗い藪の中へ分け入ると、地上から40~50cmの高さで下草の中を縫うように飛び回るオスを何頭も目撃した。どうやらメスを探しているようだ。時折、枝に止まるので、お決まりの静止写真を撮影。運が良ければ交尾態も撮れるかと期待したが、どのオスもメスを見つけることが出来なかった。また、根気良く探しては見たが、既に交尾態になっているペアも見つけることはできなかった。この日に見たメスは、すべて私の身長よりも高い木の枝に止まっていたが、オスは地面近くを探雌していたのが不思議である。
 まだ羽化後間もない未成熟個体もいるので、これからが旬であろう。他の予定とやりくりできれば、この場所でのカトリヤンマの行動を観察するべく再訪したいと思う。

 以下には、ストロボを使用した写真と自然光だけで撮影した写真を掲載している。昆虫写真では、基本的にストロボは使用しないが、複眼の美しいヤンマに限っては、ストロボを発光させた方が自然光よりも奇麗に撮れることから使用している。
 今回は、絞り優先AEでスローシンクロで撮っている。これは、被写体はストロボ光で、背景はスローシャッターによる長時間露光で標準露出となるため、背景が暗くなるいわゆるストロボ臭い写真にはならない。ただし、掲載写真のデータからも分かるように、1/25~1/50秒という低速シャッターになるので三脚が必須であるし、当然、静止しているような場面でしか使えない。動いている被写体の場合は、ハイスピードシンクロに切り替えて撮るが、いかにもストロボを使用した感じになってしまう。ちなみに使用しているストロボは、Canon スピードライト550EX である。

参照:カトリヤンマ(青眼メス)カトリヤンマ(産卵)カトリヤンマ(静止飛翔と産卵)

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/50秒 ISO 1250 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 11:37)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/40秒 ISO 1250 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 12:45)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.5 1/25秒 ISO 1250 ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 12:46)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.5 1/100秒 ISO 1250 -1/3EV(撮影地:埼玉県 2019.9.07 12:48)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマのメス(羽化後間もない未成熟)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/20秒 ISO 1250 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 10:53)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマのメス(羽化後間もない未成熟)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.0 1/60秒 ISO 1250 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 10:54)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマのメス(未成熟)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 2000 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 11:43)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマのメス(未成熟)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 2000 +1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 11:44)

カトリヤンマの写真

カトリヤンマのメス
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/160秒 ISO 1250 +1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2019.9.07 11:47)

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ヤブヤンマの産卵映像

2019-08-05 22:06:17 | トンボ/ヤンマ科

 ヤブヤンマの産卵映像を撮るために、先週と同じ公園の池に訪問。10時半に到着すると、ヤブヤンマのオスが探雌で飛翔中。メスが産卵していそうな場所を低空飛翔して丹念に探すが、メスの姿はなし。しばらくすると、池畔の木の枝に止まって休憩。多い時には3頭のオスが飛翔し、時折バトルになったり、枝に止まっているオスをメスと勘違いして捕まえようとする様子も見られた。
 メスが産卵に現れたのは12時過ぎ。池畔の大きな苔むした岩に止まって産卵。驚かさなければ、同じ場所で10分以上も産卵に専念している。目的は映像(動画)撮影であるが、まずは写真をきっちり撮っておきたい。一週間前は一脚でノン・ストロボ。画質的に満足できていなかった。その反省を踏まえて、今回は三脚・単焦点の300mmレンズに外部ストロボを補助光として使用した。
 メスは13時を過ぎると頻繁に産卵にやってくるようになり、4頭を確認。そのうち2頭は、複眼が青味がかったメスであった。雌雄ともに老熟した個体が目立つが、気温35℃の中、雌雄ともに頻繁に池を訪れて、産卵したり探雌行動を繰り返していた。産卵の映像は、トンボ類ではアオヤンマとムカシトンボも撮影しているが、脱皮や羽化も含めた生態の1シーンは、写真とともに貴重な記録になろう。今後は、映像も積極的に撮影していきたいと思う。ただし、手持ちの機材では掲載したフル・ハイビジョン映像が限界。4K8Kで撮れる機材が欲しくなる。

 池では、ヤブヤンマの他にオオシオカラトンボ、オオイトトンボの羽化個体や種類が特定できないトンボ科の羽化殻が多数見られた。また、ウラギンシジミ、モンキチョウ、カラスアゲハ等も飛んできた。こちらは、猛暑で体力低下。池に滞在して3時間半。買っていった900mlのポカリスエットを飲み干したので、撤収することにした。

 以下に掲載した写真と映像の構図はどれも同じようなものばかりであるが、これには理由がある。すべて岸辺から撮影しているからに他ならない。池は、人工池で水深は20cmほど。長靴を履いて池の中から撮れば、良い構図の写真も撮れる。ウェダースーツを履いて池の中に座り込めば、素晴らしい写真が撮れるかも知れない。しかし、池の中に生息するヤゴたちや他の水生生物を踏んで死なせてしまう恐れがある。だから、岸辺の踏み固められた場所から撮っている。
 この池でのトンボ撮影に限らず、花や自然風景写真の撮影でも同じ。当然、立ち入り禁止の場所には一歩でも足を踏み入れてはならないが、そうでない場所においても、観察を含めた自分の行為が、環境や生物に及ぼす影響を考えないといけないと思う。それを無視して得た記録や作品は、評価に値しないと思っている。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。ウェブブラウザの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorer等ウェブブラウザの画面サイズを大きくしてご覧ください。また動画においては、Youtubeで表示いただき、HD設定でフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。

ヤブヤンマ(オス)写真

ヤブヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/30秒 -2/3EV ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 12:33)

ヤブヤンマ(オス)写真

ヤブヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/13秒 +1EV ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 11:11)

ヤブヤンマ(オス)写真

ヤブヤンマ(オス)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/13秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用 (撮影地:埼玉県 2017.7.15)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/20秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 12:08)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 +1/3EV ISO 3200 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:05)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/20秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 12:10)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/30秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:24)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/50秒 -2/3EV ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:33)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/25秒 ISO -2/3EV ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:43)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/30秒 ISO 400 ストロボ使用 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:45)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F4.0 1/200秒 -2/3EV ISO 3200 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:28)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 3200 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:41)

ヤブヤンマの産卵写真

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F6.3 1/25秒 ISO 500 (撮影地:東京都 2019.8.04 13:39)

ヤブヤンマの産卵映像

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ヤブヤンマの青眼メス

2019-07-28 20:45:21 | トンボ/ヤンマ科

 ヤブヤンマの青眼メスを撮ることは、今年の年初に掲げた目標の一つであった。
 ヤブヤンマ Polycanthagyna melanictera (Selys, 1883)は、ヤンマ科(Family Aeshnidae)ヤブヤンマ属(Genus Polycanthagyna)で、オスの複眼はマリンブルーに輝き、たいへん美しい。一方、メスの複眼は緑色のものが多いが、個体によっては青色を呈するものがいる。その青眼メスを探して、昨年は多産地に何度も足を運んだ。青眼は個体変異であり、決して珍しいものではない。出会いは確率的なものであろうが、残念ながら、これまですべて緑眼タイプとの出会いで終了していた。
 さて、本年はなかなか梅雨が明けず、また週末はホタルの観察と撮影に時間を費やしたので、あっという間に7月も終わりに近づいてしまった。しかも、この週末は台風6号の接近が予想されていた。がしかし、予報が良い方に外れて土日ともに晴れ間が広がる天気。ヤブヤンマの季節はそろそろ終盤を迎えるが、何とか目標を達成したいと思い、まず土曜日は多摩西部の山間部の池に訪問。しかしながら、15時過ぎまで待ってもヤブヤンマはオスもメスも現れなかった。ちなみに池は、アカハライモリの楽園になっており、周辺の草むらには、まだオバボタルが見られた。
 続いて日曜。自宅から車で20分の距離にある公園に行って見ることにした。そこは初めてであるが、20年ほど前、その近くにヘイケボタルとスジグロボタルが生息する湿地の調査で訪れており、 周辺環境からヤブヤンマも生息しているだろうという予測での訪問である。12時過ぎに到着。森のはずれの小さな人工的な池。池は浅く深い場所でも20cmくらいで、落ち葉が堆積しており、周囲の石は苔むしている。早速、1頭のヤブヤンマのメスが池の上を飛んでいるのを発見。しばらくすると、あちこち移動しながら産卵を開始した。
 滞在した15時までに産卵に来たメスは全部で4頭。新鮮な個体から老個体までいた。その内1頭が、青い複眼のヤブヤンマの青眼メスであった。何枚も撮影したが、この日に持参したのは三脚ではなく一脚。愛用のレンズは手振れ補正などないため、悔しいことに多くがピンボケになってしまった。結果は、証拠程度の数枚ではあるがヤブヤンマの青眼メスを撮る目標は達成できた。また、自宅近くにヤブヤンマの生息場所があることが分かったのも嬉しい。スケジュール調整できれば、8月中に再訪して奇麗な写真に残したいと思う。
 滞在中は、時折オスも探雌のために池の上を飛翔。池畔の木の枝に止まったので撮影した。他に緑眼タイプのメスも撮影したので、以下に一緒に掲載した。次の週末は、奥日光で流星と天の川。 そして、金緑色に輝くゼフィルス。帰りがけにヤンマの予定。

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ヤブヤンマ(青眼メス)の産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 3200 -1/3EV(撮影地:東京都 2019.7.28 12:35)

ヤブヤンマ(青眼メス)の産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/60秒 ISO 3200 -1/3EV(撮影地:東京都 2019.7.28 12:35)

ヤブヤンマ(青眼メス)の産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/25秒 ISO 3200 -1/3EV(撮影地:東京都 2019.7.28 12:31)

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 3200(撮影地:東京都 2019.7.28 14:05)

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/80秒 ISO 3200 +1/3EV(撮影地:東京都 2019.7.28 14:27)

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400 -2/3EV ストロボ使用(撮影地:東京都 2019.7.28 12:04)

ヤブヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/30秒 ISO 400 ストロボ使用(撮影地:東京都 2019.7.28 12:59)

ヤブヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 ストロボ使用(撮影地:東京都 2019.7.28 13:01)

ヤブヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/40秒 ISO 400 ストロボ使用(撮影地:東京都 2019.7.28 13:03)

ヤブヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F5.6 1/5秒 ISO 400 +2/3EV ストロボ使用(撮影地:東京都 2015.7.21 13:03)

ヤブヤンマ(オスの静止)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/8秒 ISO 400 +2/3EV ストロボ使用(撮影地:東京都 2015.7.21 13:06)

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