ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態や生息環境を研究し保全活動をしていますが、様々な昆虫や美しい日本の四季
自然風景の写真も撮っています。

御射鹿池 夜の幻想

2018-08-28 20:03:58 | 風景写真/湖沼

 御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科にある小さな農業用ため池だが、私の叔父の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルにもなり、その幻想的な風景から、農水省により「ため池100選」にも選ばれている池である。様々なテレビ・コマーシャルにも登場し、昨今では全国から多くの観光客が訪れる観光スポットである。
 筆者は、四季を通じて何度も訪れており、その美しさを伝えてきたが、今回は、これまでに撮影したことがない光景を撮るべく、数か月前からこの日を心待ちにしていた。訪れた時間は、午後の3時。早朝は三脚組だけだが、この時間帯はスマホ組で三脚での撮影は筆者だけ。18時を過ぎると、誰もいなくなる。筆者にとってはこれからが勝負の時間であり、池湖で一人ひたすら時が来るのを待った。
 風景を目前に「時が来るのを待つ」のは、自然風景を撮影する醍醐味であるが、その「一瞬」が訪れないこともある。今回は、残念ながら玉砕。台風20号の影響で大気の状態が不安定。南からの湿った空気が八ヶ岳で厚い雲となり、期待した光景との出会いは叶わなかった。それでも、光景は「一期一会」でる。「夜の幻想」として掲載することにした。今回撮れなかった写真は、来月に再挑戦しようと思う。

 三枚目の写真は、言わば御射鹿池の「定番」。日が暮れる前に撮ったものである。真夏の濃い緑を映す水鏡が美しい。
 御射鹿池には、これまで駐車場はなく、池畔に5台ほどが止められる小さなスペースに止めていたが、 平成29年に「バス専用駐車場」および「普通車専用駐車場」が完備された。今までの迷惑な路上駐車がなくなったのは良い事だと思うが、 安全対策の「立ち入り禁止区域」が新設され、池畔で自由に撮影することが出来なくなってしまった。撮影は道路からの限られたスペースからとなる。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

御射鹿池の写真

御射鹿池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F1.4 6秒 ISO 800(撮影地:長野県茅野市 2018.08.25 19:18)

御射鹿池の写真

御射鹿池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / 絞り優先AE F2.8 30秒 ISO 1600 +1 2/3EV(撮影地:長野県茅野市 2018.08.25 19:36)

御射鹿池の写真

御射鹿池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/25秒 ISO 100 -1EV(撮影地:長野県茅野市 2018.08.25 17:04)

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自然湖

2018-05-13 16:29:33 | 風景写真/湖沼

 自然湖は、長野県木曽郡王滝村の山奥、木曽ひのきにかこまれた王滝川の上流部にある。1984年に起きたM6.8の長野県西部地震の時、御嶽山の一部が崩れて堆積したことでできた天然の湖だと言う。深い渓谷とともに、森が沈んでしまったので立ち枯れの木々が特徴になっている。

 私は、昆虫写真と自然風景写真を趣味で撮っている。昆虫写真は、撮りたいと思う昆虫との出会いまでに時間がかかり苦労することが多い。 前記事のギフチョウ/イエローバンドは、出会いに「感動」し、手を震わせ心躍らせながら撮影した。
 一方、自然風景は、被写体が「個」ではない。個々が集まって形作った景観である。その景観を撮ろうとした時、「インスタ映え」するかどうかではなく、その景観の美しさや「感動」を写そうとしているが、実際は、単に写真を撮るという技術者であることが多い。
 4月の新潟遠征では、有名な景勝地ばかりを巡った。撮影場所が限られるので、いわゆる定番写真ばかりである。構図、露出を考え、シャッター・チャンスを狙って撮るから、その日その時の「美しさ」は伝わるかもしれないが、いずれも単なる「記録写真」である。昆虫であれば「生態写真」として生態学的に貴重な「記録」にもなるだろう。しかし自然風景では「記録」にしか過ぎない。ここに掲載したゴールデンウイーク中に撮影した自然湖や周囲の自然風景も、まだまだ「記録」である。なぜなら、私自身に「感動」が足りないからである。

 「感動」とは、大辞林によれば「美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け、心を奪われること。」とある。しかし、ただ美しいものや素晴らしいことに接しただけでは、感動は生まれない。感動というのは、受け取るものではなくて、その対象に対して入り込んで行かなければ生まれない。例えば、ベートーベンの交響曲を演奏したとする。音楽そのものが芸術品である。演奏者は、その曲に対して入り込んで行く。聴衆も、ホールに響く音楽に入り込んで行く。そして感動が生まれる。
 自然風景を撮ろうとした時、自然風景に入り込んで一体化する必要がある。その一体化した短い時間に、自然風景はその人だけに、その秘密を解き明かせてみせるのだと思う。 そして自然という芸術と対峙し、自分は一体何を感じ、何を伝えたいのかを明確に認識すること、そしてその抽象的で漠然とした感覚を「写真」というものに具体化することで、感動が表現できる。勿論、写真を見て頂ける方の感覚は千差万別で、撮影者の感じたことが、そのまま伝わるとは限らないが、少しでも何かを感じていただけるように自然と向き合っていきたい。

お願い:なるべくクオリティの高い写真をご覧頂きたく、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

自然湖の写真

自然湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/5秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県王滝村 2018.5.04)

自然湖の写真

自然湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/8秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:長野県王滝村 2018.5.04)

しだれ桜の写真

しだれ桜
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F11 1/10秒 ISO 100(撮影地:長野県木曽町 2018.5.04)

葉桜の写真

葉桜
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F4.5 1/640秒 ISO 200(撮影地:長野県白馬村 2018.4.29)

新緑の写真

里の新緑
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 1/1000秒 ISO 200(撮影地:長野県白馬村 2018.5.04)

新緑の白樺の写真

新緑の白樺
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 1/500秒 ISO 200 +2/3EV(撮影地:長野県白馬村 2018.5.04)

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四万ブルー

2018-04-30 17:47:27 | 風景写真/湖沼

 四万ブルー(Shima Blue)とは、群馬県中之条町を流れる四万川の水の色のことで、この地を訪れた全ての人が驚くという。特に四万温泉の最奥にある周囲約4Kmの人造湖「奥四万湖」の青い湖面には息をのむ。湖の透明度の高さによって青い光が水の奥底まで届くことで、赤い光が吸収され青が際立つという説や、アロフェンという物質の微粒子が乱反射するという説など諸説あるそうだが、これまでの様々な検査や研究によっても決定的な結論が特定されていないことから“奇跡の四万ブルー”とも呼ばれている。

 四万ブルーを撮るため、3年連続3回目の訪問だが、今回は「時間制限付き」。当初の計画では、GW後半に長野県の白馬村でのチョウの撮影をメインにし、続いて奥四万湖を早朝からゆっくりと撮影する予定であったが、天気予報ではGW後半は雨からのスタート。GW前半は、撮影以外の予定で埋まっていたが、一部予定をずらして、急遽1日で奥四万湖と白馬村を廻る強行軍に変更。東京を28日の22時半に出発し、奥四万湖に29日の午前0時半着。仮眠後に4時半から5時半までの1時間だけの撮影である。
 自然風景の撮影を短時間で済ませば、良い作品など到底できるわけがないが、奥四万湖では撮る場所と景観は、予め2か所と決めていた。過去にも撮影した同じ場所ではあるが、気象条件としては一番良く、無風で湖面は一切波立つことがなかった。朝日が差し込めば、もっと美しい光景になったのだろうが、時間切れ。この光景も期限付き。ダムから放水が始まれば見ることができない。 是非、“奇跡の四万ブルー 青の絶景” を過去に撮影した写真(下記参照)とともにご覧いただきたい。

参照(当ブログ記事)

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四万ブルーの写真

四万ブルー
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)

奥四万湖の浮島の写真

奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1秒 ISO 100 +1 1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)

奥四万湖の浮島の写真

奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 2秒 ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)

奥四万湖の浮島の写真

奥四万湖(浮島)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 0.5秒 -1/3EV ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)

奥四万湖の新緑の写真

奥四万の新緑
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 0.3秒 -1EV ISO 100(撮影地:群馬県中之条町 2018.4.29)

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太田切池

2018-01-24 19:47:46 | 風景写真/湖沼

 大田切池は、東京都町田市と八王子市の市境の尾根筋に2004年に開園した都立「小山内裏公園」内にある小さな池である。 昭和60年頃に周辺の宅地開発に伴い、大雨のときの水量調節のために谷戸を流れる大田川をせき止めて造られた人工の池である。ちなみに、「大田切」とは「大田川が切れるところ」を意味しており、この辺りの谷戸が大田切谷戸と呼ばれていたことから名付けたという。「大正池」に似た印象的な立ち枯れは、川岸の杉の木が池の中に没してしまったためにできたものらしい。

 2018年1月22日。南岸低気圧の影響で、東京都心でも積雪が20cmを超える4年ぶりの大雪となった。東京は、雪に弱い。数年に一度あるかないかであるが、降雪のピークが帰宅時間帯と重なり、交通機関に大きな乱れが出た。筆者は、車通勤であるが、帰宅時に首都高・山手トンネルの渋滞にハマった。19時半頃、西新宿ジャンクションでトレーラーが上り坂でスリップして立ち往生したのをきっかけに激しい渋滞が発生。渋滞は最大でおよそ10Kmにわたり、午前5時半頃に解消するまで10時間以上続いたのである。
 東京では、道路に雪が積もってもノーマルタイヤで走行する車が多い。結局、ほとんどが坂道で立ち往生し、車線を塞いで渋滞。事故も多い。東京であっても、冬はスタッドレスタイヤを履くか、常にタイヤ・チェーンをトランクに入れて置く必要があると思う。(筆者は、この時期は写真撮影のために降雪地域へ行くので、冬はスタッドレスタイヤを履いている。)

 さて、掲載した写真は2011年に撮影した雪景色の大田切池である。この時は大雪ではなかったが、東京も真っ白に覆われた年であった。運良く休日前に降ったので、自宅から30分程で行ける大田切池に早朝駆け付けて撮ったものである。東京に降る雪は、大混乱を引き起こす半面、東京の景色を別世界の光景に変える。
   参考までに、初夏に撮影した大田切池の光景も掲載した。

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大田切池(雪景色)の写真

大田切池(雪景色)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F13 1.6秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:東京都町田市 2011.2.12 6:30)

大田切池(雪景色)の写真

大田切池(雪景色)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F13 30秒 ISO 100(撮影地:東京都町田市 2011.2.12 6:14)

大田切池(雪景色)の写真

大田切池(雪景色)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F13 2.5秒 ISO 100 -1EV(撮影地:東京都町田市 2011.2.12 6:29)

大田切池(立ち枯れ)の写真

大田切池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F11 30秒 ISO 100 (撮影地:東京都町田市 2010.05.29 4:35)

大田切池(立ち枯れ)の写真

大田切池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F11 15秒 ISO 100 (撮影地:東京都町田市 2010.05.29 4:44)

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湯西川湖の水没林

2018-01-02 19:01:05 | 風景写真/湖沼

 湯西川湖の水没林(栃木県日光市)に2018年最初の撮影地として訪れた。前記事で記した今年の撮影目標にはないが、 天候等でチャレンジできない場合の代替スケジュールである。
 鬼怒川や利根川下流域の急速な都市化・ライフスタイルの変化に伴う水需要が急増に応えるとともに、流域を洪水の被害から守るために、鬼怒川上流のダム群の一つとして2012年に完成した湯西川ダム。それによって湯西川の下流域の集落と山林が水没した。今では、湯西川ダム湖の貯水率によって見え隠れする白くなった立ち枯れの木が面影を残すのみである。
 かつて湯西川温泉に二回ほど宿泊したことがあるが、その時には湯西川ダムはなかった。ダムの建設に関わる政治・経済に関して写真を通じて物申す気はない。天狗岩大橋から眺める水没林の光景は、昨今では有名らしくインターネットで検索すると多くの写真が表示されるが、ダム湖によって水没した林という特異な景観を見て、私は何を感じどのように表現できるのか、 その挑戦のために向かった。

 元旦の18時半に現地に到着。すっかり暗くなって水没林を肉眼で確認することはできないため、小雪舞う中、数枚を撮影して湯西川温泉駅の「道の駅」で車中泊。翌5時半に現地に向かい、再度撮影開始。折しもスーパームーンで大きな月が輝いていたのだが間に合わず、スーパームーンに照らされる水没林を撮ることは出来なかった。代わりに長時間露光で、暗く青い湖面と、まるで霧氷が付いたかのように白化したカラマツを写した。
 早朝5時半。時間が経つにつれ空が白み始め、朝日が上空の雲をオレンジ色に染め始めた。立ち枯れの木をシルエットにして、その雲が湖に反射し、さざ波が黄金色になって目前に広がった。水没林は、ダムの貯水率が高かったために少ししか湖面に現れていなかったので、構図的には物足りなさを感じていたが、思わぬ光景にシャッターを切り続けた。将に、風景は「一期一会」である。おそらく、この光景は二度と目にすることはないだろう。
 上高地の大正池などの天然の立ち枯れとは違って、人為的に水没して立ち枯れた様子を見ていると、どんなに彩が加わっても、美しさではなく、その沈黙の佇まいにもの悲しさを感じざるを得なかった。

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湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 15秒 ISO 800 +2/2EV(撮影地:栃木県日光市 2017.1.1 18:40)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F4.0 15秒 ISO 100(撮影地:栃木県日光市 2017.1.2 6:42)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 5秒 ISO 100 -1EV(撮影地:栃木県日光市 2018.1.2 6:35)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/10秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:栃木県日光市 2018.1.2 6:59)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/25秒 ISO 100 -1 2/3EV(撮影地:栃木県日光市 2018.1.2 7:09)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/25秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:栃木県日光市 2018.1.2 7:11)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 3.2秒 ISO 100(撮影地:栃木県日光市 2018.1.2 6:48)

湯西川湖の水没林の写真

湯西川湖の水没林
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 5秒 ISO 100 -1 1/3EV(撮影地:栃木県日光市 2017.1.2 6:43)

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御射鹿池

2017-05-10 23:04:26 | 風景写真/湖沼

 御射鹿池(みしゃかいけ)

 御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある小さな農業用ため池で、 酸性が強く生物は棲息していないが、その幻想的な風景から、農水省により「ため池100選」にも選ばれており、私の叔父の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルになった池である。
 東山魁夷画伯は、次のように語っている。
「一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った・・・そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトの 「ピアノ協奏曲23番の第二楽章」k488の旋律が響いているのを感じました。おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。」

 写真は写実なので、抽象的な表現はできないが、私が風景写真の奥深さを知るきっかけとなった光景である。撮影は2010年で、ブログには何回が掲載しているが、今回、RAWデータを何度も現像し直した。過去に掲載した写真とは違った印象になったので再掲載することにした。

お願い:写真は、正確にお伝えすべく、すべて1024*683 Pixelsで掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

御射鹿池の写真

御射鹿池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F11 25秒 ISO 100 -1EV(撮影地:長野県茅野市 2010.6.20 4:29)

御射鹿池の写真

御射鹿池
Canon EOS 7D / SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM / 絞り優先AE F11 4秒 ISO 200 -1EV(撮影地:長野県茅野市 2010.6.20 4:26)

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奥四万湖

2017-04-30 16:51:49 | 風景写真/湖沼

 奥四万湖は、群馬県中之条町四万温泉の最奥にある、四万川が四万川ダムによって堰き止められてできた人造湖で、透明度の高いコバルトブルーの湖水が美しい。また、奥四万湖には「浮島」と呼ばれている特有な景観がある。ただし、浮いているわけではない。いわゆる中州で、雪解け水等が流れ込んで水位が上がることで見られる。新緑の時が一番美しいが、それは、農作業のためにダムから放水するまでの期間限定の光景である。

 奥四万湖には、昨年5月15日に訪れて撮影し、過去のブログ記事に掲載(参照)しているように、昨年は曇り空であったため、柔らかい光がまわって、新緑の浮島全体はそれなりに美しい光景として残せたと思っているが、今回は、その時に不満足な結果に終わっていた光景の撮り直しである。
 ゴールデンウイーク初日の29日、午前中は自宅PCで仕事を片付け、16時半に出発。30日に出ても良いのだが、早起きが辛いので前日に現地入りし、得意の車中泊とした。現地近くの駐車場には20時半に到着。とりあえず寝て、明朝4時からセッティング開始。今回は快晴。今のところ無風で条件は良いが、気温4℃で寒い。厚手のコートを着ていても動かないから寒い。湖面の色の変化を見ながら、さざ波がない瞬間を狙って撮り続けた。4時半に最初のシャッターを切り、最後は7時半。少し雲でも浮いていてくれたら、もっと良かったのだが、昨年とは、雰囲気の違った絵になったので目的は達成した。
 今回は、木々が芽吹いたばかりで、まだ新緑には早かった。浮島は、昨年と違って朝日が差し込んで輝く瞬間もあったが、昨年の写真を上回る美しさではなかったので、この奥四万湖遠征は、以下の2枚が成果である。現地は8時に引き上げ、11時に帰宅した。

参照(当ブログ記事)

  1. 奥四万湖/浮島
  2. 奥四万湖/青の絶景

お願い:写真は、正確にお伝えすべく、1024*683 Pixelsおよび 582*800 Pixelsで掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

奥四万湖の写真

奥四万湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/8秒 ISO 100 +1/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2017.4.30 5:32)

奥四万湖の写真

奥四万湖
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 2.5秒 ISO 100 +2/3EV(撮影地:群馬県中之条町 2017.4.39)

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まいめの池~夏~

2016-08-17 22:46:26 | 風景写真/湖沼

 まいめの池は、長野県松本市安曇・乗鞍高原の中央部を占める一の瀬園地(標高1,500m)にある小さな池。昨年10月に紅葉を撮影し「まいめの池 ~紅葉~」として当ブログで公開している。今回は、風景を撮るのではなくトンボの撮影で訪れたのだが、駐車場から丘を登って「まいめの池」を前にした途端、 緑を映す水鏡の美しさに引き込まれた。まだ、水面には朝日が届いておらず、池からは少しだけ靄が湧き立ち漂っていた。爽やかな夏の朝の高原ならではの光景ではないだろうか。

 8月も後半になり、本年の撮影目標として昆虫も残り少なくなってきた。少しずつ自然風景の写真を加えながら秋を迎えたいと思う。

お願い:写真は、1024*683 Pixels で掲載しています。Internet Explorerの画面サイズが小さいと、自動的に縮小表示されますが、 画質が低下します。Internet Explorerの画面サイズを大きくしてご覧ください。

まいめの池

まいめの池
Canon EOS 7D / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F5.0 1/160秒 ISO 200 -1 1/3EV(撮影地:長野県松本市乗鞍高原 2016.8.14 6:15)

まいめの池

まいめの池
Canon EOS 7D / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F5.0 1/160秒 ISO 200 -1EV(撮影地:長野県松本市乗鞍高原 2016.8.14 6:17)

まいめの池

まいめの池
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F11 1/13秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:長野県松本市乗鞍高原 2018.8.26 6:22)

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モネの池

2016-06-05 14:54:49 | 風景写真/湖沼

 モネの池は、岐阜県関市板取の根道神社参道脇にある池。「モネの池」はあくまでも通称である。フランスの印象派画家、クロード・モネの連作絵画「睡蓮」のようであるから、そう呼ばれている。話題の場所ならば、一見の価値はあるだろうと訪れた。

 4日。午前2時半に自宅を出発し、中央道、圏央道、新東名、東海環状自動車道で岐阜入り。現地に午前7時に到着。池を覘いてみたが、正直言って、それほどの感動はなかった。澄んだ水の美しさは、富士の忍野八海の方が上である。ただし、スイレンやコウホネと鯉という色彩の組み合わせは、他では見ない。泳ぐ鯉が、動的でしかもバランスよく配置されるように待ちながら、池のほとりで2時間半の間、ひたすらシャッターを切った。
 掲載の写真は、絞りを開放近くにしたボケ味と遅めのシャッタースピードで絵画的なソフト感が出るように撮影した。現像ソフトで通常の調整はしているが、加工はしていない。

 「モネの池」を撮影後、名古屋の名城大学に移動し、15時から「日本色彩学会第47回全国大会」の特別企画『自然の光,人工の光』にて 講演を行い、夜は、興正寺に移動して交流会とホタル観賞会の解説を行った。
 その後、予定では大阪の三草山にヒロオビミドリシジミのリベンジに行くつもりであったが、天気が悪くて断念。20時半に名古屋を出発して自宅に向かった。この日の走行距離は、828kmであった。

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モネの池

モネの池
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.0 1/15秒 ISO 100(撮影地:岐阜県関市 2016.6.4)

モネの池

モネの池
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/20秒 ISO 100 1/3EV(撮影地:岐阜県関市 2016.6.4)

モネの池

モネの池
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.2 1/40秒 ISO 100(撮影地:岐阜県関市 2016.6.4)

まったく趣が違うが、富士の忍野八海で撮影した写真も掲載しておきたい。

忍野八海

忍野八海
Canon 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F3.5 1/5秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:山梨県南都留郡忍野村 2014.1.3)

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奥四万湖/浮島

2016-05-16 22:24:31 | 風景写真/湖沼

 「奥四万湖の浮島」は、浮島と呼ばれてはいるが、浮いているわけではない。いわゆる中州で、通常は水上に出ているから 木も生えている。しかしながら、雪解け水等が流れ込んで水位が上がる時期は、少しばかり水没する。それが、透明度の高いコバルトブルーの湖水との対比で、このような景観になるのだ。ただし、5月の中旬頃になるとダムから放水が始まり、水位が下がると単なる中州(陸地)になってしまうから、写真のような新緑とのコラボレーションは、10日ほどしか見られないのだという。まさに「奇跡の絶景」といえるだろう。

 奥四万湖を訪れたのは、この景観を撮るためである。四万川ダムの管理事務所によれば、16日に放水を始めるというから、この日が本年のラストチャンスであった。
 湖の周遊道路をあちこち移動しながらロケハンするが、木立が邪魔をして撮影ポイントはわずか数か所で、しかも木立の間から狙うしかないので、訪れた撮影者の構図は、皆、同じようなものになり得る。しかしながら、光景は刻一刻と変化する。一期一会なのだ。そして、その光景を情景として捉え、心に感じたものを写真に表現することが自然風景写真の真髄である。
 この日の天気はうす曇りで、光り輝く光景は期待できない。その代わりに、柔らかい光がまわって若葉そのものの美しさが際立ち、また、運良く一切波立つことのない湖面が、湖水の透明感をより一層引き出していた。その光景は、ファインダーを通してみても絵画的印象が強かった。写真は写実であり「現実を描く(写す)」ことだが、現実にあるものから美しさを見出し、「自らの目を通して何を感じたか」を描く(写す)という点では、絵画の世界の印象派(印象主義)に通じるものがあるかも知れない。
 目前の「奇跡の絶景」と対峙し何枚かの写真に収めた。勿論、モネやルノワールの芸術作品の足元にも及ばないが、「奥四万湖の浮島」の魅力は伝えられるだろう。

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奥四万湖/浮島

奥四万湖/浮島
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 0.6秒 ISO 100(撮影地:群馬県吾妻郡中之条町 2016.5.15)

奥四万湖/浮島

奥四万湖/浮島
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 0.5秒 ISO 100(撮影地:群馬県吾妻郡中之条町 2016.5.15)

奥四万湖/浮島

奥四万湖/浮島
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 0.3秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:群馬県吾妻郡中之条町 2016.5.15)

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