ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を研究し保全活動をしていますが、様々な昆虫や美しい日本の四季
自然風景の写真も撮っています。

天の川を撮る

2018-09-12 20:11:48 | 風景写真/星

 天の川は、およそ2000億の恒星が集まって形成する銀河系(天の川銀河)のことであり、地球のある太陽系はその一部であるから銀河系を内部から見ることになる。天の川は、英語でMilky Way(ミルキーウェイ)と言われ、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯が印象的だが、これは太陽系から銀河系の中心方向をみた光景で、日本では春から晩夏まで見られる「夏の天の川」である。一方、冬になると銀河系の中心とは反対側を見ることになり、従って「冬の天の川」は雲状ではなく無数の星の帯として見える。

 星空の写真撮影はこれまでも時々行っており、天の川も、かつて宮古島でその一部を撮影していたが、今年は天の川を風景写真として撮ることを目標に取り組んだ。
 天の川を撮るには、まず場所と日時の選択、そして天候とのタイミングが重要である。街明りがなく星が綺麗に見える場所で、月が出ていない日を選ぶが、サラリーマンゆえに基本的に土曜日の夜にしか撮影できる日がないので、ひと月に1~2回くらいしかチャンスがない。しかも、夜間に晴れていなければならないので、条件が揃う日を待つしかない。
 本記事では、今年各地で撮影した写真の中から駄作ばかり5点を選んで掲載した。天の川を撮るために準備をして出かけて行って写したものもあるが、他の撮影で行った場所で、たまたま見えたので撮ったものもある。天の川そのものの撮影は簡単だが、天の川だけを綺麗に写しても風景写真としては物足りないことがよく分かる。その場での感動を写すことも大切だが、やはり事前にどのような絵を撮りたいかをイメージしておくことが必要だ。これらの経験をもとに、今後は「作品」になるように懲りずに挑戦したいと思う。

以下に、星空撮影において参考にしているサイトを紹介したい。

  • 国立天文台「今日のほしぞら
  • GPV 気象予報
  • 光害マップ
  • お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

    天の川の写真

    天の川
    Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 44秒 ISO 1250/ PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:新潟県十日町市 2018.4.21 1:50)

    天の川の写真

    天の川
    Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1250 +1EV(撮影地:山梨県身延町 2018.3.17 3:28)

    天の川の写真

    天の川
    Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 28秒 ISO 2000(撮影地:長野県松本市/乗鞍高原 2018.07.21 1:31)

    天の川の写真

    天の川
    Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1600(撮影地:岩手県二戸市/折爪岳 2018.07.14)

    天の川の写真

    天の川
    Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 800(撮影地:栃木県日光市 2018.3.10 21:36)

    ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

    東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント (2)

霧ヶ峰より天の川

2018-05-20 20:48:25 | 風景写真/星

 霧ヶ峰より天の川

 先月、新潟県の星峠にて水面に映る天の川を寝坊して撮り損ねた(星峠より天の川)ので、今回は長野県に向かった。しかしながら、風が強く水鏡が期待できず、場所を変更して霧ヶ峰の富士見台から撮影することにした。富士見台からは、水面に映る天の川を撮ることは勿論できないが、名前のように「富士山」を入れることができる。
 霧ヶ峰は、冬には霧氷の撮影で何回も訪れている場所。この時期の新緑も良いものである。萌黄色のカラマツに癒されながら、富士見台に19時に到着。残照で紅に染まる北アルプスと雲海。空には三日月。とても美しかったのだが、気温8℃。薄着で行ったので、寒さに耐えきれず撮影を断念。天の川の撮影に絞り、三日月が沈む22時まで車内で待機。21時半からセッティング開始。これまた残念なことに富士が雲で霞んで見えない。撮影中に一瞬でも見えることを期待して、22時から撮影開始。30秒おきに30秒の露光。90カットを撮影すると目の前に霧が立ち込めてきたので仕方なく終了。結局、富士山は写らず、天の川だけを撮った写真になってしまった。(条件が良ければ、写真1枚目に写っている左下の八ヶ岳、右下の南アルプスの間に富士山が見える。また、写真内の右上に明るく光る星は「木星」である。)
 撮影後は、そのまま車中泊。翌朝の気温は何と2℃。そして濃霧。ビーナスライン、八ヶ岳エコーラインを通って帰路に就いた。

 天の川や星空を綺麗に撮るには、月がない晴れた夜でなければならないが、撮影に行けるのが休日だけだから、チャンスは一ヶ月に一回あるかないかである。今回の写真も満足できる出来ではないので、またチャンスを待って挑戦しようと思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。また、下記の最後に掲載した動画は、今回撮影した天の川の他、これまでに撮影した星空の動画をまとめ、著作権フリーのBGMを付けて編集したものです。再生時はHD設定にしてご覧ください。

天の川の写真

天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1250(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2018.5.19)

天の川の写真

天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1250(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2018.5.19)

天の川の写真

天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / バルブ撮影 F2.8 35秒 ISO 1250(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2018.5.19)

天の川の写真

天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 31秒 ISO 1250(撮影地:長野県諏訪市霧ヶ峰 2018.5.19)

天の川(タイムラプス動画)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント

星峠より天の川

2018-04-21 20:14:06 | 風景写真/星

 星峠は、新潟県十日町市松代地域にある棚田で、大小様々な棚田およそ200枚が斜面に広がっている。 雲海が発生し、水鏡が輝く絶景スポットとして全国に知られており、筆者も2013年の5月に「水鏡の水田と朝霧」と「光芒」、2015年12月には「雪景色」を、2017年10月には「秋景色」撮影している。今回は、星峠から眺める天の川を計画した。

 棚田と天の川は、前回、千葉県の大山千枚田で撮影したが、街灯の明りで田んぼの水鏡に星空を映すことができなかった。そこで、今回は光害のない「星峠」を選んだ。ただし、棚田と天の川の位置関係が悪く、星峠特有の全景と天の川を一緒に写すことはできないことは、事前調査で分かっていたので、田んぼの水鏡に星を映すことをメインにした。
 現地には、残照で周囲が見える18時半に到着し、丹念にロケハン。その後、月が沈み、天の川が昇ってくるまで車内で待機したのだが、いつの間にか寝てしまい起きると午前1時半。天の川はすでに高い位置まで昇っている。急いで準備をし、気を取り直して撮影開始。いつものようにタイムラプス動画も作成できるようにインターバルで撮っていたが、どうも構図に納得がいかない。天の川が昇りすぎていて、17mmの広角レンズでは収まらない。寝坊したことと、フィッシュアイ・レンズを持ってこなかったことが悔やまれる。
 今回、23日午前3時頃にピークを迎える「こと座流星群」も期待したが、1つだけ火球が流れたもののフレーム外。筆者は、天体写真ではなく自然風景写真としての星空を撮ることを目的しているが、星空撮影は、初心者だけに、まだまだ課題が山積である。

 午前3時に星峠を引き上げ、その後、「儀明の棚田」「美人林」「中子の桜」を巡って13時に帰宅。順番に掲載したいと思う。

 

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

星峠より天の川の写真

天の川(星峠より)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 44秒 ISO 1250/ PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:新潟県十日町市 2018.4.21 1:50)

星峠より天の川の写真

天の川(星峠より)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1600(撮影地:新潟県十日町市 2018.4.21 2:55)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント

棚田と天の川

2018-03-25 22:06:21 | 風景写真/星

 棚田と天の川を撮るために千葉県鴨川市の大山千枚田へ。

 大山千枚田は、面積約4ヘクタールの急傾斜地に、階段のように連なる大小375枚の日本で唯一雨水のみで耕作を行っている棚田で、1999年に農林水産省の日本の棚田百選に認定されており、文化庁の文化的景観の保存・活用事業の対象地域になっている。また、2002年には千葉県指定名勝に指定されている。
 これまで何回も訪れているが、今回初めて星空、特に横たわる天の川と棚田を撮ろうと計画していた。構図の位置関係から3月下旬から4月上旬の間で月がない晴れた夜を待っていると、早速チャンスに恵まれた。現地には、24日の21時に到着。半月が真上に輝いていたが、午前0時過ぎには西に沈む。そして午前1時半から撮影を開始した。今回もタイムラプス動画作成用に30秒おきに30秒露光の写真を90カット撮影した、
 大山千枚田では、天の川が水の張られた田んぼへ映り込むことを期待したが、星のいくつかは映り込んだものの、棚田を照らす街灯による光害や棚田の位置関係から、天の川の映り込みは叶わなかった。しかしながら、東の空に横たわる天の川と棚田の様子は撮ることができた。
 まだまだ課題の多い星空撮影であるが、今後も様々な場所において、風景・光景としての作品を目指して撮っていきたい。尚、掲載のタイムラプス動画は、先週末に本栖湖で撮影した「富士と天の川」とともに編集した。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

棚田と天の川<の写真

大山千枚田と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000 / PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:千葉県鴨川市 2018.3.25 2:55)

棚田と天の川<の写真

大山千枚田と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1000 +2/3EV(撮影地:千葉県鴨川市 2018.3.25 3:20)

棚田と天の川<の写真

大山千枚田と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1000 +1/3EV(撮影地:千葉県鴨川市 2018.3.25 4:00)

大山千枚田と天の川(タイムラプス動画)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント

富士と天の川

2018-03-17 17:29:46 | 風景写真/星

 富士と天の川を撮るために本栖湖へ

 天の川は、およそ2000億の恒星が集まって形成する銀河系(天の川銀河)のことであり、太陽系はその一部であるから銀河系を内部から見ている光景になる。天の川は、英語でMilky Way(ミルキーウェイ)とも言われ、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯が特徴的だが、これは太陽系から銀河系の中心方向をみた天の川の光景で、いわゆる「夏の天の川」である。一方、銀河系の中心とは反対側を見た場合(冬の天の川)は、無数の星の帯ではあるが雲状ではない。今年、長野県の開田高原(開田高原の星空)と栃木県の戦場ヶ原(戦場ヶ原の星景)にて撮影したのは、冬の天の川である。
 冬の天の川も美しいが、やはり雲状の夏の天の川を綺麗に撮っておきたい。夏の天の川は、2月半ば頃になると午前3時頃から東の地平線から昇ってくるようになり、一か月ごとに昇ってくる時間が1時間ずつ早くなる。月明りや町等の光害が少ない晴天であれば、撮影することができる。できれば天の川だけではなく、絵になる風景として何かとセットで撮りたい。

 3月16日(金)雨。翌土曜日は新月で、天気予報も晴れであるが、撮影場所の決定には、何時から雨が止むかが重大な問題である。1時間ごとの天気予報とGPV気象予報をチェックしながら、急遽、山梨県の本栖湖に行ってみることにした。
 16日19時半。会社を退勤後、自宅には戻らずそのまま本栖湖へ直行。現地には22時半に到着したが、雨と霧。星どころか富士山も見えない。午前1時から晴れという予報を信じて仮眠。1時半に起きると、予報通りに晴れており、星が瞬いている。早速、撮影開始である。今回も、ソフトフィルターを使用してみた。30秒ごとに30秒露光を90カット撮影するようにタイマーをセット。気温がマイナス2℃であったから、後は車内で待機。インターバル撮影は、タイムラプス動画にし、またソフトフィルターを外して撮影したものも掲載した。個人的には、ソフトフィルターを付けない方が、シャープで良いと思う。ただ、この本栖湖では東方向に東京の街明りがあり、光害がまったくないわけではない。肉眼では天の川をほとんど確認することができなかった。写真ならではの光景であることを付け加えたい。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

富士山と天の川の写真

富士山と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1250 +1EV(撮影地:山梨県身延町 2018.3.17 3:28)

富士山と天の川の写真

富士山と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1250 +1EV(撮影地:山梨県身延町 2018.3.17 3:28)

富士山と天の川の写真

富士山と天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 1/640秒 ISO 1250 / PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:山梨県身延町 2018.3.17 3:19)

星空タイムラプス動画
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント

戦場ヶ原の星景

2018-03-11 20:24:18 | 風景写真/星

 戦場ヶ原の星景は、昨今、撮影した地域に比べて見える星の数が格段に多い。光害が極めて少ない範囲が広いため、東京都心から一番近い星景撮影や星の観測に適した場所と言えよう。奥日光を訪れた目的は、次項で紹介する「小田代ヶ原の霧氷」であるが、快晴無風の前夜に美しい星景撮影を楽しんだ。
 撮影日は、午前2時に東の空から月齢23.6の月が昇ってくることから「夏の天の川」の撮影は望めないため、月のない時間帯に北西の空に見える「冬の天の川」へカメラを向けた。今回、光の美しいにじみ効果を発揮するソフトフィルターを初めて使用してみた。星景写真では、ソフトフィルターで明るい星をぼかすことが良く行われているという。写真1と2がフィルターありで、写真3と4がフィルターなしである。
 ISO感度、絞り値、露光時間ともに同じであるが、それなりの効果は出ているように思う。フィルターなしの方はシャープな画像であり、星と共に星以外の風景を写し込むには良い。結果は、好みの問題であろう。今年は、星景写真の数を増やしていきたいと思うので、色々と学びながら挑戦していこうと思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

戦場ヶ原の星景写真

戦場ヶ原の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 800 PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:栃木県日光市/ 2018.3.10 20:41)

戦場ヶ原の星景写真

戦場ヶ原の星空(冬の天の川)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 800 PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:栃木県日光市 2018.3.10 20:51)

戦場ヶ原の星景写真

戦場ヶ原の星空(冬の天の川)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 800(撮影地:栃木県日光市 2018.3.10 21:33)

戦場ヶ原の星景写真

戦場ヶ原の星空(冬の天の川)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 800(撮影地:栃木県日光市 2018.3.10 21:36)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント

開田高原の星空

2018-02-04 16:54:09 | 風景写真/星

 開田高原は、長野県木曽町にある標高およそ1,200mmの高原である。御嶽山の麓、雄大な自然と懐かしい農村風景が広がり、「木曽馬とそばのふるさと」として知られている。
 開田高原は、先週に続き2度目の訪問である。前記事に記したように、先週は気温マイナス13℃の深夜に「木曽馬の里」で星空を2時間半かけて撮影し、日の出時刻には、2014年に噴火した御嶽山のモルゲンロートを撮影。その後、末川に移動して気温マイナス15℃の中、1時間かけて川霧と霧氷を撮影したが、これらすべての写真データが失われてしまったのである。今回はリベンジである。

 3日の15時に自宅を出発して、途中、諏訪湖SAで早めの夕食をとり、開田高原の「木曽馬の里」に18時に到着。天気予報もGPV気象予報でも夜半までは天気が良い。そして月が昇ってくるのは21時。まずは「星空」の撮影である。暗くなった19時から撮影を開始。当初、西側に雲が掛かっていたが、それも徐々に流れ、北西から南東にかけては、冬の天の川も確認できる。「木曽馬の里」の丘にある一本のコナラの木と組み合わせて撮影。地上の「生」の背後に広大な宇宙を表現できた。
 19時半からは、一番星が輝いて見えた南東の方角にカメラを据えて、30秒ごとに1枚ずつ、90分間のインターバル撮影を行った。その90カットは、一枚一枚丁寧に現像してタイムラプス動画にした。さらに過去に撮影して動画にしたものと編集し、著作権フリーの音楽を付けて掲載した。
 21時からは、昇り始めた月とコナラの木を撮影。先月31日は、貴重な皆既月食「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」であったが、この日は、月齢17.4との組み合わせ。まずまずの明るさで、コナラの木の影がくっきりと伸びた。しかしながら、なかなか良い構図が見つからず、また寒さに耐えきれず、中途半端で終了。星空が、綺麗に撮れたので良しとしたい。

 さて、翌朝は、一番の目的である「末川の霧氷」を撮るためにポイントに移動。先週は、両岸すべての草木が真っ白であったが、この日は、 気温がマイナス9℃までしか下がらず、霧氷は部分的にしか付いていなかった。予報では、深夜から明け方まで雪であり、それも期待していたが、まったく降らなかった。
 こうなると、余計に先週の写真データを失った悔しさを感じるが、仕方がない。マイナス15℃になる時を待って、再び訪れようと思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、横サイズは 1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの 画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。また、動画はHD設定でご覧ください。全画面表示でも綺麗にご覧いただけます。

開田高原の星空の写真

開田高原の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 15秒 ISO 800(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)

開田高原の星空の写真

開田高原の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1000(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)

開田高原の星空の写真

開田高原の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)

開田高原の星空の写真

開田高原の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 8秒 ISO 1000(撮影地:長野県木曽町 2018.2.3)

星空タイムラプス動画
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント (2)

富士山と星空(日周運動)

2018-01-15 19:22:55 | 風景写真/星

 富士山と星空は、昨年12月に精進湖と本栖湖から撮影しているが、今回は富士スカイラインの途中、標高約1,500mの富士2合目にある水ヶ塚より撮影した。
 ここは、星の日周運動撮影には欠かせない場所である。日周運動とは、地球の自転によって星が地球の周りを回るように見える見かけの運動のことであり、長時間露光(多重合成も含む)によって撮影すると北極星を中心に反時計回りで動く星の軌跡、いわゆる「星回し」を写すことができる。「星回し」は、2014年11月に別の場所で撮影し「富士山と日周運動」として掲載しているが、星は何とか写せたものの富士山が小さくしか写らず存在感のない写真であった。そこで今回は、宝永火口を眼前に、雄大に構える富士山を眺めることができる「水ヶ塚」を撮影場所に選んだ。

 星空を綺麗に写すためには、街や月の明りの影響をほとんど受けない場所と日時の選定が重要。「水ヶ塚」は光害がなく、この日の月齢は 25.9 で新月も間近。昇ってくるのも明け方なのでまったく問題はない。ただし、第一駐車場にはオレンジ色の照明灯があり、近くのT字路の道路照明、そして時折通る車のライトに気を配る必要があった。
 撮影そのものは、楽である。ピントを合わせて各種設定が終わったら、タイマーレリーズのボタンを押すだけである。後は、車の中で待機していれば良いのだが、今回は、車から遠く離れた場所で撮影したため、気温マイナス9℃の屋外で待機。およそ2時間で忍耐の限界を感じて撮影を止めた。

 撮影結果は以下に掲載した通りである。肉眼ではまったく見えない微かな光の星も、カメラはしっかりと捉えており、宇宙の広がりや神秘さを感じる。(富士の山頂辺りから天頂方向に「冬の天の川」も写っているのだが、写真の表現上、分りにくいものとなっている。)
 二枚目の写真は、星の日周運動の軌跡、いわゆる「星回し」の写真である。撮影した99カット(1時間36分)すべて合成するよりも、軌跡は短くなるが、富士山とのバランスを考えトリミングして16カット、時間にして15分ほどを重ねた。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

富士山と星空の写真

富士と星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000(撮影地:静岡県裾野市 2018.1.13 22:29)

富士山と星空(日周運動)の写真

富士と星空(日周運動)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000 × 16枚合成(撮影地:静岡県裾野市 2018.1.13 21:59~22:14)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) 2018 Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント (2)

富士と冬の星空(本栖湖)

2017-12-24 15:15:43 | 風景写真/星

 富士と冬の星空を撮りに、本栖湖へ。本栖湖は、2013年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして、世界文化遺産にも登録されている。また、本栖湖から見る富士山は、千円札の裏面に描かれていることでも有名で、富士山写真家の故・岡田紅陽氏(1895年-1972年)が撮影した写真「湖畔の春」をモデルにデザインされているが、今回は、冬の星空がメインで富士は脇役になって頂く。そしてタイムラプスが目的である。
 タイムラプスとは、一定間隔で連続撮影した静止画を、パソコンのソフト上で組み合わせることにより作成した動画で、長時間の事象の変化を短時間で表現できることが特徴である。いわゆる微速度撮影である。普通の動画や肉眼では見ることのできない世界を表現できる。前回の記事「冬の星空」において北極星を中心に回転する日周運動のタイムラプスを掲載したが、タイムラプスを目的に撮影したデータではなかったため、十分な表現にはならなかった。 そこで今回、初挑戦である。

 GPV気象予報では20時以降は快晴。月も20時には西に沈むので、条件としては申し分ない。本栖湖畔に18時半に到着。上空には薄い雲が広がっていたが、ゆっくりと東方向に流れており、西の空は快晴である。カメラをセットし、19時より撮影を開始した。絞りはF2.8の開放。ISO1000で20秒露光。30秒空けて、また20秒露光。この繰り返しで、171カット撮影した。それをすべて1枚の写真に合成したのが、1枚目の写真である。そして、その下がタイムラプスで、1時間22分の動きを11秒にまとめたものである。雲が流れて次第に星空が見えてくるのが分かる。
 次の写真とタイムラプスは、レンズをフィッシュアイに変えて撮影したものである。画質が劣っているが、プレアデス星団とベテルギウスの左側に薄っすらと「冬の天の川」が写っているので掲載した。今後も星空は撮影場所を変えて撮影していきたいと思う。またタイムラプスについては、星空に限らず、様々な風景を撮っていきたいと思う。

 2017年の写真撮影は、これで終了。本ブログでは、今年のベスト(昆虫編)と今年のベスト(風景編)を掲載して、本年を締めくくりたいと思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、横サイズの写真は 1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

富士と冬の星空の写真

富士と冬の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 20秒 ISO 1000 ×171カット合成 (撮影地:山梨県南巨摩郡身延町/本栖湖 2017.12.23)

富士と冬の星空(タイムラプス)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 20秒 ISO 1000 1時間22分 (撮影地:山梨県南巨摩郡身延町/本栖湖 2017.12.23)

富士と冬の天の川の写真

富士と冬の天の川
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / 絞り優先AE F2.8 15秒 ISO 1600 (撮影地:山梨県南巨摩郡身延町/本栖湖 2017.12.23)

富士と冬の天の川(タイムラプス)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE / バルブ撮影 F2.8 20秒 ISO 1600 42分 (撮影地:山梨県南巨摩郡身延町/本栖湖 2017.12.23)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント (2)

冬の星空

2017-12-19 22:40:46 | 風景写真/星

 冬の星空と題して、過去に撮影した写真を再現像して掲載した。過去に掲載した写真は、現像時に細かな調整をほどんど行わなかったので不鮮明な仕上がりであったが、今回は時間をかけて調整した。すると、たいへん薄いが、どの写真にも「冬の天の川」が写っていた。美ヶ原高原の写真では、すばるの上を横たわっており、西臼塚の写真では、北極星の右上に斜めに写っていた。
 今回は、タイムラプス動画も作成してみた。タイムラプス動画とは、一定間隔で連続撮影した静止画を、パソコンのソフト上で組み合わせることにより作成した動画で、長時間の事象の変化を短時間で表現できることが特徴である。富士の麓にて、北極星を中心に回転する日周運動を撮影した時のもので作成した。25分間の星の動きを8秒にした。

  冬は、明るい一等星が多く、様座な色の星やオリオン座やすばる等の星雲や星団もあり、空気も澄んでいるため、一年中でもっとも星空がきれいな季節である。これまで、星空はあまり撮影していなかったので、この冬は、「風景」としての星空を本格的に挑戦したいと思う。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

霧氷と星空の写真

霧氷と星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 15秒 ISO 1600 (撮影地:長野県松本市/美ヶ原高原 2011.11.25)

霧氷と星空の写真

霧氷と星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 15秒 ISO 1600 (撮影地:長野県松本市/美ヶ原高原 2011.11.25)

富士山と星空の写真

富士山と星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000 (撮影地:静岡県富士宮市/西臼塚 2014.11.24)

富士山と日周運動(タイムラプス)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1000 50カット多重(撮影地:静岡県富士宮市 2014.11.23)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.

コメント